GLCの新たな選択肢「Core(コア)」とは?新グレードの詳細を解説

メルセデス・ベンツGLCのエントリーモデルとして2025年3月に登場した「GLC Core(コア)」とは、どのようなモデルなのでしょうか。

今回は、コアバリューをそのままに手が届きやすい価格を実現したGLC Coreの概要やベースモデルとの違いや価格差などを細かく解説します。新しいGLCのグレードが気になっている方は参考にしてみてください。

目次

メルセデス・ベンツ GLCに新たに設定された「Core」とは?

メルセデス・ベンツ GLCクラス GLC220d 4M AMGラインPKGの写真を使用

メルセデス・ベンツGLCの新たな選択肢として2025年3月に加わった「Core(コア)」は、SUVのGLCとクーペスタイルSUVのGLCクーペに設定された新グレードです。

GLC220d CoreとGLC220dクーペCoreは、2023年に発売されたGLC220d 4MATICおよびGLC220d 4MATICクーペをベースに標準装備を見直し、シンプルなオプション構成にすることで、燃費・トルクに優れるディーゼルエンジンや4MATICといったコアバリューをそのままに、買いやすい価格設定を実現しているのが特徴です。

ベースモデルとCore(コア)の違い

メルセデス・ベンツ GLCクラス GLC220d 4M AMGラインPKGの写真を使用

エクステリアは、ベースとなるGLC 220d/GLC 220dクーペと同じです。ボディカラーは、定番色として人気の高いポーラーホワイト(ソリッドホワイト)、オブシディアンブラック(メタリック)、ハイテックシルバー(メタリック)の3色に絞っています。

また、よりスポーティーな外観となるAMGラインパッケージも選択が可能です。加えて、Coreには片側100万画素以上のヘッドライトによって、瞬時にプロジェクションモジュールを抑制し、ハイビーム相当の配光であっても、対向車や道路標識に光が当たらないよう高い精度で調整する「デジタルライト」が標準装備されます。

インテリアは、メンテナンスが容易で、本革のような質感を味わえるレザーARTICOを標準装備。シートカラーは、標準仕様がブラック、AMGラインパッケージではネバグレーとブラックから選ぶことができます。

インテリアのトリムは、標準仕様がシルバーグレーダイヤモンドインテリアトリム、AMGラインパッケージがメタルウィーブインテリアトリムです。いずれもGLCとして初採用となるトリムとなります。ただし、Coreではウッドトリムは選択できません。

選択できる有償オプションは、AMGラインパッケージとパノラミックスライディングルーフの2つ。よりシンプルな選択肢にすることで、手が届きやすい価格を実現しています。

人気オプション「AMGラインパッケージ」も選べる

人気オプションでもあるAMGラインパッケージは、立体的に配されたスリーポインテッドスターが先進的な表情を生み出すスターパターングリル、開口部の大きなフロントバンパー、インテリアのスポーツシート、本革巻きスポーツステアリングなどを備えています。

また、AMGラインパッケージのホイールには、GLC初採用となるマルチスポークタイプの20インチアルミホイールを採用。スポーティなエクステリアデザインと相まって、スタイリッシュな印象を引き立てます。

もう1つのオプションであるパノラミックスライディングルーフを装着すれば、GLCの広い室内空間がより開放的に感じられ、心地よいドライブを楽しむことができます。

エンジンはベースモデルと変わらない

パワートレインは、ベースモデルとなるGLC220dおよびGLC220dクーペから変更はありません。よって、エンジンは、最高出力197PS (145kW)、最大トルク440Nmを発生する、2.0Lクリーンディーゼル直列4気筒ターボエンジン「OM654M」が搭載されます。

また、エンジンとトランスミッションの間に配置されるISGによって、最大で23PS (17kW)、205Nmのブーストが加わり、よりスムーズな加速と燃費の向上に寄与します。トランスミッションは、9速ATの「9G-TRONICオートマチックトランスミッション」が組み合わされています。

さらに、四輪駆動システム「4MATIC」により悪路から高速道路まで安定した走行が可能となっています。なお、4MATICは、45:55とやや後輪寄りのトルク配分です。

