Gクラスを買って後悔する人、満足する人とは。購入時の注意点について解説

数ある高級SUVのなかでも屈指の人気とステータス性、歴史、そしてオフロード走行性を有するメルセデスベンツGクラス。知名度が高いモデルゆえの宿命で手に入れてから「自分のイメージしていたクルマとは違う!」と思ってしまう人もいるようです。

そうならないためにも、メルセデスベンツGクラスを買って後悔する人と満足する人の違いについて考察してみました。

目次

Gクラスを買って後悔する人、満足する人の違いとは?

Gクラスを買って後悔する人とは?

「Gクラスを買って後悔する人」とは?それはズバリ「憧れだけで手に入れてしまう人」です。クルマを購入するときには勢いが必要です。特に中古車ともなれば、気に入った条件を満たした売り物が出て来たらすぐに決断しないと、あっという間に他の誰かが買ってしまうからです。つまり、迷っている時間はありません。即断即決です。

たしかに勢いは必要ですが、思いつきは御法度。Gクラスのボディサイズ(駐車スペースが確保できそうか)、運転のスキル(ペーパードライバーがいきなり乗るにはハードルが高いクルマです)、いざというときの修理代の予算の確保‥など、買ってから後悔することのないよう、ある程度の予備知識と、予備資金、そしてなにより「いざというときに即断即決できるだけの心の準備」が必要です。

Gクラスを買って満足する人とは?

先述したとおり「メルセデスベンツGクラスについて予習ができている人」です。それに加えて、メルセデスベンツらしい堅牢なボディ、高級感がありながらシンプルでかっちりとした造りの内装、重厚感のある走り。ドイツ車らしいフィーリングを求めている人であれば、Gクラスはきっと期待に応えてくれるでしょう。

ただ、過度な期待は禁物です。あまり美化させず、本気で購入を考えているなら事前に試乗してみるなど、自分の好みやイメージにあっているかの確認が必要です。

どうしても日本車より維持費の高くなりがちなメルセデスベンツ、実際なにが違うのか?

一般論として「輸入車は日本車よりも維持費が高い」といわれがちですが、その理由をいくつかあげてみましょう。

燃費

まず1つめはガソリンです。高級車やスポーツモデルを除き、多くの日本車はレギュラーガソリン指定です。平成初期のいわゆるバブル期の頃は、一般的な乗用車でもハイオク指定のクルマも少なからずありました。しかし現代では、維持費の安さも重視される傾向が強まりつつあります。また「高級車=ハイオク指定」のステータス性が薄れたことも考えられます。たとえ高級感であっても維持費が安いに越したことはないという考えです。

12月27日時点の全国のガソリン価格は、レギュラーがおよそ162円/L、ハイオクが172円/Lです。現行Gクラスのガソリンタンクの容量は100L。ハイオク指定ですから、1回に50L給油したら8600円かかります。これがレギュラーだと8100円。わずか500円の差と思うか、驚きの500円差と考えるかは人それぞれ。仮に月2回、50L給油するとしたら1ヶ月の価格差は1000円。年間で12000円です。どこに価値観を見出すのかによって基準は変わりますが、積もり積もればそれなりの金額差になってくることは確かです。

また、車重が2500kg前後と(グレードによって差異あり)、かなりの重量級です。それに加えて全高があり、フロントガラスもSUVに比べて立っていることもあり、転がり抵抗および空気抵抗の面において他のSUVよりも不利な傾向があります。つまり燃費を期待してはいけないモデルというわけなのです。

修理費

そして2つめ。新車でGクラスを購入すればメーカー保証やメルセデスケアなどの付帯サービスによって維持費は緩和されますが、問題は中古車です。保障期間がすぎてからの故障は実費です。部品代、法定点検や各種整備にかかる基本料金も、日本車に比べて高額になる傾向が高いです。

