BMWのミドルクラスセダンとして高い人気を誇る5シリーズ。この記事では、歴史ある5シリーズの最新モデルであるG60と先代モデルにあたるG30の比較をします。
ボディサイズやパワートレインなど、世代が変わったことでどのような変化があったのか気になっている人や、5シリーズの購入を検討している人は、ぜひ参考にしてみてください。
2017年に登場したBMW 5シリーズ(G30)

BMW 5シリーズ(G30)は、2017年に日本でデビューしました。ガソリンエンジンを搭載するモデルのほか、ディーゼルエンジン搭載車やハイブリッド車など、さまざまなタイプをラインナップしています。
2017年に日本に導入されたモデルは、523i、523i M Sport、530i M Sport、530i Luxury、523i Luxury、530e M Sport、530e Luxury、523d、523d M Sport、523d Luxury、540i M Sport、540i Luxury、540i xDrive M Sport、540i xDrive Luxuryの14タイプです。
数多くのラインナップの中でも、中核モデルにあたる530iには、2.0L直列4気筒ガソリンターボエンジンが搭載されています。最高出力は185kW(252ps)/5,200rpm、最大トルクは350Nm(35.7kgm)/1,450-4,800rpmです。日常使いの比較的低回転域から最大トルクを発生するため、力強い走りを実現しています。
ボディサイズは、全長4,945mm、全幅1,870mm、全高1,480mm。ミドルクラスのセダンらしい堂々とした大きさです。
エクステリアは、伸びやかなエンジンフードと短いオーバーハングにクーペのように流麗なルーフラインを組み合わせ、ロングホイールベースを採用することで、BMWならではの美しさを表現しています。
インテリアは、コクピットの配置を運転席側に向けて傾けた非対称フォルムのセンターコンソールにより、ドライバー重視のクルマ作りがされています。また、人間工学から着想を得た造形により、心地いい室内空間を実現しているのも特徴です。2020年にはマイナーチェンジを実施し、デザインをリフレッシュするとともに、先進安全機能を充実させました。
フロントデザインは、BMW伝統のキドニーグリルをよりワイドに一体化させるとともに立体的な造形にすることで、格式とエレガントさを際立たせています。また、ヘッドライトのデザインは、L字型のLEDライトを採用することで、BMW伝統の4灯ヘッドライトを表現しながら、モダンかつスポーティなイメージを強調しています。
加えて、高性能3眼カメラとレーダー、高性能プロセッサーによる解析能力によって、精度と正確性が向上した最先端の運転支援システムを全モデルに標準装備。さらに、高速道路での渋滞時において、ドライバーの運転負荷を軽減し安全に寄与する運転支援システム「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能」も装備し、一定の条件下において、ステアリングから手を離して走行が可能となりました。
5シリーズ(G30)は、2023年まで販売され次世代モデルであるG60にフルモデルチェンジしました。
BMW 5シリーズ(G30)530i(2017年発売当初)の主なスペックは次のとおりです。
- 全長:4,945mm
- 全幅:1,870mm
- 全高:1,480mm
- ホイールベース:2,975mm
- エンジン:2.0L直列4気筒ターボエンジン
- エンジン排気量:1,998cc
- 最高出力:185kW(252ps)/5,200rpm
- 最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1,450-4,800rpm
- 車両本体価格:789万円
2023年に発売されたBMW 5シリーズ(G60)

2023年7月、BMW 5シリーズは新世代となるG60へフルモデルチェンジしました。G60の5シリーズでは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンに、シリーズ初となる48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載しています。
また、先進のデジタル技術による安心・安全・快適機能を備えるほか、先進的なセーフティシステムを充実させているのも新世代5シリーズ(G60)のトピックです。ガソリンエンジン搭載モデルは523iのみで、ExclusiveとM Sportがラインナップされています。
搭載されるエンジンは、2.0L直列4気筒ターボエンジンです。より高精度なターボシステムとバルブ制御に加え、ツインインジェクションを搭載したミラーサイクルエンジンへと進化させることで、より低燃費かつダイナミックな走りを実現しています。加えて、48Vマイルドハイブリッドシステムの組み合わせにより、レスポンスのよい走りを実現しているのも特徴です。
前述の530iと同じエンジン排気量となっているG60 523iの主なスペックは次のとおりです。
- 全長:5,090mm
- 全幅:1,900mm
- 全高:1,515mm
- ホイールベース:2,995mm
- エンジン:2.0L直列4気筒ターボエンジン+モーター(48Vマイルドハイブリッドシステム)
- エンジン排気量:1,998cc
- 最高出力:140kW(190ps)/5,000rpm
- 最大トルク:310Nm(31.6kgm)/1,500-4,000rpm
- 車両本体価格:868万円(M Sportの価格)
同じ5シリーズだけどG30とG60はココが違う!

