BMW Z4の中古車は安いのか?狙い目のモデルも紹介

BMW Z4の中古車が安いというのは本当なのでしょうか。今回は、BMW Z4の中古車相場や傾向、狙い目の中古Z4などを解説します。また、Z4ならではの魅力や中古車を選ぶときに注目したいポイントについても紹介します。

目次

BMW Z4は本当に安い?その相場は?

BMW Z4は中古車市場で安い価格になっていると聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。早速、Z4が中古車相場や値下がりしやすいのか解説します。

Z4中古車価格の相場は?

BMW Z4の中古車は、年式や走行距離がなどによって大きく異なります。また、300万円台から900万円台と幅広い価格帯で販売されていることからも、車両によって中古車の価格が大きく異なるといえるでしょう。

Z4の中古車の傾向は次のとおりです。

Z4の中古車の傾向
  • 型式や年式が新しいほど価格が高くなる
  • 年式が古いクルマや走行距離が長い車両は安く手に入れられる

BMW Z4世代別中古車相場(2024年7月時点)はつぎのようになっています。

BMW Z4世代別中古車相場(2024年7月時点)
  • Z4中古車平均価格(全世代):約175万円
  • 初代Z4:約50万円〜約200万円
  • 2代目Z4:約100万円〜約350万円
  • 3代目Z4(現行モデル):約350万円〜約900万円

Z4の中古車の動向や世代別の中古車相場をみてみると、現行モデルの中古車価格が高く、型落ちモデルになると中古車価格が大きく下がる傾向が見られます。

Z4は価格が下がりやすい傾向にある?

BMW Z4は、非常に魅力的で個性的なオープンスポーツカーであるにも関わらず、中古車市場で価値が評価されにくいのが実情です。では、なぜ中古車になると価格が下がるのでしょうか。その理由は主に2つあります。

用途が限定される

Z4は、2ドア・2シーター(2人乗り)・オープンカーという特性を持つクルマです。そのため、ルーフを開けて風を感じながらドライブしたり、ルーフを閉じてプライベート空間の中で贅沢なドライビングプレジャーを楽しんだりするクルマとなります。

このように、Z4は用途が限定されるクルマであるために、万人受けしにくいクルマと判断されてしまうことから、中古車市場での評価が低くなってしまうのです。

中古車市場でこのような考え方になってしまうのは、さまざまな用途に使えるクルマがほしいという一般的な意見が多いことや日本国内でオープンスポーツカーの真価を体験できる場所が限られているなど、日本ならではの環境も影響していると考えられます。

維持費が高くなる傾向にある

BMW Z4は、一般的な乗用車よりも維持費がかかります。この維持費の高さも中古車価格を下げる要因といえるでしょう。

Z4は、電動開閉式のルーフを採用するオープンスポーツカーです。この電動開閉式のルーフは、定期的な点検やメンテナンスが必要となります。また、長年にわたり乗り続けると、ルーフの故障や不具合が発生する可能性が高くなります。

もし、ルーフに関係する部品などにトラブルが発生した場合は修理が必要です。このルーフ関係の修理は、クローズドボディでは必要のない修理となります。つまり、オープンスポーツカーならではの出費ということです。

さらに、オープンスポーツカーをはじめとするスペシャリティカーは、任意保険の保険料も高くなる傾向があります。

このように、さまざまな面で費用がかかることから、長期間にわたり所有し続けるのが難しいと感じるオーナーも少なくありません。

考え方によってはコストパフォーマンスが良いクルマと言える?!

BMW Z4は、スポーティでプレミアム感があり、BMWならではの優れた走行性能やクルマを操る楽しさなどを兼ね備えている魅力的なオープンスポーツカーです。

考え方次第ではありますが、このような特徴を持つクルマを中古で安く手に入れられるというのは、コストパフォーマンスが良いと言えるのではないでしょうか。そのため、BMW Z4に乗りたいものの、新車で購入するのが難しい場合は中古車を狙うとよいでしょう。

ただし、中古車を購入するときは、良質な車両を扱う信頼性の高い販売店を慎重に見極める必要があります。また、購入後のアフターサービスやサポートなどが充実しているかどうかという点も確認すべきポイントです。

良質な車両のみを取り扱い、サポートが充実している販売店を探しているなら、ぜひトップランクにお問い合わせください。

BMW Z4(G29)の魅力

2019年3月に日本で販売を開始したBMW Z4(G29)は、縦型ヘッドライトやメッシュ状のキドニーグリルなど、BMWの新しいデザインコンセプトを採用したオープンスポーツカーです。

また、50km/hで走行しているときでも約10秒でオープン/クローズ可能なソフトルーフを装備しています。さらに、優れたボディバランスによって、高い俊敏性と操作性を実現しているのもZ4(G29)の魅力です。加えて、AI技術を活用した最新のBMW Intelligent Personal Assistantも搭載しています。

走行性能の要でもあるエンジンは、直列4気筒ツインパワーターボエンジンと直列6気筒ツインパワーターボエンジンの2種類。どちらも低回転域から最大トルクを発揮し、高回転までスムーズに吹け上がるエンジンとなっているため、スポーティな走りを楽しめます。

