【2024年版】ランドローバー ディフェンダーの購入ガイド

レンジローバーを代表するモデルであり、クロスカントリー車の代表格でもあるモデルがディフェンダーです。今回は、ディフェンダーの概要や90 / 110 / 130の違い、グレード、中古車相場などについて解説します。ディフェンダーを検討中の方は参考にしてみてください。

またトップランクでは全国のお客様に、最上の1台のクルマを届けるためにオンライン商談も実施しております。気になる車種の購入のご相談について、お気軽にご連絡ください。

目次

ランドローバー ディフェンダーはどんなクルマなのか?

ランドローバー ディフェンダーは、ラダーフレームにアルミボディを組み合わせた本格的なクロスカントリー車です。長年世界中のユーザーに使われ、あらゆる道を走破できる性能などが高く評価されてきました。2019年には新型ディフェンダーが公開され、2020年に日本での販売を開始しました。

新型ディフェンダーは、ランドローバーのアイコニックなモデルを21世紀仕様に刷新し、高い走破能力と耐久性を有する4×4モデルです。新型では、ひと目でディフェンダーだとわかるシルエットを継承しながら、ルーフ後方に取り付けた「アルパインライト」ウィンドウ、横開きのリアテールゲート、外付けスペアタイヤなどは、オリジナルのディフェンダーの特徴を新たな形で取り入れています。

また、新たに極限環境向けに開発した「D7x」アーキテクチャーを採用した軽量アルミニウムのモノコック構造は、ランドローバー史上最も頑丈なボディ構造を誇り、新型ディフェンダーの走行性能を支えています。

ランドローバーの代名詞としての信頼性が人気の理由

新型となったディフェンダーは、新たなアーキテクチャーにより、さらに強靭なボディを手に入れ、ひと目でディフェンダーだとわかるスタイリングや優れた悪路走破性などにより、ランドローバーを代表するモデルとしての信頼性を確立しています。この信頼性があるからこそ、世界中のユーザーからディフェンダーが支持されています。

ディフェンダーのライバル車は?

ランドローバー ディフェンダーのライバル車には、次のようなモデルがあります。

ランドローバー ディフェンダーのライバル車
  • メルセデス・ベンツ Gクラス
  • ジープ ラングラー
  • トヨタ ランドクルーザー

どのモデルも本格的なクロスカントリー車として人気が高く、優れた走破性を有していることが特徴です。どのモデルが自分に合うかは、実際にクルマを見たり、運転したりしてから判断してみるのもよいでしょう。

ランドローバー ディフェンダーを購入する前に知っておきたい注意点とは?

ランドローバー ディフェンダーは、オフロードにおける走破性能や長年の歴史に裏打ちされた信頼性などが特徴です。しかし、購入前に確認しておくべきことがいくつかあります。ここからは、ディフェンダーを買う前にチェックしておきたいポイントについて解説します。

ボディサイズ

2024年時点で販売されているディフェンダーのボディサイズは次のとおりとなっています。

ディフェンダーのボディサイズ
  • ディフェンダー90:全長4,510mm×全幅1,995mm×全高1,970mm、ホイールベース:2,585mm(約101.7インチ)
  • ディフェンダー110:全長4,945mm×全幅1,995mm×全高1,970mm、ホイールベース:3,020mm(約118.8インチ)
  • ディフェンダー130:全長5,275mm×全幅1,995mm×全高1,970mm、ホイールベース:3,020mm(約118.8インチ)

上記のサイズとなっているため、駐車場に入庫できるか、家の前の道路や駐車場まで道に通れない場所がないか確認しておきましょう。

維持費や修理費用

次に、ディフェンダーの維持費や修理する際の費用について確認しておきましょう。

ディフェンダーの維持費には、自動車税や自動車重量税、燃料代などが含まれます。エンジン排気量や車両重量、パワートレインごとの燃費から、おおよその維持費を計算し、購入後の維持費も考慮し、資金計画をたてておくことをおすすめいたします。

