鈑金塗装

皆さんこんにちは!
クルマのフロント部は、ヘッドライトやグリル・バンパーの形状が変わるだけで、同じ車種なのに全く違った印象になります。
今回は異なるグレードモデルに変身するため、ビシッとフェイスチェンジをおこないました。

車両はメルセデスAMG-GT Sになります。メルセデスの高性能プレミアムスポーツカーとして、最高の走行性能を発揮する非常に人気が高いモデルです。
このGT SをGT Cのフェイスにチェンジします。

まずGT CとGT Rに採用され、マイナーチェンジ後の全モデルに装着された縦ラインが特徴的なAMGパナメリカーナグリルは、
世界で最も過酷と言われた伝説の公道レース「カレラ・パナメリカーナ・メヒコ」で優勝した300SLレーシングカーに由来し、メルセデス最強の証としてAMG-GTに採用されているんですね。

白いGT Sのサイドステップと比べGT Cの形状は少々異なるため、サイドステップも同時に本国から輸入しました。
丸まった印象のボディとサイドステップにさりげなくフィンが付いていることで、全体のボリューム感もアップです。

早速バンパーの仮合わせからスタートです。
大まかな装着ポイントは変わらないのですが、レーダーセーフティパッケージセンサーの位置やエアインテーク形状が異なるため、ハーネスの長さ調整やインナー加工が必要になります。

ちなみにGT Cのリアフェンダーは左右で57mmワイド化されているため、スマートに違和感なくGT Cのサイドステップを収めるために、ちょっとしたマル秘加工をおこないました。

フィッティングが完了したところで、交換パーツの塗装をおこないます。
ボディと違和感なく色味を合わせて慎重に吹き、乾燥させたところでパーツを再装着し作業終了です。
完成!
①Before

After

グリルの形状やエア開口部が大きくなったことで圧倒的な存在感が出たのと、グリル内のメルセデスエンブレム部も大きくなり、さらに威圧感が増しましたヾ(≧▽≦)ノ
②Before

After

AMGパナメリカーナグリルはレーシングカーのAMG GT3に採用されていることもあり、一気にレーシーさがアップした感じです♪
見た目のパワーアップと共に、エンジンもさらにチューニングしたくなっちゃいますね!


左右フロントフェンダーダクトとサイドステップのフィンは、GT Cではブラックアウト処理されているので、同時にグロスブラックへ塗装しました。
リアディフューザー部もブラック化で、よりGT Cに近くになりました(*´▽`*)

クルマ全体のイメージを大きく変えるフェイスチェンジ。
オートテクニカルベースでは修理やメンテナンスだけでなく、様々なカスタムメイクのご依頼も受け付けています。
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担当:木村
| 【今日のどうでもいい豆知識】
武術の体系であるのと同時に「人づくりの行」であり、拳法の修練を通じて自己の確立と自他共楽の実践を目指している。 |