ベースモデルとの価格差は40万円以上

GLC220d CoreおよびGLC220dクーペCoreは、ベースとなるモデル(GLC220dおよびGLC220dクーペ)から人気装備やオプションを厳選し、インテリアのトリムやボディカラーを絞ることで、これまで以上に手が届きやすい価格を実現したモデルです。

肝心の価格は、GLC220d Coreが819万円(税込)、GLC220dクーペCoreが866万円(税込)となっています。ベースモデルのGLC220dが867万円〜、GLC220dクーペが907万円〜となっているため、価格差はGLC220dが48万円、GLC220dクーペが41万円です。このようにCoreではベースモデルよりも車両本体価格が抑えられていることも特徴の一つです。

GLC「Core」とベースモデルの主要スペック

メルセデス・ベンツ GLCクラス GLC220d 4M AMGラインPKGの写真を使用

GLCの新たなグレード「Core(コア)」とベースモデルのスペックの違いを一覧表で見てみましょう。

GLC220d CoreとGLC220dの主要スペック
GLC 220d CoreGLC220d
全長4,720mm
全幅1,890mm
全高1,640mm
エンジン2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジン
最高出力145kW(197PS)/3,600rpm
最大トルク440Nm/1,800-2,800rpm
モーター最高出力17kW/1,500-2,500rpm
モーター最大トルク205Nm/0-750rpm
トランスミッション9速AT
駆動方式4MATIC(四輪駆動)
WLTCモード燃費(km/L)18.1
インテリアトリムシルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムブラウンハイグロスアッシュウッドインテリアトリム
ボディカラー3色8色
価格(税込)819万円867万円
GLC220dクーペとGLC220dクーペCoreの主要スペック
GLC 220dクーペCoreGLC220dクーペ
全長4,765
全幅1,890
全高1,605
エンジン2.0L直列4気筒ディーゼルターボエンジン
最高出力145kW(197PS)/3,600rpm
最大トルク440Nm/1,800-2,800rpm
モーター最高出力17kW/1,500-2,500rpm
モーター最大トルク205Nm/0-750rpm
トランスミッション9速AT
駆動方式4MATIC(四輪駆動)
WLTCモード燃費(km/L)18.2
インテリアトリムシルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムブラウンハイグロスアッシュウッドインテリアトリム
ボディカラー3色8色
価格(税込)866万円907万円

上記の一覧からもわかるように、Core(コア)とベースモデルの差はごくわずかとなっています。インテリアトリムやボディカラーがお好みに合うなら、Coreも選択肢に入れてみるのはいかがでしょうか。

GLC Coreがおすすめな人

メルセデス・ベンツ GLCクラス GLC220d 4M AMGラインPKGの写真を使用

ミドルクラスSUV GLCに新たに加わった「Core」は、ベースモデルからインテリアトリムを変更したりボディカラーを限定したりすることで価格を抑えているグレードです。また、人気オプションのAMGラインパッケージやパノラミックスライディングルーフを選べることから、Coreでも十分だと思う方もいるでしょう。

そのため、人気SUVのGLCを少しでも安く手に入れたい方、人気カラーや人気オプションだけを選ぶ方は、GLC Coreがおすすめです。

GLCの購入を検討しているときはトップランクへ

メルセデス・ベンツ GLCクラス GLC220d 4M AMGラインPKGの写真を使用

メルセデス・ベンツの人気ミドルクラスSUV GLCに新たに追加されたCore(コア)は、その名の通り、コアバリューをそのままに価格を抑えたエントリーグレードです。エントリーグレードに位置するGLC Coreは、最も手が届きやすい価格であるものの、その中身は十分に充実しています。そのため、エントリーグレードでも満足できる仕様といえるでしょう。

GLCを検討しているときに、新車で新しいグレード「Core」と中古車の上級グレードで悩んだときは、両車を見比べて購入するクルマを選ぶことをおすすめします。中古のGLCを探すときは、良質な中古車を取り扱っているトップランクがおすすめです。トップランクでは、あなたの要望に合う状態の良いGLCを探し出して提案します。

GLCの購入を考えているときは、新車の新グレードだけでなく、トップランクで中古の上級グレードもあわせて検討してみてください。

 

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