BMWのファミリーカーの魅力とは?モデル別の特徴と選び方

BMWをファミリーカーとして利用する場合、どのようなモデルがよいのでしょうか。一般的に、ファミリーカーと聞くと、全高が高く、室内空間が広いミニバンをイメージする方も多いでしょう。

しかし、ファミリーカーとして使えるクルマはミニバンだけではありません。トールワゴンやステーションワゴン、SUVなどもファミリーカーとして使うことができます。

そこで今回は、ファミリーカーとしても利用することができるBMWのモデルやその特徴を紹介します。ファミリーカーとして利用できるBMWを検討している方は参考にしてみてください。

目次

そもそもファミリーカーとして使えるクルマはどんなクルマ?

そもそもファミリーカーには明確な定義がなく、4人以上が乗車でき、室内空間にゆとりがあり、ラゲッジルームに十分な荷物を載せられるクルマを指すことが多いです。

では、BMWの中で、4人以上が乗車でき、室内空間にゆとりがあり、ラゲッジルームに荷物を載せる余裕があるBMWとはどのようなモデルなのでしょうか。

ファミリーカーとして人気のBMWのモデルとそれぞれの特徴

ここからは、ファミリーカーとして利用できる人気のBMWを紹介します。ファミリーカーを探している方、家族とのドライブを楽しめるBMWを探している方は、クルマ選びの参考にしてみてください。

X1シリーズ

BMW X1は、BMWの中で最もコンパクトなクロスオーバーSUVです。扱いやすいサイズ、ゆとりある室内空間、高めの着座位置などにより、運転や乗り降りがしやすいモデルとなっています。

また、多彩な収納機能やアレンジ可能なリアシートなど、アクティブなライフスタイルに柔軟に対応する使い勝手も特徴です。加えて、BMWならではの俊敏で爽快な走りを兼ね備えており、運転する楽しさも味わえます。

主要スペックや新車販売価格・中古車相場は次のとおりです。

BMW X1主要スペック(BMW X1 xDrive20i)
  • 全長:4,500mm
  • 全幅:1,835mm
  • 全高:1,625mm
  • ホイールベース:2,690mm
  • 車両重量:1,640kg
価格
  • 新車販売価格(現行モデル:U11):540万円〜
  • 中古車相場(全世代):30万円〜775万円(2024年10月時点)

2シリーズ アクティブツアラー

BMW 2シリーズ アクティブツアラーは、BMWらしいダイナミックでスポーティなスタイリングや運動性能、マルチパーパスビークル(MPV)の広々とした室内空間、高い機能性、快適性、安全性を高次元で融合したコンパクトなハイトワゴンです。

初代モデルは、BMW初のFFベースのパワートレインを採用したことが話題となりました。FFのBMWに疑問の声もありましたが、BMWらしい「駆けぬける歓び」をFFでも実現し、高く評価されました。

また、ファミリーユースをはじめ、ロングドライブでの快適性やクリーンディーゼルの経済性などが評価され、2015〜2016日本カー・オブ・ザ・イヤーにおいて、「インポート・カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。

2022年から販売を開始した2代目では、初代と同様の使い勝手が良いMPVという特徴を継承しつつ、エクステリアとインテリアデザインをよりモダンにし、最新のコネクティビティを搭載しているのが特徴です。

2代目となったBMW 2シリーズ アクティブ ツアラーの主なスペックや新車販売価格・中古車相場は次のとおりです。

BMW 2シリーズ アクティブ ツアラー主要スペック(BMW 218d Active Tourer)
  • 全長:4,385mm
  • 全幅:1,825mm
  • 全高:1,580mm(M Sportモデルの全高は1,565mm)
  • ホイールベース:2,670mm
  • 車両重量:1,600kg
価格
  • 新車販売価格(現行モデル:U06):510万円〜
  • 中古車相場(全世代):54万円〜469万円(2024年10月時点)

2シリーズ グランツアラー(生産終了)

BMW 2シリーズ グランツアラーは、BMW初の7人乗りMPVとして、2015年に登場しました。

BMW 2シリーズ グランツアラーは、BMWらしいシャープなスタイリングとスポーティな運動性能を持ち、最大7人が乗車できる広々とした室内空間や高い機能性・快適性を兼ね備えた多目的車です。

また、取り回しのよいコンパクトなボディサイズながら、2列目と3列目シートは乗車人数や荷物の量に応じてアレンジが可能です。BMW 2シリーズ グランツアラーは、ファミリーユースや多人数乗車、高さのある荷物の運搬など、さまざまな場面で活躍するオールマイティなBMWです。

多くの魅力を持つBMW 2シリーズ グランツアラーは、初代モデルのみで生産が終了したため、中古車でのみ購入可能です。

BMW 2シリーズ グランツアラーの主なスペックや新車販売価格・中古車相場は以下のとおりです。

BMW 2シリーズ グランツアラー主要スペック(BMW 218i Gran Tourer)
  • 全長:4,565mm
  • 全幅:1,800mm
  • 全高:1,645mm
  • ホイールベース:2,780mm
  • 車両重量:1570kg
価格
  • 新車販売価格(F46):358万円〜
  • 中古車相場:59万円〜364万円(2024年10月時点)

