GLSは大きすぎる？GLSの魅力や特徴などを紹介！

メルセデス・ベンツ GLSは、メルセデス・ベンツの最上級SUVに位置するモデルです。メルセデス・ベンツのSUVシリーズ「GL」に、メルセデス・ベンツのフラッグシップセダンと同じ「S」が付される「GLS」は、どのようなクルマなのでしょうか。

今回は、メルセデス・ベンツ GLSの魅力や特徴を紹介するとともに、GLSのサイズやスペック、メルセデス・ベンツ GLEとの違い、購入時に気にしておくポイントなどを紹介します。GLSを検討中の方やメルセデス・ベンツの最上級SUVが気になっている方は、ぜひご覧ください。

メルセデス・ベンツ GLSの魅力

メルセデス・ベンツ GLSは、大人7名がゆったりと乗車できるゆとりあるボディサイズに、オンロード / オフロードを問わない優れた走行性能を備えています。またそれだけではなく、上質で高いプレステージ性を持つ、メルセデス・ベンツの「最上級SUV」として位置付けられているモデルでもあります。

メルセデス・ベンツの最上級モデルらしい高い質感と快適性、多人数が乗車できる上に荷物も載せられる利便性、舗装されたオンロードだけでなく、未舗装路のオフロードも走行できる多用途性などが、多くの方から高く評価されています。

また、快適な移動時間を実現する、以下のような機能が標準で装備されていることもメルセデス・ベンツ GLSの特徴です。

このように、乗員が快適に過ごせる機能や装備が充実しているため、どんなシチュエーションでも最高のドライブ体験を提供します。

メルセデス・ベンツ GLSの競合モデルは？

GLSのライバルとなるプレミアムSUVは以下が挙げられます。

また、2020年代からは、スポーツカーブランドやプレミアムブランドのSUV参入も増え、競争が激化しています。

ここでは、メルセデス・ベンツ GLSと同じドイツ車のBMW X7、アウディ Q7、ポルシェ カイエンの特徴を紹介します。

BMW X7

BMW X7は、高級感溢れる威風堂々としたデザイン、ラグジュアリーモデルに相応しい乗り心地、最大7人乗りを可能とする高い実用性を備えた、BMWのラグジュアリーな世界観を両立させたモデルです。

一部改良によって新しくなったBMW X7では、フラッグシップセダンのBMW 7シリーズと同様に、印象的な上下2分割のツインサーキュラー&ダブルライトを採用しています。加えて、暗闇で光を放ち存在感を増すアイコニックグローキドニーグリルを搭載するなど、新しいラグジュアリーフェイスを採用しています。

アウディ Q7

アウディ Q7は、ラグジュアリーセダンに匹敵する快適性、エレガントでスポーティなデザイン、最大7人乗車が可能な広いキャビン、安全性を兼ね備えた高性能なプレミアムSUVです。

2020年の大幅な改良では、エクステリアのみならず、インテリア、パワートレイン、インフォテインメントシステム、先進安全装備など全方位にわたり進化しました。アウディ Q7は、デビューしてからも着々と進化を続けているモデルです。

ポルシェ カイエン

ポルシェ カイエンは、スポーツカー「911」に代表されるポルシェが製造・販売している高性能なプレミアムSUVです。

BMW X7やアウディ Q7の最大乗車人数が7名に対して、カイエンは最大5人乗車ですが、ポルシェらしい優れた走行性能を誇ります。また、SUVならではの利便性を高い次元で両立していることが魅力となっています。

また、ベーシックでスポーティなモデルから走行性能を高めたスポーツモデルまで幅広くラインナップしているのもカイエンの特徴です。

ここで紹介したモデルの他にも、ベントレー ベンテイガ、マセラティ レヴァンテ、レンジローバーなど、プレミアム感と走行性能を両立させたSUVは数多くあります。

GLSを検討する際は、GLSだけでなく、X7、Q7、カイエン、ベンテイガ、レヴァンテ、レンジローバーなどと比べ、どのモデルが自分のライフスタイルに合っているか、使い勝手や利便性はどうなのかなどを確かめてから、GLSにするか判断するとよいでしょう。

