BMW 3シリーズ(G20)の魅力について徹底解説!

BMW 3シリーズ(G20)は、2019年に登場した7代目モデルで、約50年にわたる歴史を持つBMW3シリーズの最新バージョンです。先代のF30系から大きな変更はなく、キープコンセプトの印象がありますが、実際にはプラットフォームを刷新し、フルモデルチェンジを果たしています。ボディサイズの拡大と軽量化により、運動性能と居住性が向上し、エンジンや安全機能も強化されています。ここでは、G20系3シリーズの特徴と魅力を詳しく解説します。

目次

BMW 3シリーズ(G20)はどんなクルマ?その魅力とは

2019年に登場したG20系のBMW3シリーズは、50年近く続くBMW3シリーズの7代目にあたるモデルです。

エクステリアのデザインは先代のF30系から大きく変わった印象はなく、キープコンセプトの少変更にも感じます。

しかし実際は、2020年代の10年間を見据えてクルマの根幹であるプラットフォームから刷新されたフルモデルチェンジです。

ボディサイズは全長と全幅が拡大され、ホイールベースも延長されました。

一方で、外板にアルミパネルを使うことでF30系から55㎏もの大幅な軽量化を果たしています。

これにより、運動性能と居住性の向上が図られています。

そのほかにも、BMW独自のツインパワーテクノロジーで強化されたエンジンや、先進のプリクラッシュセーフティ機能の実装などで、確実にクルマとしての魅力が高まっています。

ここでは、G20系3シリーズの特徴や魅力について、すこし掘り下げてみましょう。

BMW 3シリーズ(G20)のBMW内で位置付けとは?

BMWのラインナップの中で3シリーズはちょうど真ん中のポジションを受け持っています。

欧州ではDセグメントと呼ばれるミドルクラスにあたり、メルセデスベンツCクラスやアウディA4、レクサスISがライバルとなります。

世界的にもこのクラスのベンチマークとされており、BMWでもそのことを意識した製品作りが感じられます。

そのため、アヴァンギャルドさが魅力のひとつであるBMWのデザインとしては比較的保守的な傾向にあります。

ボディタイプは基本のセダン、ワゴンタイプのツーリング、5ドアハッチバックのグランツーリスモとなっています。

2ドアクーペは先代のF30系から4シリーズとして独立しました。

エンジンは、基本となる2.0Lの4気筒ターボに異なる仕様のバリエーションを展開しています。

プラグインハイブリッドモデルもこの4気筒ターボエンジンを使用しています。

このプラグインハイブリッドモデルは、燃費向上よりもスポーツ性能を重視しています。

そしてもうひとつの柱として、同じ2.0L・4気筒ターボのクリーンディーゼルエンジンもラインナップしています。

BMW 3シリーズ(G20)が人気のポイントは?

G20系3シリーズの一番の魅力なポイントは、その走行性能の高さでしょう。

5代目のE90系から採用された、前:ダブルジョイント式ストラット、後:インテグラルアーム式5リンクのサスペンションを熟成させ、起伏の激しい欧州の道を快適に駆け抜けられる脚に仕上げられています。

G20系ではホイールベースとトレッドが広がり、設計に余裕が生まれ、その走行性能に磨きがかかりました。

そして動力性能の高さも魅力のポイントです。基本は4気筒に移行しましたが、ツインスクロールターボとバルブトロニックを組み合わせたツインパワーテクノロジーにより、応答性が向上し、燃費とパワーが両立しています。

BMW 3シリーズ(G20)のスペックは先代からどのように進化した?

G20系3シリーズは、外観での大きな変化は与えられていません。

しかし、BMW車のアイデンティティであるキドニーグリルは横長で一体感の高いものへとリファインされ、特徴的なDRLの形状変更と合わせて、より精悍さが増した印象です。

ボディのフォルムもダイナミックな処理が特徴的なデザインになっています。

エンジンは先代からバリエーションが整理されて2.0Lを中心とするものになりました。

さらに安全面も強化されています。高性能3眼カメラ&レーダーと毎秒2兆5,000億回の演算能力を持つ画像処理プロセッサーによる高い解析能力を有したドライビング・アシスト・プロフェッショナルで、高い安全性と運転支援による快適性が向上しています。

実用面では、AI音声会話システムのBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタントを装備し、音声で様々な操作が可能です。

他社の競合にあたる車種は?

欧州ではDセグメントの車種としてメルセデスベンツのCクラスやアウディのA4、レクサスのIS 、VWのパサート、プジョー408、ボルボS40などが挙げられます。BMW 3シリーズはスポーツ性能を重視し、さらに高級感もあります。同じDセグメントの中でも直接のライバルとなるのは先頭の3車種でしょう。

ちなみに国産車ではセダンが激減しているため直接競合する車種は限られますが、トヨタのクラウンや日産のスカイラインがライバルになるでしょう。

BMW 3シリーズ(G20)の新車・中古車価格は?

