マセラティレヴァンテは壊れやすいのか?故障しやすいポイントと対策を紹介

イタリアの自動車メーカーとして人気のマセラティは、美しいスタイリングやシャープなフォルム、上質なインテリア、心地よいエンジンサウンドなどが魅力のモデルをラインナップしています。

また、2016年には、マセラティ初となるSUV「レヴァンテ」を発売しました。レヴァンテは、マセラティの特徴を受け継ぎつつ、SUVならではの利便性や使い勝手などを備えている魅力的なモデルとなっています。

今回は、レヴァンテの故障しやすいポイントやその対策について解説します。

目次

レヴァンテの故障しやすいポイントは?

マセラティらしい高級感や息を呑む美しさとSUVの利便性や使い勝手などを備えるレヴァンテは、故障しやすいと言われることがあります。また、レヴァンテのオーナーの声を聞いてみると、実際に故障したという声を聞くことがあります。では、レヴァンテの故障しやすいポイントはどこなのでしょうか。

ここでは、レヴァンテの故障しやすいポイントを3つ紹介します。レヴァンテを検討している方や所有している方は、ここで紹介するポイントに不具合や違和感などがないか確認してみてください。

エンジンやトランスミッションなど駆動系の故障

レヴァンテは優れた走行性能が特徴のスポーツSUVです。そのため、スポーティな走りやハードな走りを楽しむ場面もあるでしょう。

レヴァンテの走りに関わる重要な機関であるエンジンやトランスミッションなどの駆動系は、スポーツ走行やハードなドライビングにも耐えられる設計となっています。そのため、エンジンの不具合やトランスミッションのトラブルが発生する可能性が高いです。

ただし、必ずしも故障が発生するわけではありません。トラブルや不具合が発生するかどうかは、走り方やクルマの使用頻度などによって異なるため、定期的な点検やメンテナンスを欠かさずに実施し、トラブルや故障が発生しないよう予防整備をしておきましょう。

定期的な点検やメンテナンスを実施していても、レヴァンテの使用頻度や乗り方によって、エンジンやトランスミッションの故障が起こることがあります。もし故障すると、走ることができなくなるため、少しでも違和感や異常を感じたら、早めにディーラー・販売店や整備工場にクルマを持ち込んで点検してください。早めに点検し、状態に応じた対処をしておけば、突然クルマが動かなくなるなどの大きなトラブルを防ぐことができるでしょう。

エンジンやトランスミッションなどの駆動系が故障した場合、エンジンのオーバーホールや関連部品の交換などを実施することになります。エンジンのオーバーホールや関連部品の交換、各種調整などをした場合、数十万円以上の費用がかかる可能性が高いです。

トラブルや故障によって多額の修理費用を負担することがないよう、定期的な点検やメンテナンスを確実に実施し、異常や不具合を感じたときはすぐに点検してもらうようにしましょう。

サスペンションまわりの故障

レヴァンテには、エアサスペンションを装備しているモデルがあります。エアサスペンションは、定期的に点検し、必要に応じて部品交換などをしておかなければ、サスペンションとしての機能が失われてしまいます。そのため、トラブルや不具合が発生しやすい部位といえるでしょう。

エアサスペンションに不具合が起きたり、トラブルが発生したりすると、クルマが傾いたり、走行時に突き上げるような乗り心地になります。このようなトラブルが発生する前に、部品交換やメンテナンスをしておくことが重要です。

トラブルが発生し、エアサスペンションの故障を放置すると、サスペンションまわりの部品にも負荷がかかり、追加整備や調整が必要になる可能性もあります。そのため、エアサスペンションの違和感や不調を感じられたときは、早めに点検やメンテナンスを受けるようにしましょう。

マセラティならではのスポーティで快適な走りを存分に楽しみたいのであれば、サスペンションまわりのメンテナンスをしっかり行っておくことをおすすめします。

内装

レヴァンテの内装は、レザーやソフトパッドがふんだんに使われており、手触りや触感が良いことが魅力です。しかし、この内装が日本の気候や使用環境に合わないために、熱で溶けたりベタついたりすることがあります。

内装のベタつきは、パーツを交換することで直せますが、交換箇所によっては多額の費用がかかる可能性があります。マセラティならではの心地よい内装を長期間にわたり維持するためにも、内装の手入れやメンテナンスを定期的に実施し、レザーのコーティングなどを施工しておくとよいでしょう。

マセラティは他のブランドと比較して壊れやすいのか?

