車検・点検
皆さんこんにちは。GT-R佐藤です。
冬に入ってから走る機会が少なくなっているので、サーキットが恋しいこの頃です。
さて、いつもはGT-Rメインでメンテナンスをしていますが、今回はシビックをベースにメンテナンス&ライトチューニングしてみました。
かつてグループAという市販車をベースにしたレースがあり、そこでR32GT-Rは無敵の29連勝を誇ったのですが、
そのグループAのディビジョン3という1600cc以下のクラスで、これまた常勝マシンとして記憶に残っているのが、このシビック(EG6)なんですね。
ということで、公道でも人気のあったEG6ですが、その人気はアメリカ西海岸にも飛び火してJDM(ジャパンドメスティックモータリング)というアメリカ国内での日本車カスタムブームの先駆者が、
このシビックやCR-Xだったワケです。
このシビックは1600ccという排気量からは想像もつかないほどの速さを見せて、当時サーキットだけでなく峠でも格上マシンを追い回す姿が定番でしたねぇ~。
VTEC(ブイテック)=可変バルタイシステムの独特な吸気音も魅力的でした。
そんなシビックを今回はアメリカのお客様からの依頼で輸出することになり、油脂類・電気系・ブッシュ関係のフルメンテナンスに加えて、中古の等長エキマニへと交換しました。
まずはノーマルエキマニを外す作業からスタートです。
とにかく20年以上も前の車両ですので、鉄製のノーマル部品を外す場所は当然サビが浸食しているため、固着しているネジを緩めるところからスタート。
潤滑剤を多量に吹き付け回しやすいようにします。
ここで使用するメカニックご用達のWAKO’S「ラスぺネ」。固着したネジを緩めるのはもちろんのこと、雨などの水に濡れた場所でもしっかり潤滑させる機能がスゴイです。
もう20年以上の愛用消耗品ですね。細いノズルも少量から多量まで微妙な調整が可能です。
エキマニ自体を外すのは全然難しくないのですが、経年劣化のサビによりエキマニ側のスタッドボルトがねじ切れてしまいました…(←使用しないのでOKですが)
外したノーマルとフジツボ製のエキマニを見比べます。
VTECエンジンのノーマルエキマニが等長に近い形状をしているので、見た目はそれほど変わりません。鉄とステンレスの違いぐらいです。
早速エキマニを装着します。
たまに社外品でエキマニ単体が分割式ではなく、センターパイプまで一体になっている製品がありますが、その時は苦労しました。
中に入れ込む際はもう知恵の輪状態ですよ((+_+))
ここで忘れないようにしたいのが、センターマフラーに差し込むフランジの内径に付いているリング(矢印部分)。
それを外して社外エキマニ側に移設させておかないと、組み付けた際ここから排気漏れします。しっかり忘れずに取っておきます。
あとは装着箇所のネジを忘れず増し締めし、エンジンをかけて排気漏れがないかチェックします。
エンジンルームがガラッと変わり一気にレーシーな雰囲気になりました。
耐熱バンテージが巻いてあるので余計イメージが変化して、見た目だけでパワーが上がった気分です(笑)
排気漏れの確認が出来たところで実走チェックします。軽くレッドゾーンまでふけあがるエンジンは、ホント乗っていて気持ちいい!!
アクセルレスポンスも少し上がって排気音が甲高くなりましたねー!
スカイラインGT-Rだけでなく、他の車種のチューニングやカスタムメイクも是非ご相談ください。
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【担当者のプライベートを紹介。知らない新たな一面が見える!?】
地元沼津で有名な二郎系ラーメン店「TABOO」の限定メニュー“GTR”を、オートテクニカルベースの近くのお店でコラボレーションしているとウワサを聞き、これは見逃せまいと早速行って来ました!
お店は埼玉の幸手にある「火の豚」という所。やはりこのお店も二郎インスパイア系のラーメンが基本で、さらに中本タイプの旨辛系が融合されたメニューもある有名店です。
もちろんお目当ては1週間限定のTABOOコラボメニュー“GTR”を注文。見た目は似ていますがお味のほうはどうか……ん?
スープはコチラのほうが少し濃いめ。麺自体もTABOOより太麺でした(^^;)
ちなみに店主が果たしてGTR好きだったのかの真相は聞けなかったので、次回の機会に…
【今日のどうでもいい豆知識】
・「日本国」という名の山がある 新潟県と山形県の県境にある山で、かつてココで獲れた見事な鷹を将軍に献上した時にえらく喜ばれ、 「鷹が獲れたその山は今後“日本国”と名付けよ」といったことから、日本国と呼ばれるようになった。 |
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