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32GT-R クラッチ不良

クラッチがなんだか重い!!
ペダルを踏むと室内からシューシュー音が!

皆さんこんにちは。GT-R佐藤です。

経年劣化による様々な箇所にトラブルが出てくるのは、発売から10年以上経過している車両は当然のこと。

ましてや25年以上経過している32GT-Rなどは、ありとあらゆる箇所からトラブルが起きてもおかしくありません。

市販台数としては少なめの、純正ワインレッドカラーが鮮やかな32GT-Rがクラッチ不良で入庫してきました。

エンジンはノーマルでオリジナルの状態をキープしているようですが、最近クラッチが重くなってきたということでした。

クラッチも純正を使用しているとのことで、これは原因を探らなければなりません。

クラッチペダルを踏んでチェックしてみると、半クラッチの領域で「シューシュー」と音が…。

こういった症状は、クラッチ踏力を倍力させるブースター不良によるトラブルで、クラッチの切れは悪くないのに踏む力が重くなってしまうんですね。

この状態を放っておくとクラッチが重くなるだけですが、2次エアを吸い込んでいるのでアイドリング不調からのエンジン不調に陥る可能性もありますので、

早速ブースターの交換作業に入ります。

室内側から4本、エンジン側から2本のネジでクラッチマスターシリンダーとブースターはすぐに外れてしまいますが、左の黒いブレーキブースターが引っかかるので、

室内側からブレーキブースターのナットを外して前にずらしてからマスターシリンダーをスポッと抜き取ります。

取り外したクラッチマスターシリンダー&ブースターと新品ブースターです。

マスターシリンダーはそのまま新品へ移植して再使用します。

このときにブースターのリンクを同じ長さに調整しておくと、組み込んだ際にクラッチペダルの踏みしろ調整時間が短縮できますね。

あとは元の状態に戻してクラッチフルードを入れたあと、最後にクラッチラインのエア抜きをして作業終了です!

ペダルの踏みしろ最終チェックもして忘れずにおこないます。

大事なお車を長く乗っていただくためには、トラブルの早期発見&対策が重要です。

いつもと何かが違うと感じたら、すぐにご相談ください!

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【今日のどうでもいい豆知識】


・もやしを漢字で書くと「萌やし」

野菜のもやしは漢字では萌やしと書き、急に可愛らしくなるw
「萌え」の本来の語源は、草木の芽が出る(伸びる)様を表し、「萌やす」の連用形で萌やしとなった。




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