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皆さんこんにちは。
トップランクオートテクニカルベース メカニックのクーです!
「運転中に下廻りから異音がする」とのことで
こちらのBMW M3 (E46) をお預かりしました。
本日は、異音の原因究明から修理までの様子をご紹介させていただきます。
それでは早速点検していきます!
まずは、お客様にも同乗いただき試運転で現象を確認します。
走行中にガコンガコン・・・とたたきつけるような、とても大きな音がなっていることを確認。
早速、リフトアップをして下廻りを確認していきます。
リアへ向かいディファレンシャルを確認したところ・・・
ディファレンシャルを支えるマウントが、左右とも経年劣化によりボロボロになってしまっていました。
今回の異音の原因がわかったところで、
ブッシュの交換作業を進めることとなりました。
BMW E46 M3 は デフマウントブッシュと、デフギヤカバーが一体式となっています。
そのため、今回はデフギヤカバーごと交換する作業となります。
それでは、交換作業に入ります。
ミッションジャッキでデフ本体をしっかりと支え、
デフケースのボルトを緩め、デフギヤカバーを取り外します。
写真左が新品、右が車両から外したデフギヤカバーです。
目視でもマウントブッシュ部分の劣化をご覧いただけるかと思います。
ゴムの部分がなくなりボロボロに・・・
走行中の異音の原因となるとともに、最悪の場合は走行不能にもつながる危険な状態でした。
新品のデフギヤカバーを取り付ける作業に移ります。
まずは、デフ本体との接合面を綺麗に掃除し、新品のギヤカバーを取り付けます。
取付が終わったらディファレンシャルオイルを注入して試運転を行います。
そして、異音が消えた事をしっかりと確認したら無事作業の完了です。
自動車にはディファレンシャルに限らず、エンジンや足回りなど、
いたるところにマウントやブッシュなどのゴム部品が使われています。
長く愛車に乗り続けると、避けることのできない経年劣化。
今回のように異音や不具合の原因となります。
異音や振動など、すこしでもいつもとは違うな・・・という症状にお気づきになりましたら、まずはご相談ください。
弊社では輸入車・国産車を問わず、点検・原因究明・修理実績等ございますのでお気軽にご相談ください!
お客様が安全にカーライフを満喫できるようにサポートさせて頂きます!
トップランク オートテクニカルベースでした!