車検・点検
皆さんこんにちは!
最近のクルマはグレードやオプション設定も幅広く、ノーマルのままでカスタムする箇所が見当たらない、なんて話も良く聞きます。
ですが、同じクルマでも「人とは少し違う変化を出したい」「もっと走りを良くしたい」という要望にお応えしまして、
今回はダウンサスの交換・取付をおこないました。
モデルはBMWのアクティブハイブリッド7になります。
60km/hまではEV加速も可能なモーターを搭載し、
力強い加速が必要なときはエンジン+モーターの組み合わせもできるハイブリッドシステムを搭載している優れものです。
そんなBMWを支える足回りは、フロントがダブルウイッシュボーン式コイルスプリングで、
リアはアーム式のエアサスペンションという、乗り心地と走りの両立を図った組み合わせ。
ということで車高を下げる場合、フロントはコイルスプリングの交換でダウンサスを使用します。
メーカーは人気と実績のH&Rをお客様がチョイスされました。
リアは車高の変化を電子的にコントロールさせるセンサーが、ロアリングというパーツを介し適正な車高を設定しています。
このロアリングの長さを変化させることで、意図的に車高を下げるというワケです。
調整式(左)とノーマル(右)のロアリングの違いです。
調整式は真ん中のロッドを伸ばしたり縮めたりすることで、全体の長さを調整させることが可能です。
フロントはダウンサスなので車高の高さを変えることができませんが、その高さに合わせてリアを調整していくことでバランスが取れるんですね。
交換は基本付け替えるだけなので非常に簡単です。
フロントの車高が決まったところで長さを調整していきますので、一旦仮で留めておきます。
フロントはショックアブソーバーごと外してからのスプリング交換になります。
ショックのまわりに付いているアームやスタビライザーリンクを外していきます。
スプリングには強い荷重がかかった状態で組み付けられているので、スプリングを縮ませるためにスプリングコンプレッサーという特殊工具を使います。
ここで注意したいのは、左右均等に縮ませていかないと非常に強い反動がかかり、スプリングが飛び出して大けがに繋がる恐れがあるので慎重に外していきます。
外したスプリングと比べてみると、その長さの違いがわかります。
重心が低くなる上にスプリング自体のバネレートも上がっているので、高速域でも安定した走りにつながるんですね。
ノーマルスプリングよりも長さが短いので、組み込みの時間は少なく済みますのでサクッと左右を作業して完了。
あとは車体に組み込んでフロントまわりは終了です。
フロントの高さをベースに、リアのロアリングの長さを調整していきます。
前後の車高バランスが崩れてしまっては意味がないのでミリ単位で調整です。
少しクルマを動かしてしっかりと荷重のかかった状態で図っていくのがポイントですね。
少し腰高感のあった車体が、地にドッシリと足をつけた見た目に変化です!
前後とも20mmほどダウンと、車高も低すぎず適度な下がりで、もちろん最低地上高も確保(^^♪
最後に車高ダウンによるアライメント変化が起きてしまったので、4輪アライメントを取り直して作業完了しました!
車高ダウンに伴い社外ホイールへ変更すれば、さらにBMWが引き締まります(^^)/
ホイールの種類にも選択幅が広がりますので、マッチングなど気軽にご相談ください!!
トップランクでは整備・車検以外にもパーツの装着やカスタムメイクも取り扱っています。
アナタ好みのカスタムをご提案させていただきます!
担当:箕浦
【今日のどうでもいい豆知識】
・ ポン酢の「ポン」とは?オランダ語で柑橘類の果汁を意味する「Pons(ポンス)」が由来。そのポンスの「ス」に混ぜ合わされている「酢」が充てられ、「ポン酢」となった。 |
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