鈑金塗装
今日の車両はゴルフⅡになります。ゴルフⅡといえば、年式的にも古く旧車の部類に入りますが、いまでも非常に人気の高い車両ですね。
ボディ自体も、生産の最終工程でホットワックスを内部に入れ込んで水分の浸食を防いでいるので、年式が古くてもサビが少ないのが特徴です。
作業内容は、このゴルフⅡのボディ剛性を上げるためのサンルーフ撤去&穴埋めと小傷補修、オールペンの依頼が入りましたので、
自分の担当である板金部分を案内していきます!
オールペン前の大きな作業としては、ガラス製の純正サンルーフを外して埋め込み、サンルーフレスにします。
あとはボディまわりの細かなキズの補修とリアクォーターパネルの縁の板金です。ちなみにボディカラーは白がベースです。
まずはガラス製のサンルーフを支えている付属のレールを外し、溶接の際に火の粉が移らないよう内張りもすべて外してしまいます。
そしてサンルーフが外れたところに取り付ける鉄板のベースを、解体車のボンネットを利用して切り出します。
移植車両のルーフのR(曲がり)に上手く合う場所を探して、切り出す範囲をマスキングし、エアソーでザックリといっちゃいましょう!
ボンネットから切り出したサンルーフのフタとなる鉄板をルーフ裏から固定し、溶接の準備をします。
その前にルーフのまわりの塗膜は、しっかりと溶接が出来るようサンダーを使ってベースの鉄板が見えるまで剥いでいきます。
サンルーフ跡の両サイドには「バイス」を使って、溶接のズレがないようしっかり固定。
固定された合わせ目のまわりを、MIG溶接で表側から対角線上に点付け。
左右での歪みが発生しないように8ヵ所ほど点で溶接してから、全体に溶接していきます。
溶接箇所のボコボコに盛り上がっているビードをベルトサンダーで平らに馴らしたあとは、パテを盛っていきます。
パテはこすりつけるように、塗装後の気泡(巣穴)が出ないようしっかりと塗り付けます。
また、このあとのパテ研ぎ作業で、塗装をキレイにするためのフェザーエッジ(Rに合わせた緩やかな塗膜段差)を作り出しておくことが大事なんですね。
ルーフ以外には、ボディまわりの細かなヘコミやキズを、パテ埋めしてペーパーで研いでいきます。
オールペンなので、サンルーフの穴埋めだけじゃなくほかの部分もしっかり直しておきたところです。
面出し作業でボディ全体の凹凸をなくしたところで、サフェーサーを全面に吹いて終了。これで自分の担当である板金部門は終了です。
このあとは塗装担当の大山さんにバトンタッチになります。この続きはまたブログで紹介するので、チェックしてくださいね!
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【担当者のプライベートを紹介。知らない新たな一面が見える!?】
名前:平本慎太朗
ニックネーム:ひらもっちゃん
所有車:カワサキZ750S
趣味:サーフィン ⇒オールシーズンの本気モード(笑)
じつは板金業の前はレストランで働いていたこともあり、料理が得意なんです。
毎日仕事が終わったら、メニューを考えつつスーパーに寄って家に帰り夕食を自炊します。
ほぼ日課になっているので、面倒くさいということはないですね!
そんなに多くの種類を作るわけではないですが、炒め物や煮物など、けっこうレパートリーはあると思います。
必要最低限の調味料で、サササッと1品仕上げて、炊き立てのご飯と共に夕食タイム。
とくに好きなのは肉料理なので、料理するメニューも肉関係のものが多くなっちゃうかな。
今回は豚肉と野菜炒めを作りました。野菜もカットされたものではなく、丸ごと買ってきて自分で切っているんですよー。美味しそうでしょ?
【今日のどうでもいい豆知識】
・『高橋』という苗字は「神の使い」という意味高橋の橋は、天上界に繋がる階段のことを指し、古代日本で神々が降りてくる神聖な土地に『高橋』という地名が付けられた。 ちなみに東では群馬県、西では愛媛県に『高橋』が多い。また、高橋は「佐藤」「鈴木」に次ぎ、日本で3番目に多い苗字である。 |
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