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車検・点検

ニッサン・S15シルビア ヘッドライトレンズ交換

ヘッドライトの曇りや黄ばみがレンズ交換で一新!
フロントフェイスを新車同様にイメージチェンジ!!

皆さんこんにちは。

製造から15年以上経過しているクルマは、使用環境にもよりますがヘッドライトの表面が曇ったり黄ばんでしまっている状況が多く見受けられます。

そのような場合、レンズ表面を磨いてコーティングする手段が一般的ですが、車種によってはレンズの表面のみを丸ごと交換して、高年式車のようにクリアなヘッドライトへ復活できる方法があるんです!

ヘッドライトレンズ交換は、以前のブログ(R34ヘッドライトレンズ交換)でも施工していますが、今回はS15シルビアが対象です。

レンズは黄ばみやすいのに、メーカーで新品を購入すると片側のみで約20万円!! 下手すると左右で中古車が1台買えてしまいます(;^ω^)

このように表面が黄ばんでしまっていると、見た目の問題だけでなくライトの光量が足りなくなり、車検にも適合不可となります。

もしカスタムで社外ライトバルブへ変更したとしても、せっかくのHIDやLEDの価値がなくなってしまいますよね。

ということで、早速レンズ交換作業に入ります。S15シルビアはフロントバンパー内の左右にネジがあるので、バンパーを外してからヘッドライトを外します。

ビスの数もそれほど多くないので、あっという間に左右ライト一式が取れました。

交換するレンズはワイズスクウェアのリペアレンズキットです。S15シルビアとR34スカイラインの2種類があり、

レンズ単体だけでなく、まわりのゴム類も新品で装着されているので、外側で見えるライト部分を丸ごとリフレッシュできてしまいます。

ライト本体をレンズとハウジングに分ける作業(通称:殻割り)に入ります。

ライトの接合部にはブチルゴムというゴム製のパッキンがついており、そのゴムにある程度熱を加えて柔らかくしてからレンズを剥がすので、

密閉された箱の中にライトを入れて熱風を送り込み、ゴムを柔らかくしていきます。

 

ヘッドライトが熱くなったところでハウジングからレンズを剥がします。

ゴムがチーズのように伸びるのを感じながら、ジワーッとゆっくり剥がしていくイメージですね。

ハウジングはプラスチックで出来ていて、折ったり曲げてしまう危険性があるので、ライト形状の角度が急な場所はとくに注意します。

外したレンズ側にはインナーライトカバーが付いているので、新品リペアレンズ側に付け替えておきます。

通常はハウジング側にゴミが入ることは少ないのですが、このライトはホコリ汚れが少しありましたので、インナーカバーと共に掃除してキレイにしておきました。

リペアレンズとハウジングを合体させます。S15シルビアのライトは少し複雑な曲線のデザインの為、レンズも直線的に入れるのではなく、少しずらしつつはめ込むのがコツですね。

ハウジングとレンズのスキマが出来ないよう、グッと押し込んでビスを止めたら完成です!

Before

After

フロントフェイスがすっかり新車のような輝きに生まれ変わりました!

交換前と交換後では、クルマのイメージが全然違いますね。

S15シルビアリペアレンズキットは当社で取り扱っておりますのでご相談ください。

担当:福山

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