ディテーリング
皆さんこんにちは!
最近はメルセデスベンツの施工が多くなってきています。ネームバリューとその完成度の高さで、とくに販売数も増えてきているようですね。
今日も洗車に命を懸けている高野です! 今回は納車前の室内清掃について紹介します。
題材はE400ハイブリッドです。
このモデルはEクラスとしては初めてのハイブリッドで、モーターのみで走行が出来るシステム(1km、速度35km/hまで)を組み合わせています。
V6 3.5リッターの自然吸気エンジン(306ps)に20kw(27ps)のモーターを組み合わせ、約15.2km/Lの燃費を記録。
また高速走行時にアクセルを閉じた際、エンジン停止での惰性走行も可能です。
3連メーターの左へハイブリッドメーターが配置(通常は水温計)されているのが、ハイブリッドの証。
メーター中央のマルチファンクションディスプレイとインパネのモニターにもエネルギーフローが表示されることで、
より大きく鮮明に車体の加減速によるエネルギーの流れを見ることができますね。
そんなE400ハイブリッドを納車前に室内清掃していきます。
このクラスの車両は、中古車でも非常にキレイな状態を保っている個体が多く、一見すると室内の清掃をしなくても大丈夫のように見えますが、
細かくチェックしていくと見えない部分の汚れが出てきます。
一番汚れやすいフロアマットはすべて取り出し、汚れを落としていきます。
特殊シャンプーを全体にまんべんなく吹いて汚れを浮き出し、タオルで丁寧に手を使って拭き取っていきます。
見た目全く汚れていないマットも特殊シャンプーを使っていくと、ほらこのようにビッシリ汚れが取れました。
黒いマットは見えにくいですが、じつはかなり汚れていることも多いですね。
掃除機を使用する際も、単にホコリやゴミを吸い取るだけでなく、シートステッチの窪んでいる部分はとくに念入りに吸い出します。
レザーシートなどは、傷みやすい生地なので慎重に丁寧にが基本です。
アクセルやブレーキペダルも、丁寧にタオルを使用して汚れを落としていきます。
ここは靴に付いた汚れが直に付着する場所ですので、ペダルの滑りなどを事前に防ぐためにも掃除は欠かせません。
室内ではないですが、エンブレムやモールの隙間も汚れやすい部分。
特殊溶剤をやわらかいブラシに付けて、隙間の奥の汚れもしっかり掻き出します。
こういった隙間の汚れは何げに外から目立つ部分なんですよね。
洗車前の準備段階やボディコーティングの前には室内清掃は必須です。
この地道な細かい作業が仕上がりに大きな違いをもたらすので、どこも手を抜くことは出来ません。
その分納車したときのお客様の笑顔は、何事にも代えがたい満足度が得られますね!
担当:高野
【今日のどうでもいい豆知識】
・ 「ん」から始まる日本人の苗字がある「栂村」(んがむら)、「兼坂」(んねさか)、「馬越」(んまこし)、「篠崎」(んのざき)と実際に「ん」から始まる苗字がある。 |
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