エンツォ・フェラーリはかつて
『V12こそがフェラーリである』と提唱しました
厳密には『V12エンジン以外はフェラーリとは呼ばない』と
これほどまでに攻撃的な言葉を使ってでもそう発信した理由は
フェラーリとはモータースポーツの世界で生き・闘うメーカーだからです
そこから年月が経ち、時代は変化を続け、そして技術も進化を続けた結果
主役はV8ミッドシップへと移り変わりました
しかしながらそのピッコロフェラーリでさえもF8をもって廃止をしたフェラーリ
そしてプラグインハイブリッド高性能モデル『SF90』を発表したことも考えれば
だれしもが当然、V12を廃止することは既定路線と考えていました
しかし最終的にフェラーリが出した結論『V12エンジンモデルの存続』でした
フェラーリ=12気筒エンジンであり
フェラーリにとって12気筒エンジンは、つまりはシンボルであるとも言えます
そしてそんなフェラーリの真髄ともいえるV12モデルの中で
スペチアーレモデル【エンツォ・フェラーリ】に搭載され、
当時フェラーリにおいて最も強力なNAエンジンであったF140B型を受け継ぎ
デュアルクラッチを最初に採用したのがこの『F12ベルリネッタ』です
この車に搭載される高回転型の6300ccV12型エンジンはあくまでも激しい性格
ですがそれを感じさせないGTカーらしい懐の深さ、そしてどこまでも官能的に吹き上がる咆哮
一度でも乗ってしまえば
フェラーリが言いたいこともなんだかわかってしまうV12の魅力にきっと取り込まれると思います
当個体はコンディションもさることながら
ロッソ×ツートンラッピングのデザインが強調されフェラーリらしいエクステリアと
クオイオのインテリアの組み合わせがフェラーリらしさ、イタリア車らしさを感じる一台です
マフラーは【FIエキゾースト】が備わり、F12の迫力あるサウンドをボリュームアップで堪能いただける仕様になっています
コンディション重視でお探しの方にはぴったりな一台かと存じます
フェラーリのV12モデルはそのどれもが高騰中ですので是非お早めにご検討くださいませ
皆様からのお問い合わせをお待ちしております
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【アフターパーツ】
■ FI EXHAUST 可変バルブエキゾーストシステム(チタンブルー チップ)