ディテーリング
皆さんこんにちは!
赤や黄色のボディは、経年劣化で色あせが顕著に目立ってしまう色です。
紫外線や酸性雨により傷んでしまうボディを、キレイな状態のうちにコーティングしておきたいところです。
今回のお車はポルシェ・ケイマンです。リアエンジンの911に比べ、ミッドシップにエンジンが搭載されたオープンタイプボクスターのクーペモデルですね。
ポルシェのイメージといえば、やはりスピードイエローですね!
エンジンがミッドシップレイアウトなので、収納スペースはリアと前方のトランク内にもあることで非常に使い勝手も良く、遠出の旅行にも不自由することは少なそうです(*´ω`*)
さて、特殊洗車で汚れや鉄粉を落としたあとに作業開始です。
磨き残しがないようボディをしっかり見ながらバフを当てていきます。
比較的ボディ表面がキレイでしたので、磨きもスムーズにおこなうことができました。
ボディ下側周辺はバフの角度にも注意して、クリアーを侵さないよう慎重に磨いていきます。
一定のチカラを保ちつつポリッシャーを動かしていく中腰の姿勢が、けっこうキツイんですよね~(+o+)
ポリッシャーを入れられない細かい箇所は手を使ってのコンパウンド磨きです。
このお車ですとリアウイングの裏側やエンブレム周り、マフラーのステンレス部分等をじっくり時間掛けてキズや汚れを落とします。
白や淡色系は黒や紺などの濃色ほど磨きは難しくありませんが、黄色と赤色はとくに色あせしやすいので、コーティングでボディを守ることは有効です。
この細かい下地処理が、ガラスコーティングの”うるツヤ”に影響する最も重要な作業です。
仕上げにハイテクX1ボディコートを塗布します。このコート剤はボディへの浸透も早いので、塗り込んだらすぐに拭き取らないとムラになってしまいます。
塗り込んだ箇所をしっかり確認しながら拭き取ります。
担当:増渕
【今日のどうでもいい豆知識】
・ご飯を「シャリ」と呼ぶ理由 漢字では「舎利」と書き、お釈迦様の亡くなった灰塵は「仏舎利」と呼ばれ、白米がその砕けた骨に似ていることからシャリと呼ばれるようになった。 ちなみに「銀シャリ」とは、戦時中の食料不足時代に麦飯や代用食と比べて、炊きあがった白米が銀色に輝いているように見えたから。 |