3シリーズ ツーリング

BMW 3シリーズ ツーリングは、広々としたラゲッジスペースを備えるステーションワゴンです。

ステーションワゴンならではの荷室容量や快適性の高い居住性により、多様なニーズに応えるだけでなく、家族との長距離移動でも快適なドライブを楽しめます。BMW 3シリーズは、BMW好きやワゴン好きだけでなく、アクティブなライフスタイルのユーザーやファミリーにもおすすめなモデルです。

現行モデルとなるG21(3シリーズ ツーリング)では、セダンと同様に最新のBMWデザインコンセプトを採用。BMWのアイコンでもあるキドニーグリルは、従来の2つに分かれたデザインから、1つのフレームで縁取られた立体的な造形に進化しました。ツーリングモデル特有のショルダーラインは、流れる風を彷彿とさせる美しいデザインです。

BMW 3シリーズ ツーリングの主なスペックと新車販売価格・中古車相場は以下のとおりです。

BMW 3シリーズ ツーリング主要スペック(BMW 320d xDrive Touring)
  • 全長:4,715mm
  • 全幅:1,825 mm
  • 全高:1,475mm
  • ホイールベース:2,850mm
  • 車両重量:1,730kg
価格
  • 新車販売価格(G21):672万円〜
  • 中古車相場(全世代):12万円〜948万円(2024年10月時点)

家族連れに嬉しいBMWのファミリーカーの魅力

ファミリーカーとして利用できるBMWのモデルには、次のような嬉しい機能が装備されているモデルもあります。

BMWの機能
  • コンフォートアクセス(キーを持ったままクルマに近づくとロックが解除され、クルマから離れると施錠される機能)
  • ラゲージコンパートメントパッケージ(ラゲッジルームに装備されたラバーの上下によって置いてある荷物が動かないようにする機能)

これらは、両手が塞がっているときや滑りやすい荷物を運ぶ際に便利な機能です。ファミリーカーとしてBMWを選ぶ際には、上記2点が装備されているかということも合わせて確認しておくとよいでしょう。

さらに、BMWの特徴として挙げられる以下の点もファミリーカーとしての嬉しいポイントです。

BMWの特徴
  • 高い静粛性(車内で会話ができたり子どもの睡眠を妨げたりしない)
  • 衝突安全性が高い(丈夫なボディによって万が一のときに乗員が守られる)

ファミリーカーにも利用できるBMWには、ファミリーカーとして欠かすことができない快適性や安全性なども備わっています。

BMWのファミリーカーの選び方は?

ファミリーカーとしてBMWを選ぶ際は、利用シーンに応じてモデルを選ぶことが重要です。ここからは、「予算重視」、「アウトドアなどのアクティブライフ重視」、「街乗り重視」の観点からおすすめモデルを紹介します。

予算重視の場合

予算を重視する場合は、コンパクトモデルの2シリーズや扱いやすいクロスオーバーSUVのX1などがおすすめです。

このようなコンパクトモデルは、BMWラインナップにおける新車販売価格が安く、手が届きやすい価格の中古車が数多く出回っているセグメントとなります。

新車価格が高騰している今、状態の良い中古車を新車より安く購入したいなら、BMWのコンパクトモデルを検討するのがおすすめです。

キャンプなどによく行く、長距離が多い場合

キャンプやアウトドア、趣味のアクティビティを存分に楽しみたいなら、ラゲッジスペースが広いワゴンモデル(3シリーズ ツーリング)や、アクティブなライフスタイルに似合うSUV(X1)がおすすめです。

これらのモデルであれば、荷室容量が十分にあるため、キャンプ用具や趣味で使うツールなどを載せることができます。また、荷物が多くなる子育て世代やロングドライブで旅行に行くときも荷室容量が大きいモデルを選んでおくとよいでしょう。

快適なドライブとアクティビティを存分に楽しむために、居住空間を犠牲にしない広い荷室のモデルを選べば、ドライブも趣味も一層充実します。

街乗りが多い場合

街乗りが多い場合は、コンパクトで取り回しの良いハッチバックを選ぶのがおすすめです。具体的には、2シリーズ アクティブ ツアラーや2シリーズ グランツアラーなど、居住性がよく、快適性が高く、運転しやすいモデルがおすすめです。

BMWラインナップの中でもコンパクトで運転しやすい2シリーズなどのハッチバックは、街乗りに適したサイズや広い視界によって、狭い道での行き違いや駐車場での入庫がしやすいモデルです。

通勤や買い物、送迎など、街乗りが主な用途の場合は、扱いやすいコンパクトモデルがおすすめです。

ファミリーカーとしても使えるBMWの中古車を選ぶならトップランクへ

ここまで、ファミリーカーとして使えるBMWについて解説しましたが、実際の使い勝手や質感は実車を見なければ分かりません。また、初めて輸入車を購入する場合、故障やトラブルなどの不安や心配もあるでしょう。

実車を確認したり、不安なことがあったりするときは、プレミアムモデルを主に取り扱うトップランクにお任せください。トップランクなら、プレミアムカーに精通したプロが見極めた高い品質の車両を取り扱っているため、安心して購入することができます。さらに、心配事や悩みがある際にも親身に相談に乗ってくれるのも嬉しいポイントです。

BMWのファミリーカーを検討しているなら、ぜひトップランクへお問い合わせください。

 

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次