車検・点検
皆さんこんにちは!
クルマの装着パーツは、年数と走行距離によって必ず劣化していくもの。
いまは走行に支障がなくとも、その本来の性能が発揮されなければ意味がなくなってしまいます。
今回はお客様からの依頼で、走りに直結するパーツ「車高調」を交換しました。
車両はアウディRS4になります。
A4をベースにクワトロ社によってチューニングされた2代目RS4は、高回転型V8エンジンを搭載し420psを発揮。
究極のステーションワゴンスポーツカーとしても確固たる地位を築きましたね~
そんな高性能マシンの走りを支える足回り(車高調)の交換です。元々はノーマルから社外品に変更していたものの、
年数も経過しているので車高調を一新したいというお客様の希望もあり、今回の交換に相成ったというワケです。
投入するのはドイツの一流ブランドKW(カーヴェー)製をチョイス。
KWといえばニュルブルクリンク24時間レースでも連戦連勝を誇る有名ブランドですね。走りを重視しているRS4にはベストマッチとも言える車高調です。
装着するVer.3モデルは、ショックの減衰力を伸び側と縮み側で別々に変更が可能です。
伸び(リバンプ)側は専用工具を使って減衰力を変更し、縮み(バンプ)側はシェルケースに付いているダイヤルを回すことで減衰力を調整します。
アウディの足回り交換は、なにげに手間がかかります。
リアはショックとスプリングが別で装着されていて、スプリングの脱着はスプリング自体を縮めて取らなければなりません。
これはなかなか知恵が必要です。
取り出したスプリングです。
あいだに挟まれているゴム類は劣化で硬くなり、ヒビ割れてしまっています。
ショックアブソーバー以外にも路面の衝撃吸収を妨げてしまう原因のひとつですね。
フロント側の車高調交換は、アッパー部のネジ位置が手を入れにくく見えづらい部分にあり、非常に作業が困難です。
ちなみに私、手の大きさでは社内で1,2を争うツワモノです(笑)
ということで、車高調の交換が完了しました。装着前にメーカー推奨の減衰値へ設定したので、あとはお客様の好みで変更していく感じです。
次に車高です。前後の車高を揃えるために、ゲージで正確な車高を測ります。KWは車高調整幅も広いので、絶妙な車高を決めていきやすい車高調ですね。
ワイドなフェンダーと相まって、攻撃的かつエレガントなスタイリングにバッチリ仕上がりました!
けっこう車高低いんじゃないの? なんて感じた方もいるかと思います。
最低地上高確認器を使用して、最低地上高9cm以上確保できているかチェックしてみましょう。
全く問題ございません(^^♪ むしろこんなに高いの? というほど最低地上高はキープされていました。
車高が低く見えるのに実用的。
コレって理想ですねー。アウディ凄いな!
最後は4輪アライメントを取って作業終了です。
正しい装着&セットアップをおこなうことで、直進安定性やコーナリング性能を大幅に向上させることができます。
お客様の喜ぶ顔が頭に浮かんできますね!
トップランクでは整備・車検以外にも、パーツの装着やカスタムメイクも取り扱っていますので、ご興味のあるかたは気軽にご相談ください!
車検適合範囲内でもカスタムは充分楽しめますよ!!
担当:松下
【今日のどうでもいい豆知識】
・ アップル社ロゴのリンゴが欠けている理由英語で噛む(Bite)とデータ容量(Byte)をかけ、リンゴを噛んで欠けたという理由から、あのロゴとなった。 ちなみにコンピューターのマッキントッシュという名前は、アメリカのメジャーなリンゴの種類で、そのリンゴのようにメジャーになるように名付けられた、と言われている。 |
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