BMWのステーションワゴンは「ツーリング」という名称で販売され、日本国内でも高い人気を誇るモデルです。この記事では、BMWのステーションワゴン「ツーリング」の概要や特徴、メリット・デメリットを解説するとともに、BMWのステーションワゴンの中古車相場もあわせて紹介します。
ステーションワゴンとは?

BMWだけでなく、さまざまな自動車メーカーから販売されているステーションワゴンは、セダンをベースとしたワゴンモデルです。そのため、ワゴンスタイルでありながら、セダンと同程度の運動性能や快適性・安定性を実現していることが特徴です。
また、ステーションワゴンは居住スペースと荷室が一体化され、セダン以上のラゲッジスペースを有していることもポイントです。
さらに、BMWのステーションワゴンにはバックドアのガラス部分のみが開閉する「ガラスハッチ」が採用されており、特筆すべきポイントです。
BMWのステーションワゴンとしてラインナップされている3シリーズツーリングは、現行モデル(G21)にもガラスハッチが引き続き採用されています。しかし、5シリーズツーリングは現行モデル(G61)からガラスハッチが廃止されました。
したがって、ガラスハッチが採用されている5シリーズツーリングを探しているのであれば、G31以前のモデルを探す必要があります。
世代やモデルによってガラスハッチの有無は異なりますが、BMWのステーションワゴンは優れた走行性能と実用性を両立しており、使い勝手の良いクルマといえるでしょう。
BMWのステーションワゴンのラインナップ

BMWのステーションワゴンである「ツーリング」シリーズは、3シリーズと5シリーズの2つのモデルです。
BMWはステーションワゴンを「ツーリング」という名称で販売しています。よって、BMWのラインナップからステーションワゴンを探すときは「ツーリング」というキーワードを入れて探すと見つけやすくなります。
また、BMWのステーションワゴン「ツーリング」シリーズは、BMWらしいスポーティなデザインとプレミアムブランドと呼ぶのにふさわしい上質な内装となっていることも忘れてはなりません。
さらに、BMWのステーションワゴン「ツーリング」シリーズは、BMWならではの「駆け抜ける喜び」を感じられる走行性能が魅力です。
ここからは、BMWのステーションワゴン「ツーリング」シリーズについて解説します。
BMW 3シリーズツーリングの特徴
BMW 3シリーズツーリングは、Dセグメントの売れ筋モデルである3シリーズのステーションワゴンです。
扱いやすいボディサイズとステーションワゴンならではの使い勝手の良さを高い次元で両立させていることが特徴となっています。また、現行モデル(G21)にはガラスハッチが装備されていることもポイントです。
- サイズ:全長4,720mm×全幅1,825mm×全高1,450mm
- パワートレイン:ガソリン、ディーゼル
- ラゲッジ容量:500L(リヤシート使用時)〜1,500L(リヤシート格納時)
BMW 5シリーズツーリングの特徴
BMW 5シリーズツーリングは、ミドルクラス 5シリーズのステーションワゴンです。
3シリーズツーリングよりボディサイズが大きく、ゆとりのある走りと室内空間を備えていることが特徴です。荷物を多く載せる方や長距離・長時間運転することが多い方は、5シリーズツーリングを選ぶと良いでしょう。
- サイズ:全長5,060mm×全幅1,900mm×全高1,515mm
- パワートレイン:ディーゼル、電気自動車、プラグインハイブリッド
- ラゲッジ容量:570L(リヤシート使用時の容量)〜1,700L(リヤシート格納時)
BMWのステーションワゴン「ツーリング」シリーズのメリットとデメリット

さまざまな利点があるBMWのステーションワゴン「ツーリング」ですが、メリットだけでなくデメリットも存在します。ここでは、BMWのステーションワゴン「ツーリング」のメリットとデメリットを紹介します。
BMWツーリングのメリット
BMWのステーションワゴン「ツーリング」のメリットは次のとおりです。
- BMWらしいスポーティなデザイン
- プレミアムブランドらしい高品質なインテリア
- BMWの特徴でもある「駆け抜ける喜び」を具現化した走行性能
- 分割可倒式リヤシートによる利便性の高さ
- 一体化された居住空間とラゲッジスペースにより長い荷物を載せられる
- セダンと比べて荷室の高さがあるため、高さのある荷物を載せられる
- 開口部が大きいバックドアにより荷物の出し入れが容易
- ガラスハッチにより狭い場所でもラゲッジスペースにアクセスできる(ただし、世代やモデルによって異なる)
- 新しい世代のモデルであれば、先進的な安全装備が充実しています
など
BMWツーリングのデメリット
BMWのステーションワゴン「ツーリング」のデメリットは以下の点となります。
- 車両重量がセダンよりも重く、燃費が悪い傾向にある
- トールワゴンやミニバンと比べると、全高が低く居住空間が狭いと感じる場合がある
- 世代によっては、ガラスハッチが採用されていないモデルがある
など
BMWのステーションワゴン「ツーリング」の中古車相場

