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33GT-R タイミングベルト交換

10万キロ前の定期交換でエンジン保護!!
ウォーターポンプ&周辺ゴム/パッキン類の同時交換は必須!

皆さんこんにちは!

エンジン内部のカムシャフトやクランクシャフトを連結して回転させているタイミングベルトは、走行距離が増えてくるとゴムベルトの劣化に伴う定期交換が必要になります。

これを放っておくと、突然エンジンブローなんてことに…

今回のGT-RはBCNR33型になります。

32,34の人気の影に隠れがちですが、「マイナス27秒のロマン」というキャッチフレーズの元、先代の32に比べてニュルブルクリンクのサーキットタイムを27秒も縮めた生粋のレーシングGT-Rであることに変わりはありません。

タイミングベルトはカムシャフトやクランクシャフトの回転周期を一致させている最も重要なベルトです。

このベルトが各プーリーを介して適切な動作周期を作り出すことで、エンジンの点火やバルブの開閉タイミングをずらすことなく正常なパワーを生み出す仕組みなんですね。

ベルト自体はゴム製なので、走行距離を重ねたり経年劣化によって傷んでしまいます。

万が一走行中にタイミングベルトが切れてしまった場合は、燃焼行程がずれてしまいエンジン内のバルブがピストンを叩いて即エンジンブローなんてことに(*_*)

タイミングベルトの定期交換は必須です。

早速タイミングベルトを外していきましょう。まずはクランク角センサーとファン/エアコン/パワステベルトを外して、クランクプーリーのボルトを外します。

RB26エンジンは、レーシングエンジンとして開発されているだけに、クランクシャフトを繋ぐプーリーは非常に強いトルクで締められているので、けっこうなチカラが必要です。

GT-Rに限らずタイミングベルト交換時には、他のファンベルトやエアコンベルト等のベルト類とウォーターポンプ、サーモスタットの同時交換をオススメしています。

いずれ劣化するパーツで同時脱着する部分だけに、ついでに交換のほうが工賃も節約できますしね(^_-)-☆

ウォーターポンプは見た目に劣化が見られなくても、軸部のサビにより固着や回転が鈍くなっている可能性があります。

ポンプが正常に回らないとラジエターを循環する冷却水を充分に冷やすことができずオーバーヒートの元になるので注意が必要です。

各オイルシールも同時に交換して、あとは元の位置にパーツを組み込んでいけば作業は終了です。

各部の適正トルクにも注意して増し締めをおこない、最後に点火タイミングをチェックしたら完成!

名機RB26DETTエンジンはオイルやベルト等の定期交換さえしっかりおこなっていれば、大パワー&長走行距離に耐えられる非常に丈夫なエンジンです。

日常のメンテナンスを怠らずに、ドライビングプレジャーを味わえる高性能なエンジンをいつまでも堪能していただきたいですね!

担当:服部

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