部品・用品・カスタマイズ
皆さんこんにちは。
日本でナビゲーションシステムを装着している車両はおよそ75%以上と、ナビは日本の複雑な道路を走行するのに欠かせないアイテムです。
今回はそのナビに欠かせないGPS機能がダメになってしまったアンテナを交換しました。
お車はメルセデスベンツ・E350です。最近は販売車両も含め、ベンツだけでなくBMWやアウディ等、ステーションワゴンの入庫車両が増えてきていますね。
車内ナビモニターの現在地を示す場所には、千葉県野田市のはずがなんと小笠原諸島を表示…。
お車が海の上にあるとナビゲーションはおっしゃっています(笑)
コンピューター診断では、どうやらルーフのGPSアンテナがアース不良を起こしているようです。
ということで、ルーフアンテナの交換作業に入ります。
アンテナを外すためには、車内の上側全体を覆っているルーフライニング(天張り)を外さなければアンテナを取ることはできません。
それぞれのドアの上にあるアシストグリップの裏は、グリップと共に天張り全体が留まっています。
これを取って天張りを外していきます。
さらにルームランプとルームミラーを外してフロント部の天張りも剥がします。
カバーはプラスチック製なので、割らないように慎重に外す必要がありますね。とくにミラーは根元にスプリングが入っていて、そこを抜かないと外すことは出来ません。
見た目以上に天張りは硬くて重いので、取り出すのもひと苦労です。
ここまで外さないと天張り全てを剥がすことができないので、GPSアンテナ交換とはいえ手間と時間は結構かかってしまいます((+_+))
ルーフアンテナはこのような形でルーフに固定されています。
真ん中のネジをまわしていくことで両サイドのバネが緩んだり締まり、台座を外すことができます。
取り出したアンテナはボンドでカバー周辺が接着されているので、形を壊すことなくゆっくり剥がします。
中にはルーフアンテナのユニットが入っており、このユニットを交換します。
左が装着してあったユニットで、右が新品の交換ユニットです。
見た目は…当然のことながら全く同じで、外見からは壊れているかは全くわかりません(笑)
交換後はカバーを付けて天張りを装着すれば作業終了です。
最後にナビ画面をチェック。正常な位置をバッチリ認識しましたね(^^ゞ
コンパス表示も正式な数値になりました!
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担当:松下
【今日のどうでもいい豆知識】
・人間の細胞 人体は約60兆個の細胞から成り立っており、1日に約4000億~1兆個の細胞が入れ替わっている。 細胞は定期的に分裂・再生を繰り返し、およそ6年周期で新しい細胞に生まれ変わる。 |