ディテーリング
皆さんこんにちは!
季節は夏から秋に移行していきますが、クルマのボディにとっては夏の紫外線以上にやっかいなのが落ち葉や熟した果物の汁です。
一度付着したあとそのまま乾いてしまうと大変! そんなボディへの攻撃を防ぐには事前のコーティングが最適です。
今回の施工車両は三菱アウトランダーPHEV(プラグインハイブリッド)です。
プリウスのPHVが注目されていますが、プリウスよりはるか前に、国産車初のPHEV(PHV)として販売していたのがアウトランダーですね。
早速ボディをチェックしていくと、塗装の奥までは浸食していないものの所々に擦り傷がビッシリ…((+_+))
さらにボディ全体にウォータースポットがこびりついてしまっているので、とにかくこのキズと雨染みを磨きでしっかり除去するところからスタートです。
まずは特殊洗車後、全体をポリッシャーと極細コンパウンドで磨いていきます。
1工程目は表面のキズや汚れを取るのがメインですが、塗膜が非常に薄いクルマもあり、場所に応じてチカラ加減を調整しつつポリッシャーを回します。
次に超微粒子のコンパウンドを使用し、表面を滑らかに整えていきます。
濃色系ボディは磨いたあとにオーロラが出てしまう可能性もあるため、均等に且つボディの状態を見極めながら仕上げます。
Before
After
下地作りが完了しました。磨き前には表面の擦り傷やウォータースポットが目立っていたものが、すっかりキレイになりました!
写り込んだ背景のラインもくっきりしているのが分かると思います♪
そしていよいよ親水コーティングスタートです。純度100%という防弾ガラスの製造工程から18層もの薄い被膜を形成させることで、頑丈なボディを作り出します。
コーティング剤を塗り込んだあとにスチームを吹き付けることで、液体が化学合成を起こし強力な被膜が出来上がります。
この工程を3回繰り返すことで、頑丈なコーティングが完成するワケです。
完成!
コーティングだけでも3工程の手間をかけることで、ボディの艶と輝きはコーティング前とは比べ物にならない仕上がりとなりました(*^^)v
黒や紺色のボディにはガラスコートはシミになりやすいと言われていますが、むしろ親水コーティングはそういった濃色ボディにこそオススメのコーティングではないでしょうか。
ご興味のあるかたは一度ご相談ください!
担当:岩井
【今日のどうでもいい豆知識】
・月の所有者は? 1967年に発行された宇宙条約では、宇宙の土地や資源は法人の所有は認められないと記載されており、 個人所有は認められると考えたアメリカのデニス・ホープが所有権の申し立てをおこない、行政機関に認められた。彼のルナ・エンパシー社が現在「月の土地」を販売している。 |