ここからは、BMWのステーションワゴン「ツーリング」の中古車相場を紹介します。
3シリーズツーリングと5シリーズツーリングに分けて紹介しますので、BMWのステーションワゴン「ツーリング」シリーズの購入を検討している方は参考にしてください。
3シリーズツーリングの中古車相場
BMW 3シリーズツーリングの中古車相場(全世代)および平均価格は次のとおりです。
- BMW 3シリーズツーリングの中古車相場(全世代):34万円〜965万円
- BMW 3シリーズツーリングの中古車平均価格(全世代):262万円
3シリーズツーリングの中古車は、世代によって価格が大きく異なります。
BMW 3シリーズツーリングを中古で購入しようと考えている方は、年式や装備、走行距離などに注目するだけでなく、車両の状態をしっかりと確認してから購入しましょう。また、クルマのコンディションをチェックする際は、画像や動画だけでなく、実車確認もしておくことをおすすめします。
実車を確認すると、画像や映像では気づくことができなかったことを発見できるだけでなく、クルマに付着した臭いをチェックできます。そのため、中古車を購入しようと考えている際は、実車確認をしておくと良いでしょう。
5シリーズツーリングの中古車相場
BMW 5シリーズツーリングの中古車相場(全世代)および平均価格は次のとおりです。
- BMW 5シリーズツーリングの中古車相場(全世代):45万円〜961万円
- BMW 5シリーズツーリングの中古車平均価格(全世代):231万円
5シリーズツーリングの中古車相場は、3シリーズツーリングと同様に、世代やクルマの状態によって異なります。
中古のBMW 5シリーズツーリングを検討している際は、画像や映像だけでなく、クルマに付着した細かなキズや汚れ、臭いなどを確認するために、実車チェックをしましょう。実車チェックをすると、画像や映像だけでは気づけなかったことを見つけることができます。
実車の確認をして納得できる車両であることを確かめた上で、5シリーズツーリングを購入すると、後悔のないクルマ選びができます。そのため、可能な限り実車確認を行うようにしましょう。
BMWのステーションワゴン「ツーリング」は使い勝手も質感も走りも妥協したくない人におすすめ

ここまで解説してきたように、BMWのステーションワゴン「ツーリング」シリーズは、ステーションワゴンならではの使い勝手の良さだけでなく、BMWならではの運転の楽しさや走行性能、プレミアムブランドらしい質感の高さを兼ね備えていることが特徴です。
そのため、BMWのステーションワゴン「ツーリング」は、日常使いだけでなく、休日の外出や旅行、長距離運転など、さまざまな場面に対応できる優等生といえるでしょう。
ステーションワゴンならではのユーティリティ、プレミアムブランドならではの高い質感、運転する楽しさや走行性能など、さまざまな点で妥協したくない方は、BMWのステーションワゴン「ツーリング」を候補に入れておくことをおすすめします。
また、BMWのステーションワゴン「ツーリング」を中古で購入しようと考えている方は、販売店選びも重要なポイントです。先述したように、BMWのツーリングシリーズの中古車価格帯は広く、多くの台数が流通しているため、状態の良いクルマを見つけるのは非常に難しいといえます。
どのクルマが良い状態なのかは、中古車の販売に特化したプロに見極めてもらうと良いでしょう。さらに、中古車を購入する際は、購入後のサポートが充実している販売店で購入することをおすすめします。
BMWのステーションワゴン「ツーリング」の購入を検討している方は、ぜひトップランクにご相談ください。豊富な在庫と経験を活かし、理想の一台を見つけるお手伝いをいたします。
また、オンライン商談も可能で、遠方の方でも安心してご利用いただけます。購入後のアフターサポートも充実しており、初めて輸入車を検討する方にも最適です。BMWツーリングに関するご質問や詳細情報を知りたい方は、お気軽にお問い合わせください。
