レンジローバー スポーツ (L461)とBMW X6(G06)を比較

世界的に人気が高いSUVの中には様々なジャンルがあります。今回紹介するのは「ラグジュアリースポーツSUV」です。

SUVでありながら、その動力性能と走行性能はスポーツカーにも負けない2モデルです。レンジローバー スポーツとBMW X6は、ボディ形状も異なる明確な個性を持ちながら、好敵手としてライバル関係にあることがわかりました。

今回は、この2モデルを様々な角度から比較し、オススメのユーザー像について考えてみます。

目次

ラグジュアリースポーツSUVとしてのライバル

両モデルに共通しているのは「ラグジュアリーSUV」でありながら、オンロードでの走行性能を磨いた「スポーツ性」も持ち合わせている点です。それぞれのモデルについて、まず確認をしていきます。

レンジローバー スポーツ(L461)とは?

「ランドローバー史上最もダイナミックなSUV」のキーワードと共にデビューしました。レンジローバーの威風堂々としたデザインを受け継いでおり、一目でレンジローバーファミリーと分かる、強靭なボディと引き締まった精悍な顔つきを持っています。

そのデザインは、都市に合うラグジュアリーSUVを表現しています。また走行性能についても、レンジローバーファミリーに恥じないオフロード性能はもちろん、オンロードでも期待を裏切らない走りを楽しめるように仕立てられています。

BMW X6(G06)とは?

BMWのSUVモデルラインナップにおいて、SUVの利便性とクーペの優雅さを両立したBMWが定義する「SAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)」モデルです。X6は、セダンラインナップ内においてのクーペモデル「6シリーズ」同様、SUVラインナップ内でのクーペモデルと位置づけられています。

デザインは、クーペの流麗なルーフラインのシルエットを纏いながら、ショルダーラインはSUVの力強さも兼ね備えています。都市の風景に溶け込みつつ躍動感を表しています。また、走行性能もBMWとして妥協のない仕上がりとなっています。

各モデルのグレード構成は?

各モデルのグレード構成とオススメグレードについて確認します。

レンジローバー スポーツのグレード構成

現在販売されている新車は全7グレードで構成されています。S、ダイナミックSE、ダイナミックHSE、オートバイオグラフィ、SV、SVブラック、SVカーボンとなっており、グレード毎にパワートレインの選択肢が複数用意されています。

パワートレインも、マイルドハイブリッドシステムと組み合わせたガソリンとディーゼルエンジン、プラグインハイブリッドシステムを備えたガソリンエンジンが用意されています。装備の仕様としては、標準モデルの「S」を基準にホイールサイズやエクステリア、インテリア装備の仕様変更や追加が行われる構成となっています。

「S」の標準装備でも十分な内容となっています。LEDヘッドランプ、パワーテールゲート、MERIDIANサウンドシステム、デュオレザーシート、ヒーターとメモリ機能付き電動フロントシートと電動リクライニング機能付きリアシートが備わっています。

「ダイナミックSE」はスポーティな外観が追加されています。主な点では21インチホイール、ダイナミックエクステリアパック、インテリアでは可動箇所が増えたフロントシートとヒーターが追加されたリアシートに変更されています。

「ダイナミックHSE」はSEに対して、より上級な仕様となっています。22インチホイール、MERIDIAN 3Dサラウンドサウンドシステム、フロント・リア共にベンチレーション機能も追加されたセミアニリンレザーシートが主な点です。

「オートバイオグラフィ」は、最上級グレードとして位置しており、デジタルLEDヘッドライト、マッサージ機能が追加されたフロントシートが主な追加装備です。

「SV」シリーズはハイパフォーマンスモデルとなり、オートバイオグラフィに対して走行性能とスポーティ感を高める装備が追加されています。ブレーキキャリパーの変更、黒基調となるエクステリア装備、「ブラック」グレード以上ではボンネットがカーボン製へと変更されています。

オススメグレード:S D300

これら多くのグレードからオススメしたいのは「S」です。必要十分以上のアイテムが標準装備されており、更にアップグレードや追加したい装備については、オプションで選択をすることもできます。

ホイールのサイズやデザインを選択するのはもちろん、ダイナミックHSEに搭載されたMERIDIAN 3DサラウンドサウンドシステムやダイナミックSE同様のピクセルLEDヘッドランプへの変更も可能です。