続いてはG20系3シリーズを価格の面で見ていきましょう。G20系3シリーズの新車価格は発売開始の2019年から何度かの仕様変更や価格改定で変化していますので、ここでは2024年5月時点での価格を紹介していきます。

新車価格について

G20系3シリーズの新車価格は、最もリーズナブルな318iが574万円、最も高価なM340i xDriveツーリングが1,116万円です。

最も売れ筋の中心は320iのMスポーツで、価格は686万円です。

その320i・Mスポーツ、ワゴンタイプのツーリングになると738万円となり、約50万円高くなります。

ディーゼルエンジン搭載車も人気があります。セダンの320d xDrive Mスポーツは728万円、ツーリングが764万円となっています。

また、プラグインハイブリッドモデルの330e Mスポーツは758万円となっていて、4気筒モデルの中では最も高価なモデルになります。

中古車価格について

G20系3シリーズは2019年から発売されているので、最も古い個体で5年近く経過しています。

基本的に年式の旧いものほど価格が低いという傾向はありますが、グレードについては必ずしも新車価格と比例しているわけではないという点に注意してください。

最もリーズナブルな318iは、日本国内では流通量がかなり少なく、Mスポーツなどを含めてもほとんど見つかりません。

そのことを踏まえリーズナブルにG20系3シリーズを探す場合は、流通量の豊富な320iのMスポーツが狙い目です。2019年モデルであれば300万円を切る個体もそれなりにあるようです。

また、燃費重視のディーゼルモデルもお買い得なグレードと言えるでしょう。

新車価格は700万円を軽く超えますが、年式が古い個体であれば200万円を切るものも多く見つけられるでしょう。

プラグインハイブリッドモデルの330eはタマ数が多くありませんが、400万円台中盤から見つかるので、これも求めている人にはお得感が高いのではないでしょうか。

最も高価な6気筒モデルのM340iは、2019年式であれば600万円を切る価格の個体もあるようです。

BMW 3シリーズ(G20)はどんな方におすすめ?

BMW3シリーズは、新車価格に比べて4年落ちの中古車で半額近い価格に下がっている個体も多いので、かなりお得に入手できる車種だと言えます。

とは言っても同じ2.0Lエンジン搭載の国産車に比べれば相当高価になりますので、そこに価値を見出せる人がまず前提となるでしょう。

そのことを踏まえてオススメするポイントとしてまず挙げたいのは、長距離の車移動が多い人です。

車での移動が主流で荒れた道も多いわりに、高速での移動も重視される欧州で鍛えられ、Dセグメントの基準とされている3シリーズは、長距離の移動で特筆すべき性能を発揮してくれます。

今では国産車も高レベルになりましたが、速度域の高い高速道路での移動において、3シリーズのポテンシャルは世界トップレベルと言っていいでしょう。

距離が伸びるほど、降りたときの疲労感に違いを感じられると思います。

仕事でもレジャーでも高水準の快適移動ができるでしょう。

その基本的な性能の高さに加えG20系からは運転支援システムが装備されているので、さらに快適に移動できます。

そして、このクラスのベンチマークと言われるだけあって、総合的な完成度の高さも魅力です。

基本の走行性能と動力性能に加え、AIを活用した音声での運転アシスタント機能や大きなカーブド・ディスプレイなどによる操作性の向上、室内の居住性や、積載性の充実など、あらゆる点で最高の水準に仕上げられています。

どのようなシーンで活躍するのか

G20系3シリーズはその総合的な完成度の高さによって、前述の長距離移動からほんの短い距離の近所の買い物まで、あらゆるシーンで活用できるでしょう。

例えば仕事の出張では、数百㎞の移動でも疲労感を残さず、安全で快適に移動ができます。そのため移動後すぐに業務も通常通りにこなせるでしょう。

またレジャーにも大いに活躍するでしょう。キャンプでは荷物が多くなることが懸念点のひとつです。セダンでも十分以上の積載量がありますが、道具が多い場合はツーリングが向いています。

欧州では牽引の用途も多いので、トレーラーを牽く車としても充分性能を発揮してくれます。

近所の買い物や、家族の送り迎えも快適におこなえるでしょう。

十分な積載量や運転アシスタントによる駐車のしやすさという実用面の充実に加え、隣り合った車両に優越感を感じられるという点も無視できないでしょう。

せっかく国産車よりも多くの費用を支払うのですから、それに見合う優越感は得られて当然です。

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