BMW 5シリーズは、1972年に初代モデルが誕生し、現在もその歴史が続いているクルマです。プレミアムセグメントにおけるミドルクラスのセダンとして、日本国内のみならず世界各国で高い人気を誇ります。
この5シリーズの7世代目にあたるのがG30、8世代目がG60となります。近年のクルマは、モデルチェンジごとにクルマのサイズが大きくなる傾向があり、5シリーズも例外なくG30からG60に変わったタイミングでボディの大きさが拡大されました。
G30では全長 4,945mm、全幅 1,870mmでしたが、G60では全長 5,090mm、全幅 1,900mmとなっています。同じ5シリーズでも世代が異なるとボディサイズにも違いがあるため、クルマを購入する際は、駐車場に入れるかどうかを確認しておく必要があります。
また、近場のスーパーマーケットやコンビニ、駅ビルなど、よく立ち寄る場所にクルマを入れられるかどうかという確認も忘れずにしておきましょう。エンジンパワーは、G30の530iとG60の523iでは、530iの方が高出力ですが、523iでは48Vマイルドハイブリッドシステムによるモーターアシストがあるため、数値以上にスムーズかつパワフルに走行します。
よって、エンジンスペックよりも、クルマのボディサイズやデザインの好みでどちらのモデルを購入するかを決めると良いでしょう。
G30とG60ではどちらの方がおすすめ?

BMW 5シリーズのG30とG60では、デザインや先進的な機能だけでなく、ボディサイズやパワートレインのメカニズムも異なります。そのため、充実した先進安全機能が装備されている5シリーズを探している場合は、G30の後期モデル(2020年以降)またはG60がおすすめです。
全長5m未満、全幅1.9m以下のミドルクラスセダンがよいという場合は、G30の5シリーズの方がよいでしょう。
駐車場などの条件をクリアでき、最新のBMWの中核モデルを欲しいという場合は、G60がおすすめです。また、5シリーズをショーファーカーとしても利用したい場合はG60の方がおすすめといえます。
その理由は、G60には上級モデルである7シリーズに匹敵する後席空間を持つロングホイールベースモデルがラインナップしているためです。
このようなことから、BMW 5シリーズを選ぶときは、デザインやボディサイズのほかに、どのような用途でクルマを使うのかということも視野に入れて検討すると最適なモデルを見つけることができます。
BMW 5シリーズを購入する時の注意点

BMW 5シリーズは、日本国内でも人気が高いモデルであるため、中古で購入する人も多いでしょう。中古の5シリーズ(G30/G60)を買うときは、クルマの状態や装備、車両価格だけでなく、購入後のアフターサービスが充実しているかという点を確認することも重要です。
BMWは輸入車であるため、専用のツールを使った診断や整備などが必要になる可能性が高いモデルとなっています。また、購入した後も安心して乗り続けるためには、定期的な点検やメンテナンスが必須です。
よって、BMW 5シリーズを中古で購入するときは、希望のクルマを探すだけでなく、販売店選びも慎重に行うことが長く乗り続けるためのポイントとなります。
5シリーズ(G30/G60)を買うならトップランクへ

BMWの人気モデルでもある5シリーズを中古で購入する際は、輸入車やプレミアムカー、スポーツカーなどの取り扱いおよび点検や整備なども実施できるトップランクがおすすめです。
トップランクであれば、5シリーズの購入だけでなく、その後のアフターサービスも安心して受けることができます。BMW 5シリーズ(G30/G60)や、その他のBMW各モデル、輸入車やスポーツカーなどを検討している場合は、充実したアフターサービスを受けられるトップランクにお問い合わせください。



