GT-R
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GT-R RB26エンジンオーバーホール
経年劣化のパワーダウンは思い切ってオーバーホール！
根気の洗浄と確実な組込で、永続的にコンディションをキープ！
皆さんこんにちは。
GT-Rの佐藤です。
R32スカイラインGT-Rは販売からすでに25年以上が経過しており、新車状態と同様のコンディションをキープしている車両は、当然のことながらほとんどありません。
オーナーの使用状況によっては、悲しいことにパワーや圧縮比がノーマル規定値の半分以下に落ち込んでいる車両も見受けられますねー。
そんな状態を見過ごせない私は、エンジンのオーバーホールをおこないました！
ついでにエンジン内部の小加工も施してみましたヨ！
とりあえず補器類をすべて外し、エンジンを下ろしてヘッドとブロックを分解します。
走行距離も10万kmオーバーの車両だったので、エンジンルーム内を含めエンジン本体もだいぶオイルやカーボンで汚れてしまっていました。
過走行ということもあり、カーボンやスラッジが多く付着していましたが、とくに大きな損傷もなく、パーツの洗浄と消耗品の交換で済みそうです。
この洗浄作業がオーバーホールでは一番重要で、洗浄液を使用して念入りに汚れを落とさないと、パーツを組み込んだ際に正常な性能を取り戻すことができなくなってしまいます。
バルブリフター、シム、スプリング、バルブ等を気筒ごとに分類して、くり抜いた自作のスピーカーボードに間違えないように並べます。
6気筒の4バルブなので合計24セットを再度組み込んでいくのですが、これがけっこう手間で…。
12気筒5バルブエンジンのオーバーホールとか、もう気が狂っちゃいそうですね(*_*;
分解したヘッドとブロックは、JUNマシンショップに修正面研を依頼しました。思ったよりヘッドの歪みも少なかったので、最小限の修正面研で済みました。
ここでひと工夫。燃焼室のスキッシュエリアを削ります。
この加工は点火時期がそのままだと、低速時のブースト圧が負圧状態でトルクが若干減ってしまう一方、
ノッキング数値を抑えることができるので、オクタン価の低いガソリンにも対応できます。
例えばアメリカでハイオクを入れてもオクタン価は91～94程度なので、海外でもガソリンのミスマッチによるトラブルをある程度防げます。
逆に点火時期を進めることで、パワーアップが図れるメリットもありますね。
スキッシュエリアを広げてキレイに整えたら、あとはひたすら組み込み作業です。
とにかくオーバーホールは根気の洗浄作業と、きっちり元通りに組み込む。まさにこの基本がすべてです。
タービンはオーバーホール前に組まれていたトラストのT517Zをそのまま2基装着。
おおむね馬力は500～600psぐらいでしょうか。タービンブレードのガタや損傷もないようだったので、このまま組み込んでしまいます。
エンジンルーム内の見栄えを少し変化させるため、HPIのクリアタイミングベルトカバーを装着。中がスケスケでさらにスタイリッシュに変身。
ついでに紫のHKSスライドカムプーリーを入れてカムのオーバーラップ量を増やすことで、パワーアップにも繋がりました！
すべて組み込みが終わったところでコンピューターをリセッティング。ブーストがかかった状態の燃料噴射量を調整します。
回転ごとにパワー＆トルクの谷がないように詰めていき、実走チェックで問題なければオーバーホール終了です。
このようなエンジンのリフレッシュにも応じていますので、気軽にご連絡くださいね～
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【担当者のプライベートを紹介。知らない新たな一面が見える!?】
秋といえば味覚の秋。ウチでは毎年親戚中の恒例で、家のある沼津から山梨まで「ぶどう狩りツアー」に行っています。
わざわざマイクロバスをレンタルして、大所帯で行くのですが、自分はもっぱらマイクロバスの運転手に徹しなければならないという…
ちょうどシーズンも始まり、ぶどう目当てのお客さんがギッシリ。
特にここは毎年訪れている場所なので、ぶどう園の社長とも顔見知りで、いつも色々サービスしてくれてありがたいです。
みてください、この大きなぶどう！ とにかく甘くてジューシー♡
中でも家族に人気なのは、青系ぶどうの「カッタクルガン」という品種で、皮も食べられるし、何房食べても飽きることがないほど美味しいです。
【今日のどうでもいい豆知識】
・1円玉に描かれている木は実在しない1円玉は1の書いてある側が裏で、木が描かれている側が表となる。ちなみにこの木は「若木」という名前で、1円玉を製作する際に一般公募によって採用された模様で、実際の木は存在しない。 |
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