メルセデス・ベンツ(以下、ベンツ)の中古車はやめたほうがいいというのは本当なのでしょうか。
この記事では、ベンツの中古車はやめた方がいいと言われる理由や中古のベンツを選ぶときのポイント、避けたほうがいい中古のベンツの特徴、ベンツの中古を購入するときのコツを紹介します。中古のベンツの購入を検討している方はぜひ最後までご覧ください。
メルセデス・ベンツの中古車はやめた方がいいと言われる理由とは?

「ベンツの中古車はやめた方がいい」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。なぜ、中古のベンツはやめた方がいいと言われるのでしょうか。
ここからは、中古のベンツはやめた方がいいと言われる主な原因を3つ紹介します。
故障しやすいと言われている
中古のベンツは故障しやすいと言われることがあります。しかし、定期的なメンテナンスや定期点検、走行・使用状況に応じた消耗品交換や整備などを実施していれば、故障は最小限に抑えられます。
クルマは工業製品(機械)であるため、絶対に故障しないとは断言できません。これはベンツに限らず、国産車をはじめとするすべてのクルマや工業製品(機械)にも当てはまります。
故障のリスクを最小限に抑えながらベンツを長く乗り続けたいのであれば、必要に応じた点検やメンテナンスを欠かさずに実施しておくことが重要です。
ベンツの中古車を購入する際には、定期的な点検やメンテナンスが実施されているかを確認しましょう。また、購入後は定期点検や走行・使用状況に応じたメンテナンスをしっかりと行い、トラブルや不具合が起きないように予防しておきましょう。
定期的な点検やメンテナンスをしっかりと実施していれば、故障のリスクを最小限に抑えることができます。快適かつ安全にクルマに乗り続けるためにも、点検や状況に応じた整備は確実に実施しておきましょう。
無理している(見栄を張っている)と思われる
ベンツの中古車を購入すると、見栄を張って無理してベンツを購入したと思われることを心配する方もいるようです。
ベンツに限らず、クルマは定期的にモデルチェンジされ、新しいモデルへと進化します。モデルチェンジによって、より欲しいと思うスタイリングやスペックになるか、前型の方がいいと思うかは人それぞれです。
スタイリングや走行性能などで過去のモデルの方が好みの場合、中古車を選ぶ以外の選択肢はありません。そのため、中古車のベンツを購入しただけで「見栄を張って無理をしてベンツを購入した」と断言することはできません。
また、新車のベンツよりも中古のベンツの方が安く購入できることが多いため、現行モデルの新車より中古車の方がお得に購入できる場合があります。
そのため、好みのモデルや予算に応じたベンツが中古でしか手に入らないという理由であれば、周囲からの評判などを気にする必要はないでしょう。
維持費が高いと聞くことがある
中古車に限らず、ベンツは維持費が高いと聞いたことがある方もいるでしょう。
ベンツをはじめとする輸入車は、修理やメンテナンスに必要な部品を輸入しなければならないことがあるため、国産車と比べると部品代が高くなる場合があります。しかし、国産車よりも若干割高になる程度の部品が多いため、さほど心配する必要はないでしょう。
部品によっては驚くほど高額なパーツもありますが、高額なパーツを取り寄せて修理やメンテナンスを行うのはごく稀です。一般的な点検やオイル交換・消耗品交換などのメンテナンスの費用は、国産車とほぼ変わらないため、維持費が高額になることはないでしょう。
また、トラブルや不具合が発生する前に、経年劣化した部品をあらかじめ交換しておくことで、大きな故障を防ぐことができます。そのため、維持費は国産車よりわずかに高い程度でおさまることがほとんどです。
ベンツの維持費が高いと感じる場面は、大きなトラブルや不具合が発生し、高額な部品の取り寄せが必要になり、修理に時間がかかる場合となるため、維持費が高くなることを過度に心配する必要はないといえるでしょう。
中古のベンツを選ぶときのポイント

中古のベンツを選ぶ際は、クルマの状態を隅々まで確認することが重要です。
ベンツを中古で購入するときは、年式、走行距離、外装、内装、メンテナンス履歴(点検整備記録簿)、電装品(パワーウィンドウ、オーディオ、エアコン、ディスプレイなど)の作動状況などをしっかり確認することが大切です。
また、消耗品や機械部品の劣化や損傷が少ないクルマを選ぶことで、購入後すぐにトラブルや不具合に見舞われる心配を減らせます。
そのため、年式が新しく、走行距離が短く、外装や内装の状態がキレイなクルマを選ぶと、後悔のない中古車を選ぶことができるでしょう。
古いベンツが欲しいときに気をつけることとは?
ベンツの中古車を検討している方の中には、年式が古いモデルが欲しいと考えている方もいるのではないでしょうか。
年式が古いベンツを購入するときは、外装・内装、年式、走行距離など、クルマの状態だけでなく、定期的な点検や走行状況に応じた適切なメンテナンスがされてきたかという点についてもしっかり確認しておきましょう。
古いベンツは、見た目の状態や見える場所だけでなく、これまでのメンテナンス履歴などの記録もしっかりと確認しておくことが重要となります。
適切な点検やメンテナンスが行われてきた車両であれば、大きなトラブルや不具合が発生しにくく、安心して購入できるでしょう。
避けたほうがいい中古車の状態とは?

ベンツの中古車を見てみると、流通台数が多く、さまざまなモデルが出回っています。これらの中で、避けた方がよい中古車はあるのでしょうか。
結論から言うと、購入を避けた方がいい中古のベンツは存在します。
例えば、外装や内装の状態が明らかに悪い車両、メンテナンス履歴が不明なクルマ、点検整備記録簿があるものの記録が一部抜けている中古車や、適切なメンテナンスが行われていない車両は避けた方がよいでしょう。
また、保管状態が悪いクルマ、錆びや劣化が進んでいる車両や、ドアの開閉時やエンジンを始動した際に異音がするクルマなどは、見えない部分に損傷が進んでいる可能性が高いため、避けた方がいいでしょう。
中古のベンツを購入する際は、明らかに状態が悪い車両や異音が発生するクルマを避け、違和感や懸念点がある車両を選ばないようにしましょう。
ベンツの中古を購入するときの店舗選びのコツ

中古のベンツを購入する際は、保管状態や車両の状態がよく、質が高い中古車を扱う販売店や、一定の品質が保証されている認定中古車を扱う店舗から購入することをおすすめします。
一定の品質が保証されている中古車であれば、購入後のトラブルや不具合などを最小限に抑えられるだけでなく、販売店が用意している保証を受けることができる可能性が高いです。言い換えれば、トラブルや不具合が発生する可能性が低いため、初期不良に対応する保証を付けて販売していると言えます。
自分で状態の良い中古のベンツを探そうとすると、手間がかかるだけでなく、購入までに多くの時間を費やすことになります。また、ベンツの中古車は数多くあり、どれがいいクルマなのか見抜くのは難しいです。そのため、中古車の扱いに慣れていて、質の高いクルマを扱う中古車販売店で購入するか、一定の基準を満たした認定中古車を選ぶことをおすすめします。
質の高い車両や一定の基準を満たした中古のベンツは、車両価格が高くなる場合がありますが、命を預けるクルマだからこそ、確かな品質のクルマを選ぶことが何よりも重要です。
もし、一定の品質が保証されている中古のベンツと品質が保証されていない中古車の差額が数十万円だった場合、品質が保証されている高い車両を選ぶことをおすすめします。
数十万の差で故障やトラブルを最小限に抑え、事故のリスクを低減できるのであれば、価格が高くても質がいいクルマを選んだ方が、購入後にかかる費用を抑えられるでしょう。
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