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こんにちは!
トップランク・オートテクニカルベース メカニックの中村です。
本日は AUDI TTS クーペ【AUDI TTS 8S】の冷却水漏れ修理作業をご紹介いたします。
メーターパネルには何やら物騒な警告が。。。
チェックランプとラジエーター内の冷却液減少を示す「冷却水警告灯」と、
「冷却液レベルを確認」というメッセージが表示されています。
ラジエーターのリザーバタンクは空ッカラです…
リフトアップし、下廻りを点検してみると、ウォーターポンプから冷却液が漏れておりました。
アウディでは定番のウォーターポンプからの水漏れです。
早速、作業を進めていきます。
まずは、ウォーターポンプを外すために、インテークマニホールド、ウォーターパイプ、インテークパイプ等を外していきます。
各パーツが入り組んでおり外すのはかなり大変ですが、悪戦苦闘しながらも外れました。
こちらが本体(左が新品)です。
ウォーターポンプ本体の部品のつなぎ目から水漏れが起きておりました。
ココが熱で変形して隙間ができ、水漏れが起きてしまいます・・・
良く聞くトラブルの一つです。
新しく用意したウォーターポンプを取り付け、今度は逆の手順で組み付けていきます!
ウォーターポンプの組付けが完了したら冷却水を注入し水漏れが起きないか再度確認して完成です!
加圧・暖気・試運転~をしてエラーのないことを確認します。
チェックランプ、警告灯も消え、水温もバッチリ安定しています!
作業完了です!
今回は早期発見ができたため大きなトラブルにはいたりませんでしたが、
パーツのわずかな損傷が、重大なトラブル、事故につながるリスクもあります。
日常点検、定期点検を欠かさずに受けていただく事で、安心して運転して頂けます!
トップランクでは国産車・輸入車問わず点検、整備、用品取り付けを行っております。
テスターによる故障診断や修理、コーディングもお任せください!
何か気になる点がございましたらお気軽にご相談ください。
トップランク オートテクニカルベースでした!