修理費用は、故障した際にかかる部品代や工賃などです。ディフェンダーの部品は本国から輸入された後にディーラーや整備工場などに送られます。そのため、国産車と比べると部品代が割高になる傾向があります。工賃は、修理する部分によって大がかりな修理になることがあるため、ディーラーや修理工場など、複数の業者から見積もりを取ってから修理依頼先を決めましょう。

使い勝手

ディフェンダーは、ボディスタイルによってドア枚数が異なります。そのため、ボディサイズだけでディフェンダーを選んだ場合、使い勝手がイマイチだと感じることがあります。ボディスタイルごとのドア枚数は次のとおりです。

ボディスタイルごとのドア枚数
  • ディフェンダー90:2ドア+バックドア
  • ディフェンダー110:4ドア+バックドア
  • ディフェンダー130:4ドア+バックドア

また、バックドアが横開きになっているだけでなく、バックドアの外側にスペアタイヤが取り付けられています。そのため、車両後方の空間が狭い場所ではバックドアが開閉しにくいと感じるかもしれません。

ディフェンダーは、クルマを止める場所、ドア枚数、バックドアの開閉方向の影響により、使いにくいと感じる場面もあるかもしれないということは購入前に把握しておきましょう。

取り回しのしやすさ

ディフェンダーは、ボディサイズが大きく、ホイールベースが長いため、取り回しがしにくいと感じる場面があります。小回り性能の指標となる「最小回転半径」は次のとおりです。

ボディスタイルごとの最小回転半径
  • ディフェンダー90:5.3m
  • ディフェンダー110/130:6.1m

このような数値となっているため、最小回転半径が5m程度のクルマからディフェンダーに乗り換えると、切り返しの回数が多くなったと感じることがあります。

ディフェンダーの90 / 110 / 130とは何か?

ディフェンダーには、90/110/130と3つのボディスタイルが用意されています。この数字はかつてホイールベースの長さ(インチ)を示していました。しかし、2020年から販売されているディフェンダーでは、ボディの全長の違いを表しています。よって、ディフェンダー90が最も全長が短く、ディフェンダー130が最も全長が長くなります。

ランドローバー ディフェンダーのグレードとスペック

ディフェンダーには、3種類のボディスタイルがあり、それぞれに複数のグレードが用意されています。各ボディスタイルごとのスペック、グレード、特徴は次のとおりです。

ディフェンダー90

ディフェンダー90のスペックやグレード、特徴
  • 主要スペック
    • ボディサイズ:全長4,510mm×全幅1,995mm×全高1,970mm
    • ホイールベース:2,585mm(約101.7インチ)
    • パワートレイン:ディーゼル/ガソリン
  • Defender X-Dynamic HSE
    • 価格:972万円〜(税込)
    • エンジン:ディーゼル
    • 20インチ”スタイル5098″(サテンダークグレイフィニッシュ)
    • マトリックスLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)
    • ウィンザーレザーシート
    • スライディングパノラミックルーフ
  • Defender V8
    • 価格:1524万円〜(税込)
    • エンジン:ガソリン
    • 20インチ”スタイル5098″(サテンダークグレイフィニッシュ)
    • クアッドアウトボードマウントエキゾーストパイプ
    • テレインレスポンス2(ダイナミックプログラム付)
    • プライバシーガラス

