車検・点検
今回の作業は、マクラーレン570sのエアコン点検・ガスリチャージです。
ご依頼内容は「エアコンの冷えが悪いから見てほしい」との事で入庫。
早速、エアコンの風の温度から測定していきます。
測定結果14.8℃
一見14℃だと涼しそうに感じますが、体感だと「少し涼しい」位の温度です。
これだと昼間の暑い時間帯などは送風に感じてしまう温度、残念ながらエアコンは効いているとは言えません。。
お客様はガスのリチャージもご希望されておりますので、ガス量の点検をした後に、ガス充填(入替)も一緒に行っていきます!
今回の車両はスーパーカーのマクラーレン
エアコンの機械を接続する場所が特殊でした・・
通常エンジンルームに有る接続口が、何とアンダーカバーの中に有ります。
⇧この中!!
こういう特殊な車を触っていると新たな発見があって楽しいです。
下廻りを全面覆っているカバーを外すと、接続口が見えてきます。
下廻りから出てきた接続口に、今回の作業の主役、エアコンガスマシーンを繋げ、現在のガス量の測定から実施します。
その結果、ガス量は少な目・・
ガス量を測定した後、
今度はエアコンガスの入替えのため、車内にあるガスを回収いたします。
ガスを回収した量ですが、規定より少し低い量でした。
※規定値は⇩の950gになります。
規定値にセットし充填を行って行きます。
この時に充填と一緒にガス漏れのチェック、更にはガス漏れが発見し易い特殊オイルも注入します。
ガス漏れも見当たらなかったので、ガスを満充填した後、今一度エアコンの温度の測定を実施します!
ガスの再充填だけで7.6℃まで下がりました。
家庭用のエアコンも車のエアコンもエアコンサイクル内のガスの量が少なくなると、このような冷えが悪い状態になってしまいます。
快適な室内を保つ為、時々エアコンのガス量をチェックする事をお勧めいたします。
この時点で吹出しの風は「冷た~い」感じになりました。
そしてここにWakos製のパワーエアコンプラスを注入していくと更に、、、、、、
更に温度が下がました!! なんと6.0℃までに!
室内で温度測定をしていると寒い位の風が出て行きました。
愛車のエアコンは極力冷たい方がいいですね (笑)
そして最後に各部を再度チェックし、作業完了です!
トップランクオートテクニカルベースでは国産車、輸入車、問わず作業を行っております。
今回はエアコンの温度についてでしたが、エアコンの臭いを改善させるエアコン内部洗浄等も行っております!
愛車の事でちょっと気になる!など御座いましたら、お気軽にご連絡下さい。
スタッフ一同お待ちしております。