ディテーリング
皆さんこんにちは!
濃色系のボディカラーは、キズが目立ちやすいのと共に頻繁なメンテナンスが必要な色です。
メンテナンスを簡単に、さらにボディの光沢も両立できるボディコーティングは、愛着のあるクルマに是非施工したいところです。
今回のお車はアウディRS4です。
A4をベースにクワトロ社がチューニングしたモデルで、エンジンからボディに至るまでA4とは別次元の性能を誇るスポーツカーです。
この1世代前のRS4は最後のマニュアルミッション搭載車となり、クルマを操る楽しさを存分に味わうことができるモデルということで、とくに人気の高い車両ですね。
それなりに走行も楽しんで来られたと思われるクルマなので、細かいキズやウォータースポットが所々に付いているのは仕方ないところです。
ちょっと見えづらいですがこういったキズをボディ磨きで丁寧に除去します。
早速作業開始です。濃色系ボディを磨く際は、慎重にポリッシャーをかけていかないとキズの除去はできませんが、
ボディがギラギラしてしまうオーロラが出てしまうので、しっかり優しくバフを当てていきます。
ポリッシャーがかけられないボディの隙間やダクトの穴などは、手を使ってコンパウンドをかけます。
細かなところも隅々までキズや汚れを落とすことが、仕上がりに大きな差が出てきますね(*´▽`*)
磨き終わったボディはキズも消え、写り込んだ背景も鮮明ピカピカになりました♪
この下地処理が、最後のガラスコーティングの光沢に影響する最も重要な部分です。
仕上げにハイテクX1ボディコートを塗布します。このコート剤は粘着度が高く、見た目にも被膜が広がっていくのが分かります。
また、ボディへの浸透も早いので、塗り込んだらすぐに拭き取らないとムラになってしまうので注意です。
塗布して拭き取る工程を2度繰り返し、乾燥・硬化させたところでコーティング施工は終了です。
曇りのない見事な“うるツヤ”ボディが完成しました!
シリコン系ガラスコーティング“ハイテクコートX1”
車種や年式・走行距離、ボディカラーによっても異なりますが、このRS4ですと80,000円のお手軽なお値段にてご提供しています(^^)/
担当:増渕
【今日のどうでもいい豆知識】
・天然イクラと人口イクラの見分け方 イクラに暖かいお湯をかけ、白く濁って変色して固まったら天然物。色が変わらずに分解されてなくなってしまったら人口物である。 |