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車検・点検

マクラーレンMP4/12C ウインカー不良

ウインカーレバーとウインカーが戻ってこない!!
ステアリング裏パーツ交換で元通りに!

皆さんこんにちは!

学生さんは夏休み真っ盛り。サラリーマンの方々もお盆休みに入っているようで、行楽地では皆さん夏を満喫している感じですね(*´ω`*)

さてさて今回は、イギリスのスーパーカー「マクラーレンMP4-12C」のウインカーが戻らないということでATBに入庫してきました。

F1グランプリでは歴史に名を残すマクラーレン社が誇る代表的なストリートカーMP4-12C。

車高にさえ注意していれば、日本国内の道路でも快適に運転可能です(^^♪

メーター内には必要な情報が集約しており、スッキリとシンプルなデザインのコクピット。

数々のパフォーマンスデバイスや安全装備のコントロールは、ここにすべて集約しているんですね。

ステアリング周りにはパドルシフトを含む多くのレバーが存在しており、写真左のウインカーレバースイッチを動かしてウインカーを出すのですが、

レバースイッチが戻って来ずにウインカーが止まらないという症状を抱えていました。

じつはマクラーレンのステアリングは、通常ではステアリングを外すことはできません。

ということで、企業秘密ですがちょっとした技術を使って外します。

ステアリングを外したところで、ウインカーレバースイッチにはまだ辿り着きません。

さらにステアリングコラムカバーを外していくのですが、様々な場所から伸びている電源コネクターを、曲げたりねじったりしないよう軽く固定してコラムカバーを外します。

ステアリングシャフトからコラムカバーが外れました。

ひとつひとつのパーツには細かな部品が装着されていることもあり、左上の電子基板も傷つけないようソーッと慎重に…(^▽^;)

やっとウインカーレバースイッチに到達です。

中を分解してみると、レバーを留めているピンのスプリングが壊れていた為、ウインカーが戻らない症状となっていました。

早速新品を調達し、交換してステアリングを元に戻します。

エラーメッセージもなく、正常な形に戻すことができました。

ウインカー自体も、左右ともに動いて戻ることが確認できたところで作業完了です!

電装系や小部品等のマイナートラブルはスーパーカーに起こりうるトラブルですので、少しでも気になりましたらご相談ください。

トラブルの早期解決で、スーパーカー本来の性能を満喫したいですね!!

担当:松下

【今日のどうでもいい豆知識】

・聖徳太子が持っている板の意味

聖徳太子の肖像画で、彼が手に持っている細長い板は「笏(しゃく)」と呼ばれるもので、これを持つことで姿勢を正し威厳を保つことが主な理由。

別の用途としては、儀式の際にカンペを貼り付けスピーチをおこなう者もいたが、聖徳太子は儀礼用にのみ使用していた。




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