ディフェンダー110

ディフェンダー110のスペックやグレード、特徴
  • 主要スペック
    • ボディサイズ:全長4,945mm×全幅1,995mm×全高1,970mm
    • ホイールベース:3,020mm(約118.8インチ)
    • パワートレイン:ディーゼル/ガソリン
  • Defender S
    • 価格:905万円〜(税込)
    • エンジン:ディーゼル
    • 19インチ”スタイル6010″
    • レジスト&リゾルブシート
    • 3Dサラウンドカメラ
  • Defender X-Dynamic SE
    • 価格:855万円〜(税込)
    • エンジン:ディーゼル/ガソリン
    • 20インチ”スタイル5094″ (サテンダークグレイフィニッシュ)
    • LEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)
    • レジストシート
    • MERIDIANサウンドシステム
  • Defender X-Dynamic HSE
    • 価格:1,050万円〜(税込)
    • エンジン:ディーゼル
    • 20インチ”スタイル5098″(サテンダークグレイフィニッシュ)
    • マトリックスLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)
    • ウィンザーレザーシート
    • スライディングパノラミックルーフ
  • Defender X
    • 価格:1,351万円〜(税込)
    • エンジン:ディーゼル
    • 22インチ”スタイル5098″
    • 電子制御エアサスペンション
    • シグネチャーインテリアアップグレード
    • ClearSightインテリアリアビューミラー
  • Defender V8
    • 価格:1,615万円〜(税込)
    • エンジン:ガソリン
    • 20インチ”スタイル5098″(サテンダークグレイフィニッシュ)
    • クアッドアウトボードマウントエキゾーストパイプ
    • テレインレスポンス2(ダイナミックプログラム付)
    • プライバシーガラス

ディフェンダー130

ディフェンダー130のスペックやグレード、特徴
  • 主要スペック
    • ボディサイズ:全長5,275mm×全幅1,995mm×全高1,970mm
    • ホイールベース:3,020mm(約118.8インチ)
    • パワートレイン:ディーゼル/ガソリン
  • Defender X-Dynamic SE
    • 価格:1,183万円〜(税込)
    • エンジン:ディーゼル
    • 20インチ”スタイル5094″ (サテンダークグレイフィニッシュ)
    • LEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)
    • レジストシート
    • MERIDIANサウンドシステム
  • Defender X
    • 価格:1,499万円〜(税込)
    • エンジン:ディーゼル
    • 22インチ”スタイル5098″
    • 電子制御エアサスペンション
    • シグネチャーインテリアアップグレード
    • ClearSightインテリアリアビューミラー
  • Defender V8
    • 価格:1,675万円〜(税込)
    • エンジン:ガソリン
    • 20インチ”スタイル5098″(サテンダークグレイフィニッシュ)
    • クアッドアウトボードマウントエキゾーストパイプ
    • テレインレスポンス2(ダイナミックプログラム付)
    • プライバシーガラス
  • Defender Outbound
    • 価格:1,206万円〜(税込)
    • エンジン:ディーゼル
    • 20インチ”スタイル5095″(グロスブラックフィニッシュ)
    • カーペットマット(ラゲッジスペースラバーフロア)
    • エクステリアパネル(ボディ同色)
    • クロスカービーム(サテンブラックパウダーコートフィニッシュ)

グレードの選び方

グレードを選ぶときは、次の順序で選ぶと最適なモデルが見つかるでしょう。

ディフェンダーのグレードの選び方
  1. ボディスタイル選び(90/110/130)
  2. エンジン選び(ディーゼル/ガソリン)
  3. 希望装備が装着されているグレード選択
  4. 必要に応じてオプションを選択

上記の順番で選ぶとライフスタイルや要望に合ったモデルを選ぶことができるでしょう。

ランドローバー ディフェンダーの中古車相場は?

ディフェンダーは人気が高いため、中古車価格が高くなる傾向があります。中古車の平均価格は1,020万円で、価格帯は500万円から1,700万円です。維持費も高くなることがあるため、事前に確認することをおすすめします。 

ランドローバー ディフェンダーはどんな人におすすめ?

ランドローバー ディフェンダーは、本格的な悪路走破性能を求めるユーザーだけでなく、クロスカントリー車が好きな人やリセールバリューのことまで考えたクルマ選びをする人におすすめです。

購入時にかかる費用や維持するためにかかる費用は高いものの、売るときに高値で売却できる可能性が高いことから、ディフェンダーがある生活を十分に楽しんで、ライフスタイルに変化があったときにクルマを乗り換えたい人にもおすすめのモデルといえるでしょう。

ランドローバー ディフェンダーの中古車選びに関して、ご不明な点やご相談事項がございましたら、お気軽にお問い合わせください。弊社の経験豊富なスタッフが丁寧に対応させていただきます。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次