BMW X3はどんな人におすすめ？各モデルの特徴と購入時の注意点

BMWにとって初のSUVであるBMW X5の弟分として、2003年にスポーツ・アクティビティ・ビークル（SAV）としてデビューしたのがBMW X3です。

日本市場には2004年6月に導入され、2024年11月には4代目モデルがデビューしました。発売以来、途切れることなく販売され続けている人気モデルです。

BMW X3(E83)モデル概要

2004年6月にデビューした「BMW X3」の初代モデルであるE83型は、BMW X5に次ぐスポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)第2弾として高い人気を誇りました。電子制御式4輪駆動システム「xDrive」が全車に採用されている他、前後の重量配分が理想の50：50に近く、優れた運動性能を実現しています。

また、BMW伝統の直列6気筒DOHCエンジンが搭載されており、SUVの枠を超えた魅力的なパッケージを持つモデルといえます。E83型は2年連続でエンジン・オブ・ザ・イヤー(2.0-2.5Ｌクラス部門)を受賞し、名実ともに、BMWのSUV(メーカーとしてはSAV)の中核を担うモデルとして位置付けられました。　　

BMW X3(F25)モデル概要

2011年3月にフルモデルチェンジを果たし、2代目として登場したのがF25型です。外観はX5を彷彿とさせる、より存在感が増したデザインが採用され、内装は、BMWらしい硬質感とこの時代の3シリーズに準じたモダンなデザインとなっています。

モデルラインナップのなかでも、3リッター直列6気筒エンジンを搭載するトップグレード「BMW X3 xDrive35i」は、従来のモデルに比べて燃料消費率は約45％向上し、燃料消費率12.0km/Lを実現。

その結果「平成22年度燃費基準+25％」および「平成17年排ガス基準75%低減レベル(★★★★低排出ガス車)」を達成。自動車取得税および重量税が約75%減税されるエコカー減税対象モデルとして評価されました。

BMW X3(G01)モデル概要

3代目となるBMW X3(G01型)は2017年10月にデビュー。ボディサイズは先代のF25型とほぼ同じでありながら、ホイールベースが50mm長くなっています。外観は、厚みを増したフロントマスクに合わせ、ボディ全体もボリューム感のあるデザインとなっています。

そして重量配分が50：50であることからも、SUVであってもBMWの一族のモデルであることを実感できます。内装はデジタルディスプレイを採用し、随所にクローム加飾を施すことで、洗練され高級感のある仕上がりとなっています。

BMW X3(G45)モデル概要

2024年11月にデビューした4代目BMW X3(G45型)。BMW Xモデルとしては初めて、キドニーグリルに斜めのデザインを取り入れ立体的なプレスラインを採用したことで、よりスポーティな外観となっています。

内装はメーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させ、さらに大型化。さらに運転席側に傾けることで視認性を向上させ、タッチ操作での操作性を高めたBMWカーブドディスプレイを採用。

さらに、シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系をすべてを納め、よりモダンなデザインに生まれ変わっています。また、すべてのモデルに48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載するなど、EVとは異なるアプローチで環境面にも配慮したモデルとなっています。

BMW X3はどんな人におすすめか？

現行モデルは全幅が約2メートルとかなり大柄なボディサイズですが、初代から3代目までは1.9メートル以下で、比較的取り回しのしやすいサイズです。

夫婦で1台のクルマを運転するようなライフスタイルや、駐車スペースが限られているなどの制約がありつつも、愛車にはこだわりたいという人にもおすすめです。

メルセデス・ベンツGLB/GLCは周囲で乗っている人が多く、ポルシェ マカンは目立ち過ぎる。「さりげなくセンスの良さを感じさせるモデル」としてBMW X3はちょうどいい選択肢ではないでしょうか。

走行性能を重視するBMWだけに、重心が高いX3でも運転の楽しさは折り紙付きです。買い物から旅行、冠婚葬祭まで、どこへ乗って行っても恥ずかしくないオールラウンダーな1台としてBMW X3はおすすめのモデルです。

BMW X3の購入を検討している方は、ぜひトップランクまでお問い合わせください。多彩なグレードや仕様に関するご相談にも、経験豊富なスタッフが親身に対応いたします。

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