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BODY REPAIR

鈑金塗装

メルセデスベンツ・Gクラス ラッピング施工

マットブラックのゲレンデを部分再ラッピング!
継ぎ目部分までの細かい配慮で、仕上がりに差を付ける!!

皆さんこんにちは!

マットブラックにオールラッピングされたメルセデスベンツGクラス(ゲレンデヴァーゲン)がバックドア修理のため入庫してきました。

もともとトップランクにてラッピング施工していたお車で、修理パーツの交換ともに同色のラッピングシートにて部分的な再施工をおこないました。

Gクラスはトップランクでも非常に人気が高く、入庫の多いお車です。

今回はリア部分の修理となり、写真のリアゲート・バンパー・スペアタイヤカバーの交換をおこないました。

パーツは純正ブラックに塗装後、塗料の焼き付けがしっかり終わったところでラッピング開始です。

まずは下地処理から。「IPA(イソプロピルアルコール)」という水溶性の有機溶剤を塗り込み、油脂分をしっかり取り除きます。

この処理が完璧にされていないと、シートを貼り込んだときに部分的にシートが浮き上がってしまい、気泡ができる原因になります。

ラッピングシートは3M製のマットブラックを使用します。

前回のオールラッピングの際にマットブラックの色味を気に入っていただき施工した車両で、

このシート自体も貼りやすさや発色の良さから人気のシートですね。

大体のリアゲートの大きさを測ったところで、フィルムを1枚貼りしていきます。

貼り込む直前には「イージーラップ」という初期の粘着性を一時的に軽減させるスプレーを吹き付け、位置合わせとフィルムに残った気泡を抜けやすくします。

 

「イージーラップ」は、貼り込む位置が少しずれてもやり直しが効くので、とくに大きな面積を貼り込む際は必要不可欠ですね。

位置が決まったらボディの凹凸をヘラで馴染ませていきます。

ラッピングフィルムは熱を加えると伸びる性質があるので、プレスラインや鉄板の繋ぎ目には基本ヒートガンを当て、フィルムを伸ばしながら貼り込みます。

ヒートガンの温度設定はあまり高すぎても良くないですが、約200℃が目安です。

別のパーツは、まず取り外した状態で施工を始めます。

平面のゲートとは違い他のパーツは、凹凸やプレスラインの曲面がキツイ部分があるので、分けて貼る箇所をチェックしながらフィルムを貼り込んでいきます。

ここで登場するのが「ナイフレステープ」。

このテープには中に糸が仕込まれていて、フィルムのカットラインを造りたいときに、ボディを傷つけることなくフィルムの繋ぎ目をカットしてくれる逸品です。

このように曲面のキツイ箇所へラッピングする前にナイフレステープを貼っておき、フィルムを貼り込んだあとで糸を引き抜きます。そうするとあら不思議!

フィルムがめくれることなく、しっかりカットラインが出来るというワケです。

スペアタイヤのカバーも一度タイヤに装着した状態で貼り込みます。

ゲレンデはクルマの高さがあるので、フィルムを伸ばして貼るにもひと苦労です(;^ω^)

バンパーの下側も浮き上がりが出ないよう、ヒートガンを当てながらゆっくり伸ばして貼ります。

広い面積や細かい部分などクルマによって様々な貼り方を必要とするので、ラッピングは根気と集中力が必要です。

例えばこういったコーナーセンサーカバーの丸部分には、一度表側にフィルムを貼り込んだのち裏側からもう一枚切れ目が重なるよう貼り込んでおくことで、

表側のフィルムが経年劣化で浮き上がってくることを防止できます。

細かい部分ですが、ちょっとした気遣いが長くラッピング車両を楽しんでいただく秘訣ですね♪

完成!

バッチリ元通りに仕上がりました。

マットブラックは油脂分が付着すると目立ちやすくメンテナンスにも気を遣いますが、その分全体のインパクトは最高です(*´з`)

ラッピングはクルマのイメージをガラリと変える魔法のシートです。

様々なカラーバリエーションがあり、写真やイラストを混ぜたデザインも表現できるので、

オールペンのような使い方から「自分のイメージを細かく形にしたい!」という方にも是非オススメです。

気軽にご相談ください。

担当:木村

【今日のどうでもいい豆知識】

・きゅうりは牛乳より水分が多い
きゅうりは個体だが、成分は96.2%が水分。逆に牛乳は液体だが水分は88.7%しかない。
ちなみにきゅうりは、世界一栄養のない野菜としてギネス記録に認定されているが、暑いときの体内を冷やしたり、利尿作用を促すことで二日酔いを和らげてくれる。




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