- 2025.05.24
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お待たせしました。
やっと・・・
О社長のアヴェンタドールが完成・・・
年明けから動き始めて
余裕ぶっこいていたら
凝りすぎて結局ぎりぎりになってしまい
ホイールが来なくて間に合うか間に合わないかのぎりぎりの瀬戸際を綱渡りしていたこともあり
ここ二週間は気が気でない状況で不眠症気味
それでもなんとかイベントの前々日にホイールが届き無事納車ができました
痺れるクルマのご用命ありがとうございました！
今回のこの個体は『ランボルギーニ アヴェンタドールＳＶ』
ランボルギーニがミウラの時代から紡いできたV12モデルの中で
レヴェルトがハイブリッド化したことにより事実上最後の純ガソリンモデルという事になります
ＳＶ＝スーパーヴェローチェ
要はめっちゃ速いアヴェンタドール
世界限定600台のこのモデルを今回もイロイロやらせていただきました
農耕用トラクターとかを作っていたフェルッチオ・ランボルギーニさんが
財を成し、成金らしく、いざフェラーリ買ったろ。ってなるも
買って中身を空けてみたら『こんなのうちのトラクターと一緒じゃん』ってなって
エンツォさんに改良の余地を直談判しに行ったら門前払いを食らい
ムカついてフェラーリを超えるクルマを作って見返してやろうと創ったのがいまのランボルギーニなわけですが
※諸説あり
やりすぎなまでの攻撃的なスタイリングはやっぱりフェラーリには無い良さだと思います
V12ミッドシップを貫く数少ないメーカーでもあるし
紆余曲折あって資本が変わりながら今があるランボルギーニですが
派手さだけのメーカーではなく、
きちんとフィソロフィーをしっかり持って伝統を守り続けている数少ないメーカーでもあります
ランボルギーニのV12モデルはそれぞれ販売年数が長く、アヴェンタドールもデビューから約12年販売を続けていますが
そういう面にもランボルギーニの色があらわれていると感じます
個性が強すぎて古臭いとかそういう次元にいないという
ミッドシップV12モデルはもうランボルギーニ以外には有名どころだとパガーニくらいでしょうか
ですがオラチオ・パガーニも元々ランボルギーニにいたわけだし
なんだかんだでランボルギーニはパイオニアであり信念のあるメーカーです
今回はオーダーという形で個体探しからスタート
最初っから全部やっちまえ！というオーダーのもと
プロテクションフィルムの施工から
Ｏ社長の希望で『LEEP DESIGN』さんのエアロをコンプリート
エアロはふち部分をトップランクでラッピングを施しています
存在感が増すのはもちろんなんですが、
ふち部分をアピールすることで視覚的に車両が低くなったように錯覚させる効果もあったりします
元々の純正車高が既に低い、アヴェンタドールなのでさらに下げるのは度胸がいります
その対応策としても有効な手段で今回は施工をいたしました
※でも今度、下げたいと思います（笑）
ホイールは私の独断で
『IMLA WEEELS』での鍛造3ピースを今回もデザインを一から考えて作成させていただきました
ホイールは。がんばりました。(私ではなくIMLAさんがｗ)
このデザインでこんなリム形状で！ピアスボルトはこれでとあれこれ簡単にワタシは依頼してしまいますが
強度が保てなかったり、そもそもそのデザインを具現化するとオフセットが合わないなど
20回くらい発案してはダメ出しを受け、発案してはダメ出しを受けを繰り返して何とかオーダーしました
アヴェンタドールの深リムは構造上難易度が高くなかなかめんどくさいのですが
今回は限界まで深リムに挑戦してもらい
あえてピアスボルトを同色にすることで
奥行き感を強めてより深く見える構造にしてもらいました
時間はかかりましたが自画自賛できるスタイリングです
まあワタシは何もしてませんけど
という事でなんとか間に合い、
首をなが～くして待っていたＯ社長、お待たせいたしました！
今回はアヴェンタドールという、ある意味特殊なクルマのオーダーをいただきましたが
トップランクではエンジンがついてタイヤが4つ付いている乗り物ならなんでもお探しいたします
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