「S」に設定されているパワートレインはディーゼルエンジンのみになります。しかしその最高出力は300PS、最大トルク650Nmを誇り必要十分以上な性能を持ち合わせています。

BMW X6のグレード構成

現在販売されている新車は全2グレードで構成されています。xDrive35d MスポーツとM60i xDriveです。パワートレインはそれぞれのグレードでマイルドハイブリッドシステムを組み合わせたディーゼルとガソリンエンジンに分かれています。「xDrive35d Mスポーツ」は、標準モデルと位置しておりディーゼルエンジンが搭載されます。

「M60i xDrive」は、ガソリンエンジンが搭載されています。基本となる標準装備品については、グレード間での違いはなく同仕様です。LEDヘッドランプ、harman/kardonサラウンドサウンドシステム、ヒーター・ベンチレーション・リラクゼーション機能付き電動フロントシート、ヒーター付きリアシートといった充実したアイテムが装着されます。

グレードによる明確な装備の違いは「M60i」に装着される走行性能を向上させるアイテムです。変更内容はMスポーツ・デファレンシャル、Mスポーツ・ブレーキです。また、Mドアミラーといったエクステリアアイテム、M60iのみが選択可能なオプションであるトラック・パッケージが用意されています。

オススメグレード:xDrive35d Mスポーツ

日常で使用するシーンを想定した場合、xDrive35d Mスポーツがオススメグレードです。Mスポーツにより、スポーティな味付けにチューニングされたアダプティブMサスペンションやMスポーツ・レザー・ステアリングが装備されスポーツマインドを感じることが可能です。またM60iに標準装備されている「Mスポーツ ・パッケージ・プロ」のように一部のアイテムについては、オプションで装着することが可能です。

搭載されるディーゼルエンジンは最高出力298PS、最大トルク670Nmを発揮し力強い走行が可能な中で、軽油を使用するため経済性にも富んでいます。

モデル間での比較ポイント

両モデルを比較する際の気になるポイントを確認します。

車両サイズ

両モデル共にそのサイズは全長が4.95m以上、全幅が約2mと堂々たるものです。

BMW X6(G06)レンジローバー スポーツ(L461)
全長4,955mm4,960~4,970mm
全幅2,005mm2,005~2,025mm
全高1,695mm1,815~1,820mm
最小回転半径5.6m5.3m

レンジローバー スポーツ内でのサイズ差は、エクステリアのエアロパーツの有無とサスペンションのセッティングによる車高の違いによるものです。両モデルを比較した際、一番の違いは全高です。その差は12cmあり、ボディデザインがボックス形状のレンジローバー スポーツに対して、クーペ形状となるX6は全高が低く抑えられています。

取り回しの点で比較する目安となるのは、最小回転半径です。X6の標準は5.9mで、インテグレイテッド・アクティブ・ステアリング作動時5.6mです。レンジローバー スポーツは標準で6.1m、オールホイールステアリング作動時5.3mです。

インテグレイテッド・アクティブ・ステアリングとオールホイールステアリングは各メーカーで名称は異なりますが、後輪を自動で操舵させる機能です。低速時に後輪を前輪と逆方向に操舵させることで小回りが利くように設定されています。

走行性能

普段の走行シーンとしては、オフロードを走行する機会よりも舗装されたオンロードを走行する機会が多いといえます。このことは多くのSUVオーナーに共通しており、両モデルともSUVではありますが、オンロードでの走行性能にも力を入れています。X6は「オンロードでの俊敏なスポーツ性能」、レンジローバー スポーツは「圧倒的な静粛性と万能な走破性」を掲げています。

X6はクーペ形状のボディにより全高に加えて重心も下げることでSUVということを感じさせない低重心になっており、BMW伝統の約50:50の重量配置にすることで運動性能を向上させています。またステアリングセッティングもワインディングでのコーナリングを想定した設定となっており、BMWらしいハンドリングを楽しむことができます。

レンジローバー スポーツは、オンロードもオフロードでもレンジローバーらしい圧倒的な快適性を確保するため、しなやかなセッティングの足回りとしています。電子制御によりサスペンションの硬さやステアリングの重さまで、路面状況に合わせ最適化されます。