ここまでレヴァンテの故障しやすい主なポイントを紹介してきましたが、そもそもマセラティは他のブランドと比較したときに壊れやすいのでしょうか。

保険会社や第三者機関の調査によると、他の主要自動車メーカーと比べて故障しやすいというデータがあります。また、日本車よりも壊れやすいというデータがあり、日本車からマセラティに乗り換えると、故障の頻度やトラブルの多さに驚いてしまうかもしれません。

統計データから自動車業界内での故障のしやすさが目立つマセラティですが、まったく故障をしなかったという事例があるのも事実です。言い方を変えれば、当たり外れがあるといえるでしょう。

故障の頻度を減らすためには、クルマを大切に扱い、乗り方に気をつけつつ、定期的なメンテナンスや部品交換を行うことが重要です。このような扱いをしていれば、トラブルや故障を最小限に抑えることができるでしょう。

つまり、オーナー次第で故障しやすいクルマになるか、故障しにくいクルマになるかが変わるということです。

マセラティに限らずクルマという工業製品は、故障しないという保証はありません。故障やトラブルなどによって事故が起きないようにするためにも、定期的な点検・部品交換・メンテナンスを確実に実施し、違和感や不調を感じ取れるよう調子が良いときの感覚を忘れないようにしておくことが大切です。

故障やトラブルが不安な場合は、販売店に相談し、メンテナンスプログラムへの加入や保証の延長を行うと安心です。もしものときに備えて、さまざまな準備を購入時にしておきましょう。

それでも欲しくなるマセラティの魅力

マセラティは、故障やトラブルなどが発生する可能性が国産車より高いクルマです。しかし、それでもマセラティというブランドに魅力を感じる理由はどこにあるのでしょうか。

ここからは、マセラティの特徴や魅力などを紹介します。

美しいスタイリング

マセラティは、流麗なスタイリングが特徴です。特徴的なフロントグリル、ワイド感を演出するフロントバンパー、シャープなヘッドライト、力強いリアフェンダー、存在感ある美しい後ろ姿など、どこから見てもマセラティとわかるスタイリングとなっています。このようなマセラティならではの独特なスタイリングが多くの人を惹きつけているといえるでしょう。

触れたくなる贅沢な内装

マセラティの内装は、先述したとおり、ソフトパッドやレザーがふんだんに使われていることが特徴です。見るからに豪華でラグジュアリーなインテリアは、思わず触れてその質感を確かめたくなるでしょう。

実際に触れると期待通りまたはそれ以上の心地よさを感じることができます。一度触れたら忘れられない質感の高さや心地よさは、マセラティならではの魅力といえるでしょう。

心地よいエンジンサウンド

マセラティは、フェラーリ製のエンジンを搭載していることでも知られています。スーパーカーの代表格であるフェラーリと同じエンジンを搭載しているマセラティのモデルでは、エンジンをかけた瞬間から体に響く心地よいエンジンサウンドに包まれます。

また、走り出してアクセルを踏み込むと、エンジンの回転数とともに盛り上がるエンジンサウンドを聞きながら力強く加速していきます。この心地良さは、他では味わえない特別な感覚です。この心地よい走りを体感するためにマセラティを所有している人も一定数います。

また、フェラーリとは異なる内装の質感やエンジンサウンドのトーンは、マセラティならではの個性です。この個性に惚れ込んでしまい、マセラティから抜け出せなくなる可能性もあるでしょう。

ラグジュアリースポーツを体現した走り

ラグジュアリーカーのスポーツモデルは、他のブランドからも販売されています。しかし、マセラティは、他ブランドにはないラグジュアリー空間と個性的なエンジンサウンドが調和し、独自の世界観を作り上げています。まさに、ラグジュアリースポーツカーという言葉がピッタリなモデルです。

高級感ある室内空間の中でスポーツカーの走りを楽しみたいのであれば、マセラティをチェックすることをおすすめします。

また乗りたいという余韻が残るクルマ

マセラティは、ラグジュアリースポーツを具現化したといっても過言ではないモデルをラインナップしている自動車メーカーです。

マセラティならではの特徴的なスタイリングを目にし、高級感ある内装に触れ、心地よいエンジンサウンドを聞き、ラグジュアリー空間でスポーツドライビングを体感すると、また乗りたいという余韻をしばらく感じるでしょう。

この「また乗りたい」と思わせるほどの魅力を凝縮したクルマがマセラティの各モデルなのです。

マセラティレヴァンテの故障を防ぐためのメンテナンスは?

さまざまな魅力があるマセラティのSUVレヴァンテの故障を防ぐためには、定期的な点検、必要に応じたメンテナンスが欠かせません。これらの点検は、ディーラー・販売店、整備工場などで行うものとなりますが、その他にもオーナーができる点検があります。

例えば、エンジンのかかり具合、低速走行時のエンジンの動作、トランスミッションの変速具合、ブレーキの効き、ステアリング操作時のフィーリングや操舵の正確さなどは、日々の運転で確かめられる事項です。このような点検は、運転者の責任において実施する日常点検の一部となっています。

そのため、レヴァンテの故障を防ぐためには、日常点検を定期的に実施し、違和感や不具合がないか確認することが重要です。その他にも運転者が適宜実施しなければならない日常点検の項目はいくつもあります。詳しくは、取扱説明書などで確認してください。

マセラティ・レヴァンテの魅力と故障しやすいポイントについて解説しました。レヴァンテは美しいスタイリングと豪華な内装が魅力の一台ですが、故障リスクもあるため、定期的な点検とメンテナンスが重要です。レヴァンテに関するご質問やメンテナンスに関するご相談は、トップランクまでお気軽にお問い合わせください。オンライン商談も承っておりますので、遠方の方でもご安心してご利用いただけます。

 

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