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車検・点検

フィアット・パンダ クラッチ交換

10万km走行前にクラッチ交換!
事前の点検・交換がトラブルを未然に防ぐ!!

皆さんこんにちは!

今回はフィアットパンダのマニュアル車クラッチ交換作業が入りました。

最近では少なくなったマニュアルミッション車ですが、まだまだお車の運転が好きな方には根強い人気ですね(*´ω`*)

スカイブルーのボディカラーが鮮やかな従業員の車です。

オーナーは、他のひとがあまり乗っていない左ハンドルのマニュアルミッションを希望してのパンダ所有ということで、

走行距離が10万kmに近づき全体の点検ついでにクラッチ交換をおこないました。

パンダはFFベースの4駆で横置きエンジンの為、エンジンルーム内にミッションがあります。

まずはフロントハブまわりとドライブシャフト&プロペラシャフトを外していきます。

フロント周りの駆動系を外したところでミッションとご対面です。

早速チェックしてみると、さすがに10万km近く走行しているだけに、ハウジング周辺はクラッチ摩耗材のカスがビッシリです(^^;)

クラッチカバーを含むクラッチを外して、エンジン側に付いているフライホイールも点検してみます。

こちらはとくに酷い摩耗もなくキレイな状態でしたので、交換はしなくて済みそうです。

交換パーツはクラッチ板・クラッチカバー・レリーズベアリングの3点セットです。

オーナーの乗り方も良かったため、走行距離の割に思ったほどクラッチ板の減りも少なく、レリーズベアリングもボロボロにならずに残っていました。

 

新品のクラッチを組み込む際に、クラッチディスクとクランクシャフトの中心を合わせる為、SSTを使用してクラッチのセンター出しをおこないます。

これが出来ていないとエンジンとミッションをドッキングさせることが出来ません。

今回はクラッチ交換ついでにエンジンマウントの交換もおこないました。

走行距離的にもゴムブッシュがひび割れて剥がれていたので、不快な振動の原因にもなっていたと思われます。

ミッションをドッキングさせたところで、最後にクラッチレバーのミートポイントを適正にするため、クラッチケーブルの調整をして作業完了です。

BMW,メルセデスベンツ等の生産台数の多い車種だけでなく、希少な車種の整備・メンテナンスも受け付けています。お気軽に何でもご相談ください。

担当:松下

【今日のどうでもいい豆知識】

・パソコン入力で簡単に矢印記号を出す方法

画面に矢印の記号を出したいときに、矢印と入力するのではなく

全角で->と入力し変換すると→になる。変換候補には⇒や➡なども出てくるので便利。

できるだけ早く入力したいときの裏ワザ。




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