Z4は、エレガントかつスポーティにオープンエアを楽しめるオープンスポーツカーといえるでしょう。

BMW Z4(G29)のスペック

BMW Z4(G29)の主なスペックは以下の通りです。

BMW Z4 sDrive20i M Sportの主なスペック
  • サイズ:全長4,335mm×全幅1,865mm×全高1,305mm
  • エンジン:直列4気筒ツインパワーターボエンジン
  • 排気量:1,998cc
  • トランスミッション:8速スポーツAT
  • 駆動方式:FR
  • 最大出力:145kW(197PS)/4,500rpm
  • 最大トルク:320Nm(32.6kgm)/1,450-4,200rpm
  • 0-100km/h加速:6.7秒※ヨーロッパ仕様車値
  • 車両重量:1,490kg
  • 燃費(WLTCモード):14.1km/L
  • 価格(2024年3月以降生産モデル):776万円(税込)
BMW Z4 M40iの主なスペック
  • サイズ:全長4,335mm×全幅1,865mm×全高1,305mm
  • エンジン:直列6気筒ツインパワーターボエンジン
  • 排気量:2,997cc
  • トランスミッション:8速スポーツAT
  • 駆動方式:FR
  • 最大出力:285kW(387PS)/5,800rpm
  • 最大トルク:500Nm(51.0kgm)/1,800-5,000rpm
  • 0-100km/h加速:4.1秒※ヨーロッパ仕様車値
  • 車両重量:1,580kg
  • 燃費(WLTCモード):12.2km/L
  • 価格(2024年3月以降生産モデル):940万円(税込)

スポーツモデルらしい優れた性能のBMW Z4(G29)は、毎日のドライブを特別な体験に変えてくれることでしょう。

BMW内での位置付けは?

BMW Z4(G29)は、BMWラインナップの中で唯一「Z」の名を継承するオープンスポーツカーです。BMWの「Z」シリーズは、ロードスターモデルを意味しており、これまで「Z1」「Z3」「Z8」といったオープンスポーツカーを発表・発売してきました。

BMWロードスターモデルの意思を受け継ぐ「Z4」は、2002年に初代が登場し、2009年に2代目へフルモデルチェンジ。2代目の販売終了から約2年後の2019年に3代目(G29)がデビューしました。

Z4(G29)は、2人乗りのオープントップカーで、ドライビングプレジャーを追求しているモデルです。3シリーズや5シリーズといったセダンやワゴンなどと異なり、運転そのものを楽しむためのクルマとして位置づけられているモデルとなっています。

Z4の中古車市場の注意点

BMW Z4の中古車を購入する際には、いくつかの注意点を考慮する必要があります。中古のZ4を検討中の方は、ここで解説するポイントに注目してみてください。

日常使いに適しているかの確認

まず、使い勝手や乗り降りのしやすさなどをチェックしましょう。

2ドア2シーターのZ4は、トランク容量が限られており、高さのある物や箱型の荷物を積載できない場合があります。また、4ドアのクルマと比べるとドアが大きく、場所によっては乗り降りしづらいと感じることもあります。そのため、自宅の駐車場やよく行く場所での乗り降りや使い勝手に支障がないか事前に確かめておくことが大切です。

壊れやすい部品の確認

次に、壊れやすい部品やメンテナンス履歴を確認しましょう。具体的には、以下のような点に注意しましょう。

壊れやすい部品やメンテナンス履歴
  • ルーフ機構(ソフトトップの状態や開閉動作など)
  • エンジン関係(イグニッションコイルやO2センサーなど)
  • ブレーキ関係(パッドやローター、キャリパーやピストンなど)

Z4の中古車を購入するときは、上記の点を確実に確認しておきましょう。

また、高回転までエンジンを回したり、フルブレーキをかけたりするなど、スポーツドライビングをした車両の場合は、足回りや駆動関係に不具合がないか、必要な部品を適切なタイミングで点検・交換しているかなども確認しておきましょう。

Z4の狙い目のモデルは?

BMW Z4の狙い目モデルは、予算によって異なります。予算ごとのおすすめモデルは以下のとおりです。

予算300万円の場合

予算が300万円の場合は、2代目Z4が狙い目です。また、3代目(G29)の初期型も狙える可能性があります。

車両の状態がよく、走行距離が短いクルマが欲しい場合は2代目がおすすめです。新しい型式にこだわりたいのであれば、3代目(現行型)の走行距離5万km以上10万km以下が予算内の車両となるでしょう。

詳しくは、Z4を取り扱う販売店にお問い合わせください。

予算500万円 : 狙い目の車種は?

予算が500万円の場合、現行モデルのsDrive20i Mスポーツを狙うことができます。最新型のモデルにこだわりたいのであれば、sDrive20i Mスポーツがおすすめです。もし、直列6気筒エンジンにこだわりたいのであれば、2代目の「35」シリーズとなるでしょう。

どのグレードが良いのか、どれが自分に合っているのかなどは、Z4を取り扱う販売店に相談してみてください。

Z4を検討されている方はトップランクまで

トップランクでは遠方の方、あるいはご多忙な方に向けた「オンライン商談」もご用意しております。テレビ電話方式でリアルタイムでセールススタッフと商談ができるほか、気になるクルマの状態をその場でご確認いただくことも可能です(カメラをオフにした状態での商談も可能です)。また、オンライン商談後に実車を確認することも可能です。

気になる中古車がございましたら、お気軽にご連絡ください。皆さまからのお問い合わせを心よりお待ち申し上げております。

 

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