34GT-Rのエンジンがかからない

トップランク・オートテクニカルベースのスタッフが、日々役立つクルマ情報を綴る業務日記

イモビライザーの意外な落とし穴

 

皆さんこんにちは。
主にGT-Rの整備・メンテナンスを担当している技術部の佐藤です。

 

今日もオペ車両はGT-Rです(笑)　ただ、R32ではなくR34のGT-Rが作業対象車ですが(^^;

この車両は、当初板金・塗装で入庫したのですが、トップランク内でなぜかエンジンが始動しなくなってしまいました。

キーをひねってクランキングしてもエンジン内で発火しないので、診断機にかけてみると、まさかのイモビライザー不良とのこと。

通常だとコンピューターが原因だったり、プラグ不良だったり、トランク内にある燃料ポンプが疑わしかったりするものですが、なんか拍子抜け。

ここまで自走で来られたのが不思議なくらいです。

マジですか……

イモビライザーとは、キーを差し込んだ際にキー側とクルマ側のIDコードを照合し、

両方が一致した場合にのみエンジンを始動できる、いわゆる盗難防止システムのことです。

結果、キー自体に付いているICチップの故障で車両本体側とのコード認証ができずに、エンジンの始動が出来なかったというオチ。

ここはディーラー時代にも、経験したことのない故障箇所だけに意外なトラブルでした。

 

とにかくこのままではエンジンがかからないので、ダミーキーを用意しエンジン始動のチェック。

始動が確認できたら一旦エンジンを止め、新品キーを差し込みIDコードの新規登録認証をおこないます。

 

登録は即完了し、エンジン始動チェックもOK。まさかの故障箇所でしたが、アッサリ修理完了です！

年式が古くなってくると、GT-Rだけじゃなくイモビライザーを装着している車両は、

このようなトラブルでエンジンが始動できなくなることもありますので、要注意ですね！

 

 

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【担当者のプライベートを紹介。知らない新たな一面が見える!?】

前回田植えの前の代掻き（しろかき）をした話を書きましたが、今回はその続き、田植えをしてきました！

基本は田植え機で田植えをおこなうのですが、しっかりと苗が植えられていなかったり、苗が抜けている部分があるので、

最後は人間の手で確認しながら植えていきます。苗は「あきたこまち」で。この日は家族総出で農業を楽しみましたヨ♪

 

たくさん労働したあとはジンギスカンで腹ごしらえ。田植えは泥だらけになってしまうので、

みんなで外で食べられるよう、鉄板物かカレーなどが定番になってます(^▽^;)

 

【今日のどうでもいい豆知識】 ・車のナンバープレートのひらがなには「お」「し」「ん」「へ」は使われない 縁起が悪かったり、発音できなかったり、屁を連想させる文字のため

 
 

 

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