鈑金塗装
皆さんこんにちは。
ボディワークス部の西です。
今日は日産・ラシーンのフロントバンパー塗装をおこないます。
ラシーンといえば、デザイン性の高さから1994年の販売からいまでも人気のある車両ですよね~。
ドラえもんをイメージキャラクターに起用したことで話題にもなりました(笑)
発売から20年以上経過している車両なので、経年劣化で塗装が剥がれ落ちてしまう部分も出てきます。
塗装の劣化もあり、破損した場所も含めフロントバンパー丸ごと塗り直しました。
ラシーンの純正シルバーは、塗料のカラー番号が1種類しかなかったのですが、ボディ自体の紫外線焼けもあり、色が一発で合いません。
どちらか片側塗装の場合、新車時の色ではなく装着物のカラーに合わせるが基本で、リアバンパーと調色プレートを見ながら再調合。
塗料の配合比率をベースに、現物の色に合わせグラム単位で調色していきます。
ここは経験がものを言う作業ですね。とくにメタリックやパール塗料は色ムラになりやすいので、シビアに溶剤を配合します。
ボディカラー塗装終了後に一旦乾燥させ、ホコリやゴミを飛ばすためにエアブロー。特殊布でもホコリを完全除去してクリアコートへ。
クリアコートは2度塗りを基本にします。はじめはサラッと全面にクリア塗膜が蒸着するようまんべんなく。
そして2度目は艶出しの仕上げです。塗りムラやタレが起きないよう、ダクトや奥まった部分はキッチリ吹き込みます。
クリアコート後は、赤外線照射で塗料の中までしっかり焼き付けます。
このブログでよく出てきますが、ここで充分に焼きを入れていないと、のちに塗装のひび割れや浮きが出てくるので、非常に大事な作業です。
完成!
クリアの焼き付けが終わったら、車体に部品を装着後コンパウンドで磨いて終了です。
前後バンパーを正面から同時に見ることは出来ないですが、リアバンパーとの色バランスも良く、ビシッとキレイに仕上がりましたヨ!
どんなに仕上がりが良くても、自分では「70%の出来」と考えるようにしています。
この仕事を続けている限り技術を磨き続けて、100%に近づけるよう目指していきたいですね!
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【担当者のプライベートを紹介。知らない新たな一面が見える!?】
名前:西 悟(さとる)
ニックネーム:隊長
所有車:アクア(200万円以下で燃費が良いクルマだから)
趣味:お酒
家に帰ると、ご飯よりお風呂よりまずビール! それも「サントリージョッキ生」がお気に入りで、360日は飲んでます。
量としては500mlを2本が日課で、夏場はこれに350mlが追加され、子供達のお祝い事があれば、さらに増えますね(^^♪
ビールを飲みながらのテレビのスポーツ観戦は結構好きで、ボクシングの世界戦などは録画してまで見ることがあります。
やっぱり応援してると熱くなって、思わずカラダが揺れてしまうことも(笑)
新しいビールが発売されるたびに、どんな味か買って試していますが、この味を超えるものはいまだに出てきていないですね~。
家の冷蔵庫の横には、つねに箱買いしたジョッキ生が鎮座してマス。
【今日のどうでもいい豆知識】
・ギネスブックに載っている「きゅうり」きゅうりは世界一栄養のない野菜として、ギネスブックに認定されている… |
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