鈑金塗装
皆さん、こんにちは!鈑金塗装の木村です。
今回のお客様は、当社のブログをご覧いただきご来店されました!(^^)!
愛車の鉄製ボディを「錆(サビ)」から守りたい!!というご用命を頂き、下まわりの防錆コーティングを施工致しました。
車両は、発売(2018年7月)以来大人気で納車まで11ヶ月も待ったという【JB64W】スズキ・ジムニーです!
約20年ぶりのフルモデルチェンジとなったジムニーは、今から半世紀近く前に初代が発売されました。
現代の最新技術を駆使して生み出されている、静粛性や快適性とは無縁ですが…オフロード競技でのベース車としても高い人気を誇る車です。
防錆対策箇所はタイヤハウス内と下まわりのフロアです。
車がサビやすい地域といえば、降雪の多い地域というイメージがありますが、
本州の降雪が少ない地域でも高速道路や一般道に凍結防止剤や融雪剤を撒いていることがあります。
それらには氷を溶かす塩化成分が入っており、交通安全対策に大変有効ではあるのですが、
鉄製のボディにこびり付くと腐食によるサビを進行させてしまうというデメリットもあります。
塗布をする防錆剤は、防錆実績のある「エンドックス UBC-R2896」を使用。
速乾性に優れており、匂いも少なく環境中に放出されると、
公害や健康被害を引き起こすとされている「揮発性有機化合物」であるトルエンやキシレンを含んでおらず、
環境対策にも対応している製品です。
それでは作業開始です。
まずは、下まわりの塗装前に車体のマスキングをします。
タイヤハウス内やシャシーに付いているアンダーカバーを外した後、
エンジン・マフラーの高温部分やドライブシャフト・プロペラシャフト等の 動力部分にかからないようマスキングしていきます。
マスキングが終わったところで塗装START!
タイヤハウス内は全体をまんべんなく覆うように吹いていきます。
タイヤが巻き上げる凍結防止剤が飛び散ってボディに付くので、念入りに行います。
コーティングは、サビが発生しないアルミ部分や排気場所を除く鉄製の鉄板部分へ施工します。
純正で防音や防錆アンダーコート(表面がザラザラしている部分)が貼られている箇所も
車種によってはありますが、塩分は強烈なサビを誘発させます。
下まわり全体にも防錆コーティングをして作業完了です☆
愛車に長く乗り続ける為にも、サビの発生を抑える対策は是非オススメです!
今回ご紹介させて頂いた作業には、1泊2日のお時間を頂戴しております。
コーティングの目安としては車検ごとに塗り直すと効果を継続させることができます。
車検と併せての施工も承っております。すので、お気軽にご相談ください。
担当:木村