そのため、路面変化を感じさせないようなフラットで快適な乗り心地とコーナリング時のロール(傾き)を最小限に抑えるようにチューニングが施されています。

パワートレイン

両モデル共に、マイルドハイブリッドシステムとの組み合わせを基本としています。モーターのアシスト性能も手伝い、SUVとは思えない加速性能を発揮します。また、グレードとパワートレインの組み合わせはグレードのキャラクターに合わせて選択されています。

レンジローバー スポーツは、3リッターのディーゼルエンジンと3種の排気量が異なるガソリンエンジンからなる、計4種類のパワートレインがグレード別に設定されています。「D300」と呼ばれる3リッターディーゼルエンジンは最高出力300PS、最大トルク650Nmを発揮します。

ガソリンエンジンでは3リッターエンジンを基本とし最高出力400PSの「P400」、プラグインハイブリッドを組み合わせた最高出力550PSの「P550e」、最高出力530PSの「P530」、最もハイパフォーマンスな「P635」は4.4リッターエンジンで最高出力635PS を誇ります。呼称はガソリンは「P」、ディーゼルは「D」が頭文字として最高出力値と組み合わせられており、明瞭になっています。

X6にはディーゼルエンジンとガソリンエンジン、計2種類のパワートレインがグレード別に用意されています。「xDrive35d」に搭載されている3リッターディーゼルエンジンは、システムトータルでの最高出力は298PS、最大トルク670Nmです。「M60i」に搭載される4.4リッターガソリンエンジンは最高出力530PS、最大トルク750Nmを発揮します。

いずれにしてもスポーツカー顔負けの動力性能を秘めたモデル達です。

燃費性能

両モデルに共通している、ディーゼルエンジンの燃費について比較を行います。現在、日本での燃費測定モードの主流となっているWLTCモードで測定した公表値を基に行います。

レンジローバー S D300BMW X6 xDrive35d
トータル10.4km/L12.8km/L
市街地6.6km/L8.8km/L
郊外10.8km/L13.9km/L
高速道路13.1km/L15.0km/L

総合的にX6の方が燃費は良い結果でした。その要因としてはボディ形状による空気抵抗差によるものと考えられます。

各モデルのオススメユーザーは?

それぞれのモデルに合うユーザー像をイメージしてみます。また、購入の際どのようなポイントを押さえておくべきかを紹介します。

レンジローバー スポーツ S D300(L461)がオススメなユーザーは?

本格的なオフロード走行を伴う、アウトドア活動も行いたいユーザーにオススメします。悪路での走行性能は、レンジローバーファミリーならではの特徴となっています。

目的地へ向かう市街地や高速道路のオンロードでも、悪路のオフロードに突入しても安定した快適な乗り心地と走行性能で目的地へのドライブを楽しめます。

BMW X6 xDrive35d Mスポーツ(G06)がオススメなユーザーは?

SUVの利便性と流麗なクーペボディを両立したいユーザーにオススメします。主な活動範囲が都市部や高速道路を用いた長距離移動を行う機会が多い場合、スポーティな走行性能によって、その魅力が輝きます。

もちろんxDriveにより、路面状況が悪い場面でも安定した走行を可能としており、SUVとしても頼もしい存在といえます。

購入時のオススメポイントは?

愛車を購入する際のオススメポイントは、購入からその後のメンテナンスなどもお願いできる「オールインワン」で対応が可能なショップ選びです。

特に輸入車は、販売後のアフターフォローを行わないショップが多く存在します。そのようなショップで購入した場合、愛車のメンテナンス先を探す手間が発生します。輸入車の場合、専門店などもありますが敷居が高いと感じることでしょう。

また、近くに評判の良い専門店があるとも限りません。そんな悩みを持っての愛車探しは、考えることが増えてしまい楽しさが半減してしまいます。その際には是非、トップランクへご相談ください。

トップランクでは大型の自社工場を完備しており、納車前整備では徹底した点検と整備を実施します。その点検項目は187項目にも及び消耗部品の交換もきっちり行い、車両状態を確認します。

納車後のアフターサービスも充実しており、車検や点検はもちろんプロテクションフィルムやコーディングといったカスタマイズまで対応可能です。点検費用もホームページ上に提示しており明瞭になっています。一度ホームページへアクセスしてご確認ください。

 

お車に関するご相談や、気になる車種の故障リスクなど、どんな些細なことでもお気軽にお問い合わせください。

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