W206 C180の維持費はどれくらいかかるのか?

2021年6月に発表された、現行メルセデスベンツCクラス(W206型)のエントリーモデルとして、2022年2月に追加された「C180アバンギャルド」。セダン・ステーションワゴンともにC180アバンギャルドが追加されたことで、車両本体価格が600万円を切るモデルが選べるようになりました(なお、2024年2月現在、C180アバンギャルドの新車販売は終了しています)。

今回は現行メルセデスベンツCクラス(W206型)のエントリーモデルである「C180アバンギャルド」について考察してみましょう。まずは、C180アバンギャルド セダンおよびステーションワゴンのエンジンをはじめとするスペックを見ていきましょう。

またトップランクでは全国のお客様に、最上の1台のクルマを届けるためにオンライン商談も実施しております。気になる車種の購入のご相談について、お気軽にご連絡ください。

目次

C180の維持費について

公式燃費データと年間燃料費の見積もり

ガソリンエンジンはハイオク指定、燃料タンクの容量は66Lとなっています。カタログ値の燃費:14.3km/リッター(WLTCモード)となっていますが、実燃費は街乗りで約10km/L、国道や高速道路の巡航走行を含めると約13km/Lといったところです。

2024年2月現在の東京都内におけるハイオクガソリンの価格は、リッターあたり182円前後。

  • フル給油:182円×66L=12,012円
  • 半分給油:182円×33L=6,006円

実燃費は街乗りで約10km/Lとのことなので、10km/Lと仮定した場合を想定した1ヶ月あたりのコストです。

  • 1ヶ月に500km程度:50L×182円=9,100円
  • 1ヶ月に1000km程度:100L×182円=18,200円
  • 1ヶ月に1500km程度:150L×182円=27,300円

これを元に、年間の燃料費を算出すると以下のようになります。

  • 12ヶ月に5000km程度:50L×182円×12=109,200円
  • 12ヶ月に10000km程度:100L×182円×12=218,400円
  • 12ヶ月に15000km程度:150L×182円×12=327,600円

あくまでも単純計算ですが、年間で10000km走る方であれば、月に18,200円、年間で218,400円のガソリン代がかかることになります。

年間でかかる税金の種類とその額

年間に掛かる税金の種類と金額
  • 自動車税:34,500円(1年あたり)
  • 重量税:16,400円(1年あたり)

C180アバンギャルドにエコカー減税は適用されていませんが、年間に掛かる税金は日本車と同じです。

保険料(自賠責保険、任意保険)

C180アバンギャルドに掛かる保険料
  • 自賠責保険:11,235円(1年あたり)
  • 任意保険:80,000円〜(1年あたり/車両保険なし)、150,000円〜(1年あたり/車両保険あり)

こちらも、保険料は決して高いというわけではありません。車両保険なしを選ぶと年間の保険代はグッと抑えられます。しかし、万一のことを考えると、車両保険ありを選ぶことを強くおすすめいたします。

車検とメンテナンスコスト

車検についての費用は、法定点検費用+基本料金で120,000円〜が目安となります。

また、メンテナンスコストについては、新車販売されたC180アヴァンギャルドは比較的新しいモデルということもあり、 2024年2月現在、新車購入時の保証プログラム「メルセデス・ケア」の適用期間内です。

このメルセデス・ケアは、新車登録時から3年間走行距離に制限なく、定期メンテナンスや修理、24時間ツーリングサポート等のサービスが無償で提供される保証プログラムです。

また、新車登録時から3年以降(初回車検以降)は、有償にて保証プラスならびにメンテナンスプラスが、5年目以降(2回目の車検以降)は、メンテナンスプラスライトが用意されています。

C180アバンギャルドの維持費削減のコツ

メンテナンス費用を抑えるコツ

先述したように新しいモデルであるために、故障した場合はメーカー保証が受けられるケースが多く、その点は安心です。

また、メルセデス・ケアの適用期間中のC180アバンギャルドの中古車を購入した場合、前オーナーからこの付帯サービスである新車購入時の保証プログラム「メルセデス・ケア」を継承することが可能です。

有償でも正規ディーラーにて保証プラスならびにメンテナンスプラスの加入をお勧めいたします。費用はメンテナンスプラスで150,000円前後、保証プラスで170,000円前後それぞれ掛かりますが、いざというときに安心です(価格改定が行われることがあります)。

燃費を抑えるコツ

できるだけ短期間での移動は避けること、アクセルを踏み込まずに一定の速度に達したら惰性で走ること、エアコンの使用を最小限に抑えること、急加速・急ブレーキを避けるといった、クルマにも環境にも優しい運転を心掛けることが結果的にお財布に優しい運転につながります。

車の維持費のご相談はトップランクまで

所有しているだけで維持費がかかるクルマ。メルセデスベンツも例外ではありません。ディーラーのメンテナンスはこの上ない安心感が得られることは確かですが、その分、費用が掛かります。特に点検時の基本料金やメカニックの工賃などは高くなりがちです。

しかし、メーカー保証期間内ということで、保証系についてはディーラーメンテナンスを、かかりつけ医としてはトップランクの自社工場をうまく併用してメンテナンスコストを抑えてみてください。

所有コストと年収の関係

購入を検討する際に、推奨される年収レンジ

一般論として「クルマの購入費用は年収の5割が目安」とされています。C180アバンギャルドの中古車価格は500万円前後。そうなると年収1000万円前後であることが理想ですが、これはあくまでも「年収の5割」と仮定した場合での話。

自分を鼓舞する意味でも、車輌価格と年収が同程度であったとしても維持することは可能です。ただし、駐車場代が高い都心部など、クルマ本体以外のコストが掛かる場合は、もう少し郊外に引っ越すなどの配慮が必要かもしれません。

購入と維持費を総合的に考えたアドバイス

C180アバンギャルドは新しいクルマであるため、趣味性の高い旧車などと比べたら維持費も日本車とそれほど変わりません。さらに、メーカー保証を活用すれば、大きな出費を保証でまかなえることも可能です。

もし、現行Cクラスのデザインやメルセデスベンツならではの質感が好みだとしたら…。ローンを組んででも思い切って勇気ある1歩を踏み出してみる価値は充分にあるといえそうです。

クルマの購入に悩むお客様に向けて、トップランクではWeb商談で全国各地に販売することも得意としており、お客様が抱える不安や疑問もオンライン上で解決できるように、「オンライン商談」にてサポートします。

まるでショールームにいるような感覚で実車を確認することができるので、「クルマを見ずに購入することに抵抗がある」とお考えのお客様も安心してご利用いただけます。

気になる方はお気軽にご相談ください。

 

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