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ミニマリストな王様

 

久しぶりに物書きをいたします

 

 

 

 

最近、ブログをさぼりまくっていたわけですが

怠慢というのが全体に対して6割くらいの理由に当たります

 

 

でも残り4割は

有難いことに

 

多くのお客様とのお車のご相談を承っていたからという理由でして

 

本当に皆様、ご用命ありがとうございます

 

 

 

 

最近、フジテレビの騒動が連日世間を騒がせていますが

 

 

私なりの結論がすでにありまして

 

 

 

キムタクってやっぱり最強なんだなっていう話に行きつきました。はい

 

 

 

 

ということで今回はそんな話に

因まずに現行レンジローバーの話をします

 

 

素晴らしい、の一言に尽きるイイクルマです

 

 

新車価格は2000万円を超えるのにもかかわらずここまで大人気になる理由

 

取り扱う側からしてみてもまあ大人気です

 

 

 

元々鳴り物入りでデビューした世代ではありますが
乗ってみるとここ最近のSUVで一番しっくりくるというか。馴染む

 

個人的にもすっごい良いクルマです

 

 

中央店でもそれなりの数を取り扱ってきたので応じてそれなりに乗りましたが

 

欠点という欠点がありません

車体が大きいことも気にならないしデザインも乗り味も素晴らしい

 

 

でも大人気の理由、それは何故か

 

 

【無駄がないから】

 

だと思いました

 

 

 

 

 

技術が進歩すればするほどクルマの装備も飛躍的に向上するのは当たり前

 

単純な性能だけじゃなくてどんどん【多機能】になっているということになりますが
基本的にそれぞれの装備にはオンオフがあるわけで

機能が多くなればなるほどスイッチの数は物理的に増えていきます

 

だから今のクルマってどんな車もスイッチが沢山あります

それが今のクルマの良さでもあり、悪い点でもあると思うのです
要はごちゃごちゃしてると

 

まあこんな感じです

 

 

そんな中で現行レンジローバーの何が個人的に一番良いって
ほとんどスイッチが無くて、無駄がないインテリアであること

 

 

例えるとミニマリストの家の中みたいな

 

 

 

エクステリアもこの車の持つ元々のデザイン性をくっきり表すために至ってシンプルなフォルムで
エアロダイナミクス的な要素や先進的な未来的流線形みたいなものは感じられません

 

 

【Simple is the best】

 

 

まさにこの言葉がピタリとくる
シンプルだからこその存在感は流行り廃りはないし
十数年後もきっと古臭く感じられないと思うのです

 

 

だからといって先進技術が備わっていないわけではなく、
むしろ技術投入はSUVの王様らしくふんだんに盛り込まれているものまた面白い点です

 

 

AWS(オールホイールステアリング)の採用で大きな車体はキビキビ曲がるようになりましたし走行時の安定性も抜群

 

 

ボディは新素材として採用した混合金属【MLA-Flex】の採用で剛性は先代と比べても50%アップ、

なんのこっちゃと思うかもしれませんがここまで高剛性になると、乗ったらわかりますよ(笑)
ロードノイズなどをほとんどシャットアウトしてしまう静寂性は高剛性だからこその所以です

 

 

 

ちなみにこの合金は今後のLANDROVERの中核を担うことになる最新技術

 

 

ヘッドレスにはスピーカーが埋め込まれ、ノイズキャンセリング機能まで備わっている点

 

 

高級SUVはやっぱり【静寂さ】が大事だよね、という
昨今のSUVのスポーツカー化に対して真っ向からぶつかっていくような確固たる信念を感じる作りであり

 

原点にしっかり立ち返っている点は素晴らしいです

 

 

装備の数だけ見たらかなり多いクルマですが
それを感じさせないこのデザインと質感が最近のクルマにはないなあと感じます

 

 

決してスイッチパネル沢山あること、先進的で現代的なフォルムに対して否定的に捉えているわけではありません

飛行機みたいなコックピットや芸術的な流線形のデザインにも惹かれますよね
現代においてはそう言った車が主役を演じていますが

 

 

だからレンジローバーのようなキャラクターのクルマも魅力を感じます

 

 

 

思い返すとレンジローバーは先代モデルたちも
高性能で多機能だけどデザインはシンプルさを突き詰めてきた歴史があります

 

 

ひとつ前のモデルも現行ほどではありませんが極力シンプルなデザインにしていましたし
レンジローバークラシックが今もなお存在感を示し続けるのは
スタイリングの良さと洗練された存在感にあるはずです

 

 

長く乗っていても飽きが来ない、
それでいて馴染みやすいデザイン性が現行モデルの大人気の理由なんだと思います

 

 

近代建築の三大巨匠の一人である

建築家 ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ

 

この人がフィソロフィーとして唱えたのは

『Less is More』

 

つまりは【少ないほうが豊かである】ということです

建物のデザインや創造をしていく上で
足し算をしていくことが最新であると思われがちですが

 

それだけが正解ではなく

無駄を省き、シンプルにし、余白を創り出すことで

 

美しく快適な空間を作り出すことができるというものです

 

これはクルマの話にも同じことが言えると思うのです

 

 

 

 

Gクラスを悪く言うつもりは毛頭ありませんが

Gクラスが大人気な理由はおそらく特異なデザイン性と

もうひとつが必ずリセールを意識したものであるのは間違いありません

 

 

 

 

なので同じような超高価格帯であっても
Gクラスが大人気な理由とはまた意味が異なってくるはずです

 

 

 

ミース・ファン・デル・ローエは更にこんな言葉も残しています

 

 

『God is in the detail』

 

 

神は細部(ディテール)に宿る

 

細部、つまりは本質にこだわることによって素晴らしいモノが生まれるという意味です

 

クルマの本質を評価された結果がこの人気なんだと思うのです

 

 

 

お店に置けばすぐご成約をいただくほどの人気モデル

その勢いは肌で感じますw

 

 

 

玄人な方へもおススメですし
あまり目を向けてこられなかった方へもすんなり受け入れてもらえるはずのこのモデル

 

 

トップランクでは力を入れてラインナップしていきますので

 

 

 

是非お問い合わせください