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最高の出来とされたマヌファクトゥーアエディションを超す21世紀最高の出来栄えの限定車

 

 

中央のイシカワです

 

 

ボジョレー・ヌーヴォーのキャッチコピー

100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え

 

このフレーズ一番好きです

 

その一年前に100年に一度の出来って言ってるんですけど1年で前言撤回してやっぱ今年が一番いいって(笑)

過去の評価を否定してまで評価したいって事ですよね

 

 

 

限定って言葉は
特に日本人ならみんなが好きなはずだと思います

 

 

これを真剣に考えたんですけど

日本って四季があってどんな時期も【旬】があるからその時々を楽しむ感性と文化があるからじゃないのかと思うわけです

 

だから今回も限定のお話です。

 

 

あえてマイナーチェンジ後モデルが見慣れてきたこのタイミングで書いてみようと思います

 

 

 

 

 

 

それがこれ 【G400d エディションマグノホワイト】

 

私はこの限定車を贅沢エディションって呼んでます

 

 

 

Gクラス、特にW463A以降についてはエディションと名の付く限定モデルは通常モデルと差別化がはっきりとされており
限定モデルの存在価値をより強める戦略をメルセデスは行っています

 

 

 

ナイトパッケージが備わったりツートンになったり、
そもそもG63でしか選べないエクスクルーシブナッパレザーシートがディーゼルで設定されたり
カタログに本来存在しないカラーが選べたりと
他メーカーの限定モデルよりも目に見えて仕様に違いがあり【特別感】をより感じます

 

 

 

 

 

この限定モデルもそれに該当します

 

 

 

エクステリアは【マグノオパリスホワイト】にナイトパッケージによるツートンの組み合わせ
いわゆるパンダ仕様のマットバージョンになっています

※これはルーフラッピングしてます

 

 

Magnoはメルセデスにおいてはマットカラーを意味しますが
マットホワイトはどのモデルもあまりラインナップされないカラーです

 

 

G63ではマットブラックをよく見ますしカタログにもオプションカラーとして掲載されてます
G400dでもマグノホワイトと同時にマグノブラックという限定車も出ています

 

 

市場全体としてもマットブラックはそこそこラインナップしているモデルも多く、
珍しいけどめっちゃ珍しいかと言われると微妙です

 

ただマットホワイトになると浮かんでくる車種はメルセデス以外にはあまりないはず・・・

メルセデスは昔からカシミアホワイトとして稀にラインナップされていましたがGクラスではこの限定モデルが最初です

 

 

インテリアもプラチナホワイト
ベージュではなくホワイトというのがポイント

 

 

エクステリア・インテリアがこの組み合わせだからだと思います

派手さのない豪華さと表現すればいいのか・・・

 

 

あ上品でいいですね

 

 

上品って言葉がぴったり合う限定モデル

 

 

 

それで更に個人的にすごいと思うのがこれ

 

 

というかカラーなんかよりも私はこれの方が衝撃的

 

【チェリーウッドラゲッジフロア】

桜の木を使ったウッドフロア
クルマなのに

 

 

 

昔、CLS63のシューティングブレークに

デジーノウッドフロアっていう同じような装備がオプションとしてあったんですが
あれを初めて見た時の衝撃というか、は?っていう(笑)

 

 

衝撃を超えると疑問に変わる。そんな印象を思い出しました

 

60万くらいのオプションだったと思います
クルマ道楽を2周くらい回ると3周目くらいで荷室をウッドフロアにしたくなる?

 

昔からウッドをとりいれるのは車としてはスタンダードではありますし
実際見ると温かみというかポップなイメージを彷彿させてくれます

 

でも・・・とはいえ・・・ねえ・・・

 

それを傷つきやすい荷室でやる理由がわからない(笑)

 

 

無駄遣いと言えば無駄遣いな発想かもしれませんがでもこんなことを具現化しちゃうのがイイ

使い勝手とか実用性と言われるものよりも、オシャレさとか美しさに重きを置いていることを感じます

 

 

 

マットホワイトは煌びやかで上品なカラーリングで
本来であればGクラスのコンセプトからはズレてしまうのでラインナップしていなかったのかもしれません

 

なので・・・

 

珍しい仕様!希少性!

こういった言葉が先行しがちではありますが
個人的にはこの限定モデルに対してはその点はあまり意味がないと思います

発想自体はそれよりもずっと前にできてたでしょうし・・・でもあえて作らなかったから・・・

 

 

それよりも
自分たちが作り上げたGクラスのブランドをあえて崩してでも【美しさ】を表現してくるところが非常にイイと感じます

 

 

マットホワイトにホワイトレザーなんて
汚れが目立つ?維持が大変そう?そんなネガティブな要素を想像して本来であれば敬遠されてしまうのが常ですが

 

 

 

そんな要素をぶっ飛ばして【美しい】と受け入れられさせてしまうような存在感こそ
この限定モデルの良いところだと思うのです

 

 

 

既にマイナーチェンジ後モデルのG450dはデビューしており少ないながらもたまに見かけます
もうG400dが型落ちの表現になってしまうことに驚き

 

 

とはいえ見た目が大きく変わったわけではないですし型落ち感はありません
ホイールが一緒だったら私なんかではぱっと見わかりません(笑)

 

 

少し車屋的な話をすれば

このマイナーチェンジによって
過熱していたG400dの市場は若干ではありますが落ち着きを取り戻しているようにも感じ
市場には以前と比べても多くのG400dが流通するようになりました

 

街中でもよく見かけるようにもなり、価格を考えればあり得ない台数が走っているようにも感じます

 

そうなるとリセールを考えても【人と被る】という点で敬遠する方も多くいらっしゃるかと

 

だからこそ【エディション】と名の付くGクラスは決定的な通常グレードとの違いがいくつもあるので
差別化も図れるし所有欲もみたしてくれるはず・・・

だから少し高くても何とかエディションはお勧めなのです

 

 

これとか。

 

めっちゃカッコいいですよね

 

 

 

という事で話は戻して

オフローダーでチープなGクラスを全否定するGクラス
贅沢エディション、別名エディションマグノホワイト

 

美しさでは限定モデルの中では一番だと思っています

 

 

まあ、このモデルへの好みは置いといて

これに限らず限定車という区分で
Gクラスを考えていらっしゃる方は是非検討してみてもらいたいです

 

 

 

トップランクはザ・日本的思考なので限定車大好き。限定に目がありません。ご相談ください。