クルマのプロテクションフィルムは自分で貼れる?DIYするときのコツも紹介

クルマをキズや汚れから守るプロテクションフィルムは、液体コーティングより厚さがあるフィルムを貼るため、洗車や草木の擦れなどによるクルマへのキズを防ぐことができるといったメリットがあります。では、このプロテクションフィルムを自分で貼ることは可能なのでしょうか。

今回は、プロテクションフィルムとは何なのか、自分で貼ることができるのか、自分でプロテクションフィルムを施工する際の手順などを解説します。

目次

プロテクションフィルムとは

プロテクションフィルムとは、クルマをキズから守るために貼り付けるクルマ用のフィルムです。クルマ全体にフィルムを貼る場合もありますが、クルマの外側のドアノブやクルマのステップ部など、部分的に装着するフィルムもあります。

クルマ全体にフィルムを貼る場合は、ボンネット、ルーフ、フェンダー、ドアなど、ボディ全体を施工することを指す場合が一般的です。また、ヘッドライト用のプロテクションフィルムやガラス用のプロテクションフィルムもあるため、必要に応じてライトまわりやガラスまわりの施工も検討するとよいでしょう。

さらに、ボディに貼るプロテクションフィルムは、クリアフィルムだけでなく、マットフィルムやカーボン調フィルムなどを選べる場合があります。

マットフィルムを貼ると、一味違った個性的なクルマに仕上がるため、クルマの塗装はクリア塗装でも、プロテクションフィルムはマットのフィルムを選ぶ方もいます。その他にも、プロテクションフィルムには、さまざまなタイプや種類があるため、プロテクションフィルムを施工する際は、フィルムを選ぶのも楽しみの1つです。

そして、プロテクションフィルムの最大の特徴は、元に戻せるということです。液剤を塗布するコーティングの場合はクルマのボディカラーおよび塗装のまま、オールペイントの場合は変更した色や塗装になります。しかし、プロテクションフィルムの場合は、フィルムを貼り付けるため、フィルムを剥がすことで元のボディカラーおよび塗装に戻すことが可能です。

例えば、クリア塗装のクルマをプロテクションフィルムでマットにし、クリア塗装のボディカラーに戻したくなったら、フィルムを剥がすという工程だけで済みます。地のボディカラーや塗装をそのままに表面に仕上げを変更できるという点はプロテクションフィルムならではのメリットです。

ただし、プロテクションフィルムには、寿命があります。一般的なプロテクションフィルムの寿命は1〜3年(長いものでは5年〜10年)です。

寿命を迎えたプロテクションフィルムは一度剥がして再施工することをおすすめします。劣化したプロテクションフィルムをそのままにしておくと、部分的に剥がれたり、剥がすときに塗装を傷めたりする可能性があります。

よって、プロテクションフィルムを施工する際は、メリットだけでなくデメリットもしっかりと把握した上で施工しましょう。

プロテクションフィルムを自分で貼ることはできるのか?

プロテクションフィルムは、クルマにフィルムを貼り付けるという作業であるため、自分で貼り付けてもよいのではないかと考える方もいるのではないでしょうか。

結論からお伝えすると、プロテクションフィルムを自分で貼ることは可能です。ただし、しっかり貼り付けることができなかったり、気泡や水分が残ったり、時間の経過とともに剥がれたりすることがあります。そのため、プロテクションフィルムをしっかり貼り付けたいのであれば、正しい手順で専用の溶剤や用具を使って施工するプロに依頼する方がよいでしょう。

また、ドアノブのくぼみ部分などの部分的な施工であれば、比較的簡単に施工できますが、ボンネットやルーフなど面積が広い場所は自分で施工するのが難しく、失敗するリスクも高くなります。

よって、ボディ全体にプロテクションフィルムを施工したい、飛び石が気になるボンネットや雨風に晒されて劣化しやすいルーフやトランクリッドなどにプロテクションフィルムを貼り付けたい場合は、プロテクションフィルムの施工を行っている業者に依頼して貼り付けてもらうことをおすすめします。

自分でプロテクションフィルムを施工する方法

ドアノブのくぼみやミラーカバーなど面積が小さい部分をはじめ、自分でプロテクションフィルムを施工したい場合は、次の用具が必要となります。

プロテクションフィルムの貼り付けに必要なもの
  • プロテクションフィルム(本体)
  • ゴムヘラ(フィルムの気泡や水分を出す際に必要)
  • カッター(フィルムを最適な大きさにカットしたり、貼り付けたフィルムの余分な部分を切ったりするときに必要)
  • 施工液(石鹸水を使用する方もいますが、プロテクションフィルム専用の溶剤で施工した方がきれいに仕上がります)
  • 霧吹き(施工液をフィルムに塗布する時に使う)
  • ヒートガン(熱でフィルムを伸ばしたり密着させたりするときに必要)

これらの準備ができたらプロテクションフィルムを施工します。フィルム施工の一般的な手順は次のとおりです。

プロテクションフィルムの施工手順
  • 洗車をする(汚れや油分をしっかり落とす)
  • 適正サイズよりも少し大きめにカットしたプロテクションフィルムに施工液を塗布しフィルムをクルマに貼り付ける
  • プロテクションフィルムの位置が決まったらゴムヘラを使って水分や気泡を中心から抜く
  • ヒートガンでフィルムを密着させる(部位によってはフィルムを熱で伸ばして引っ張りながら貼り付ける)

上記の手順はあくまでも一般的な施工手順です。プロテクションフィルムの種類やタイプによって施工方法が異なる場合がありますので、貼り付けようとしているフィルムに適した手順で施工してください。

また、ここで紹介した手順を見ると簡単なように感じますが、実際にはかなり慎重に作業を進めないと、ホコリや塵がボディとプロテクションフィルムの間に入ったり、フィルムのシワやムラができたりしてしまいます。

そのため、プロテクションフィルムをきれいにしっかり貼り付けたい場合はプロに依頼したほうがよいといえるでしょう。

プロテクションフィルムの施工もトップランクへ

プロテクションフィルムの施工は、簡単なようで非常に難しく慎重な作業が求められます。つまり、高い技術力がなければ、きれいにしっかり貼り付けることができないということです。

クルマの販売や買取を行っているトップランクでは、アフターサービスやカスタマイズも行っています。また、プロテクションフィルムの施工にも対応しています。

トップランクでは、熟練したプロが細心の注意を払いながら1台ずつ丁寧にプロテクションフィルムを貼り付けます。そのため、安心してプロテクションフィルムの施工を依頼できます。

クルマを買ったときに、あわせてカスタマイズやプロテクションフィルムの施工を依頼したい、クルマを購入しプロテクションフィルムの施工を考えているもののどこに依頼すればよいのかわからないというときは、ぜひトップランクにお問合せください。

 

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