鈑金塗装
皆さんこんにちは!
クルマを走らせていればボディのキズや凹みは、大小にかかわらずどうしても避けることができません。
ある程度大きな凹みになると、その部分を直すよりも中古バンパーに丸ごと変えてしまうほうが、安く上がることもあります。
お車はポルシェ・ケイマンになります。
今回はリアバンパーが凹んでしまったということで、オートテクニカルベースに入庫してきました。
バンパー右側にポッコリと凹みが出来ています( ;∀;)
ちょっとした擦り傷とは違って外から目立つ凹みですので、早急に直したいところですよね。
まずはバンパー以外のボディに影響を受けているかチェックしていきます。
このボクスターには可動リアウイングが付いていますので、慎重にステーからごっそり外します。
バンパーの凹んでいた箇所を調べてみると、幸いなことにバックパネルまでの損傷には至らずに済みました(*´▽`*)
ただ、樹脂バンパーでここまでの凹みを補修する面積と時間を考えると、中古バンパーに丸ごと交換してしまうほうが費用的には安く済んでしまう場合もあります。
今回は中古バンパーへの交換となりました。
まずは交換バンパーとテールランプを仮付けし、左右のチリが合っているか、スキマがないかをじっくりとチェック。
バンパー自体のゆがみチェックも兼ねて、調整箇所をじっくり見つけていきます。
また、中古バンパーには細かな塗装剥げや擦り傷が出来ている場合が多いので、ひとつひとつチェックしたのち、塗装前に表面を滑らかに整える下地を作ります。
仮付けしたバンパーを外し、チェック箇所はダブルアクションサンダーでペーパー掛け。
どんな細かなキズも拾って修正をかけていくことで、手間はかかりますが新品同様にトコトンこだわって仕上げます。
納得いくまで表面を滑らかにしたあとにはサフェーサーを吹き、塗料の食いつきを良くするため赤外線で熱を当てて乾燥させます。
だいたい30分程度の乾燥で完全硬化してしまいますね。
完成!
最後にボディ同色へ塗装し、作業完了です。
リアビューがすっかり新品同様に蘇りました!
バンパーを交換するほどではない軽い擦りキズや凹みの修正も承っていますので、お気軽にご相談ください。
担当:平本
【今日のどうでもいい豆知識】
・「きのこの山」「たけのこの里」の他に「すぎのこ村」というお菓子があった 「すぎのこ村」は、さくさくのココアビスケットにクラッシュアーモンドとミルクチョコレートのコーティングで、杉をイメージしたお菓子。 |