車検・点検
皆さんこんにちは!
前回ワイパーモーター交換で入庫していたマクラーレンです。
その作業と同時にオイル交換もおこないリフレッシュしましたが、通常のオイル交換方法とは少し様相が異なるようで…
エンジンはミッドシップに搭載されており、車体下部はフラット形状になっているので、センターパネルを外すと隠れていたエンジンが現われます。
オイル潤滑はドライサンプ方式の為、別体のオイルタンクがエンジンの前に配置されています。
オイルを抜く際は、真ん中のクランクケース側と右下のオイルタンク側の2箇所からオイルを抜かなければなりません。
オイルタンク側のオイルと、エンジン内に溜まっているクランクケース側のオイルを抜きます。
エンジン側のネジはトルクスソケットで回していきます。
MP4-12CはMobil 1の粘度0w-40が指定オイルなので、オイルフィルターを交換したあとMobilオイルを注入。
フィルターはエンジン上部から外すタイプで、ソケットの大きさはなんと32mm(◎_◎;) めったに使用することない大きさですね…。
オイルはオイルタンク側とクランクケース側に分配されるので、これは相当な量が必要だぜぇーーと思われがちですが、
実際にはオイルフィルター交換分も含め、6Lも入れれば多いくらいです(^^;)
オイルの注入量をチェックするには、ディスプレイで設定された方法に従って操作します。
エンジンをかけ、回転数を2000rpmでキープしたまま10秒間待ちます。
そうするとオイルゲージ量を車両側が測定し、規定値内に収まっていればOKマークが出ます。
完全暖気状態で再確認したら、オイル交換はこれにて終了です。
高性能なスーパーカーを気持ちよく走らせて性能を維持していくためには、こまめなメンテナンスとオイル交換が大事です。
とくにサーキットなどで高速走行したあとは、毎回の交換が必要ですね!
担当:松下
【今日のどうでもいい豆知識】
・ダイヤは燃える 但し、充分な酸素と高い温度が必須条件なので、ライターで炙ったくらいではダイヤモンドは燃えない。 |