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BODY REPAIR

鈑金塗装

ベンツML350・ドア塗装

下地の曲面磨きは事前にしっかり見極めを!
板金内容による乾燥時のヒーター距離にも注意!!

 

 

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皆さんこんにちは!

本日は関東地方でも積雪という11月とは思えない天気になってしまいました。皆さん道路が凍結していますので、

移動にはくれぐれもご注意を。トップランクではタイヤ履き替えの相談も受け付けていますヨ♪

さて、今回はフロントドアの塗装を紹介します。

 

 

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車両はメルセデスベンツML350になります。最近はベンツSUVモデルの人気が高いようで、MLやGLの入庫が多くなってきていますね。

 

 

 

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このクルマは、ドアの側面を中心にフロントフェンダーまで損傷していたということで、板金部門での修理を終えた状態で塗装部門にまわってきました。

 

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まずは塗料の調合です。ボディ色は純正の白なのですが少々クリームがかっていることで、見ようによってはパールのような発色をしています。

なので、何回も色見を合わせながら調合していきます。

 

 

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ボディカラーの調合が終わったところで、塗装前の足付け(下地)作業をドア表面におこないます。

慣らすペーパーは180→240→360番と徐々に細かいペーパーをかけていき、さらにダブルアクションサンダーで600番程度まで慣らしたところで塗装前の準備完了。

 

 

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足付け段階で曲面を手で触って、均等にペーパーへチカラを入れられるよう確認しておきます。

見えないくぼみ箇所を見逃してしまうと誤って周辺を多く削ってしまうこともあるので、しっかりと見極めが必要です。

 

 

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足付け作業が終わったところで塗装前のマスキングに入ります。部分的な塗装であっても、

ほかの箇所に塗料が付いてしまわないように車体全体にマスキングを貼って保護しなければなりません。

実際は塗装よりマスキングに時間を費やすことが多いんですよねー(^-^;

 

 

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マスキング内でボディ色の塗装をしない部分はクリアーのみの塗装になります。

クリアーの違いや段差等が付かないように「アンダークリアー」と呼ばれる塗料を吹いておき、クリアーのぼかし部分を慣らします。

 

 

 

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あとは調合した塗料を吹いていきます。

30分ほどで乾いてしまうので、新しい塗装とクリアーのみ吹く箇所のボカシには細心の注意を図ってクリアーを塗り重ねていきます。

 

 

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塗り終わったらしっかりと乾燥させていきます。

…が、板金から上がってきた際に、ドアにコレが貼ってあるのを思い出しました!

破損個所がひどいドアの板金は鉄板を伸縮させて修正する技術があり、乾燥時の急激な温度変化で鉄板の平面が歪むのを防ぐために貼ってあったんですねー。

 

 

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ということで、ヒーターを離しゆっくりじっくり乾燥してからボカシ箇所とボディカラー部分の最終確認後、コンパウンドで磨き任務完了です!

 

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中古車は新車と違って年式や使用状況によってもボディカラーが変化してしまいます。

純正色の塗装とはいえ、微妙な違いに合わせて塗料を調合&塗装していくのが職人の腕の見せ所ですから、やりがいがありますね!

 

担当:嶋田

 

 

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