さらに3つめ。それは自動車保険です。ネット保険などで安く済ませようと見積もりを出してみると日本車に比べて高額であったり、モデルや年式によっては断られるケースも・・・。安心を買うわけですから、中古車を購入した販売店に相談するのがもっとも安心で確実といえそうです。

Gクラスの注意点とは

Gクラスは先代・現行モデルともに非常に頑丈な造りです。乗員を保護するクルマという点においても心強い存在です。それゆえに、フレームにまでダメージが及ぶような事故となると、修復には専用の設備やノウハウが必要です。きちんと修理しないとドアの開閉がしっくりこなかったり、仕上げの甘い板金塗装のすき間から水が浸入して錆を誘発する可能性もあります。

エンジン本体、エンジンマウント、サスペンション、ブレーキまわり。いずれも2500kg前後の重さがあるGクラスを支える重要な部品ばかり。重量級のクルマを走る・曲がる・止まる・支える・・・。いついかなるときも負荷が掛かっている状態です。どのような整備が行われてきたのか?ディーラー整備の記録は残っているか?など、記録簿の履歴がきちんと残っていることを重視してください。大切に乗ってきたオーナーであれば、記録簿だけでなく、点検や車検時などの書類もきちんと残している可能性が高いので、この手の個体であれば多少走行距離が伸びていてもおすすめできるケースがあります(直近でどこを整備すれば良いか明確になっていればモアベターです)。

また、都市部在住のオーナーにとって悩みどころなのが駐車場問題。全高が2000mm近いGクラスは、立体駐車場の高さ制限で停められないことが多いのです。都市部で平置きの駐車場を探すこと自体が困難であり、見つかったとしても高額である場合が多いため、車庫証明上はokであったとしても、駐車スペースにある程度のゆとりを持てるよう、事前に周囲の状況を確認しておくことを強くオススメします。

Gクラスはこんな人にオススメ

「Gクラスはこんな人にオススメ」なのでしょうか。クルマ好きとしてでもちょっとミーハーな気持ちでも根幹は同じ「ちょっと無理してでもGクラスに乗ってみたい」という動機です。迷っていたら自分自身の胸に手を当ててみてください。「高いクルマだし、自分には手が届かない」と思うか、それとも「人生に1度はGクラスに乗らないと後悔するな・・・」でしょうか。仮に後者だったら勇気ある1歩を踏み出してみてください。

憧れのクルマ(今回であればGクラス)を手に入れることで、出かける場所、車窓から見える景色、そこで知り合える人たち・・・。そしてなにより「自分自身が憧れだったGクラスを所有している」という満足感とちょっとの優越感。これが日頃の生活の大きなハリとなってきます。

気力、耐力、そして時の運。それらすべてがピタリと合い、購入の機会がめぐってくきるタイミングは人生においてそう何度も訪れるものではありません。本当は一生乗っていたいけれど、たとえば5年間だけと決めてGクラスを所有するのもありです。Gクラスはリセールバリューが期待できるので、大切に乗れば高値で手放すことも期待できます。

石橋を叩いて渡っていたらいつまで経ってもチャンスを逃すばかり・・・。心の準備をして「迷ったら、買い」これに尽きます。

Gクラスや高級SUVを数多く扱うトップランクにご相談を!

どれほど予習したとしてもそれはまだ情報の蓄積段階。実体験はこれからです。かといって失敗はしたくない・・・。その気持ちもとてもよく分かります。

では、どうすれば予算内で理想的なメルセデスベンツGクラスを手に入れることができるのか?

餅は餅屋、その道のプロフェッショナルを頼るのがもっとも近道かつ確実です。

平成14年に創業以来、20年以上にわたって輸入車を軸に良質な中古車をご提供してきたトップランクならではの豊富なノウハウと販売実績があります。

その知識と経験を活かし、必ず理想のGクラスを探していらっしゃる方たちのお力になれるはずです。

些細なことでも結構です。お気軽にご相談ください。

 

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