メルセデス・ベンツ GLSのサイズは大きい？運転のしやすさは？

メルセデス・ベンツ GLSは、3列シートを備えているだけでなく、最上級SUVとしての存在感があるため、ボディサイズが大きいと感じる方もいるでしょう。

以下では、実際にGLSのボディサイズとその運転のしやすさについて解説します。

メルセデス・ベンツ GLSのサイズはどのくらいなのか？

GLSのボディサイズを含めた主要スペックは次のとおりです。

項目	内容
サイズ	全長：5,210〜5,235mm × 全幅：1,995〜2,030mm × 全高：1,825〜1,840mm
ホイールベース	3,135mm
車重	2,540kg～2,690kg
乗車定員・座席列数	7名 / 3列シート
エンジン	・3.0L直列6気筒ディーゼル ISG搭載+48V電気システム（367PS/750Nm）<br> ・4.0L V型8気筒ISG搭載+48V電気システム（517PS/730Nm：GLS 580 4MATICスポーツ）<br> ・4.0L V型8気筒ISG搭載+48V電気システム（612PS/850Nm：メルセデスAMG GLS63 4MATIC +）
トランスミッション	9速AT
駆動方式	四輪駆動
最小回転半径	5.8m（メルセデスAMG GLS63 4MATIC+を除く）
WLTCモード燃費	・直列6気筒ディーゼル：12.0km/L<br> ・V8：7.2km/L（メルセデスAMG GLS63 4MATIC+を除く）
グレード	GLS 450d 4MATIC / GLS 580 4MATIC スポーツ / メルセデスAMG GLS 63 4MATIC+（2024年5月時点）

GLSは大きすぎる？運転しにくい？

上記の表で紹介したように、GLSは、全長が5mを超え、全幅が2m前後あるため、数字だけを見るとボディサイズが大きいクルマといえます。

ただ、着座位置がセダンやワゴンなどよりも高く、目線の位置も高めになるため、大きいサイズのクルマであるものの、運転しやすいと感じるでしょう。

また、最小回転半径が5.8mであるため、取り回しやすいのも特徴です。この最小回転半径5.8mという数値は、国産ラグジュアリーミニバンやミドルサイズの国産SUVなどとほぼ同等です。そのため、運転しにくいと感じることは少ないでしょう。

メルセデス・ベンツ GLSの購入時の注意点

GLSを購入する際には駐車場に注意しましょう。横幅2メートル、全長5メートルを超えるモデルもあるため、グレードによっては駐車できない機械式駐車場が多いことにも注意が必要です。

サイズが少し大きめだからといって、特段大きな不便を被ることはありませんが、普段の生活でどのような場所によく出かけるのかを想定し、事前に対策を練っておきましょう。

メルセデス・ベンツ GLEとの違いは？

メルセデス・ベンツのSUVである「GL」シリーズには、GLSの他にGLEやGLCなど、末尾のアルファベットと同クラスのSUVがいくつもラインナップされています。

その中でもメルセデス・ベンツ GLSの購入を検討している方が悩むポイントの1つとして挙げられるのは、「GLSとGLEのどちらがいいのか？」ということです。

メルセデス・ベンツ GLEは、メルセデス・ベンツのSUVの中では中核モデルに位置するクルマとなっています。また、GLEは、ボディサイズや最小回転半径などがGLSに近い数値となっているため、同じようなクルマで何が違うのだろうと疑問に思われる方も多くいるでしょう。

サイズや扱いやすさはほぼ同じでも、メルセデス・ベンツ GLEはスポーティで使い勝手がいいドライバーズカーとしての側面を持っていることが特徴です。

そのため、乗員の快適性やゆとりを重視するのであればGLS、走りも楽しめるプレミアムSUVが欲しいのであればGLEがよいといえるでしょう。

メルセデス・ベンツ GLSの新車・中古車価格は？

次に、GLSの価格についてです。ここでは、新車価格と中古車の価格帯や平均価格などについて紹介します。

メルセデス・ベンツ GLSの新車価格について

GLSの新車販売価格は次のとおりです。

メルセデス・ベンツ GLSの中古車価格について

GLSの中古車価格（GLS全世代）は、次のとおりとなります。

メルセデス・ベンツ GLSはどんな方におすすめ？

メルセデス・ベンツ GLSは、移動時間を快適に過ごしたい方、乗員の居心地の良さを重視したクルマを探している方などにおすすめです。

そのため、GLSは多人数乗車をする予定があるときやプライベートの移動時間を快適にしたい方だけでなく、会社役員の送迎などにも利用することができます。オンロードやオフロードなど路面の状況を問わず、あらゆる場面で快適な乗り心地のクルマを求めているときは、メルセデス・ベンツ GLSを検討してみてはいかがでしょうか。

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