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車検・点検

ベンツS63AMG・エンジン&ミッションマウント交換

マウントブッシュのへたりは静粛性にも影響!!
気づきにくい部分は定期点検で発見!

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皆さんこんにちは!

クルマの構造というのは、ボディに対して様々なパーツが装着されることで成り立っています。

パーツによっては衝撃吸収のゴムブッシュを介してボディに装着されるモノもあり、そのゴムブッシュが傷んでしまうと走行性能にも影響してしまいます。

ということで今回は、エンジン&ミッションのマウント交換です。

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題材はメルセデスベンツS63AMGになります。室内では広々ゆったりと快適な移動ができると共に、圧倒的なパワーでガンガン加速していくフラッグシップモデルです。

高速道路でバックミラーにこのクルマが見えたら思わず譲ってしまった経験は、ボクだけではないはず(^▽^;)

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そんな快適で速いS63AMGでも、走行距離や年数によるゴムブッシュの劣化は避けられません。

不快な振動で静粛性を損なわない為にも、エンジンとミッションのマウント交換をおこないます。

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エンジンマウントはエンジンルームの下から外すことになります。

ステアリングラックの前あたり、写真では真ん中の上側に白い物体が見えると思いますが、それがエンジンマウントです。

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逆側からアップにするとこんな感じ。このマウント自体は上下に付いている2本のボルトを外せば取ることができます。

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エンジンマウントはエンジン本体を支えている部分なので、そのままでは当然外すことはできません。

エンジンと直結しているミッションを下からゆっくり上げていき、重力がかかっていない状態でボルトを緩めてマウントを外していきます。

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右側のマウントはこれで外すことが出来るのですが、左側は運転席の前なのでステアリングシャフトが障害となります。

そこでユニバーサルジョイント部を一旦外してマウントを交換します。

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右が取り外したエンジンマウント、左が新品です。同じパーツなのに、ゴムのへたりで高さがこれだけ変わってきます。

中に注入されていたグリスも漏れており、本来の性能が発揮できていませんでした。

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新品を装着する際に気をつけなければならないのは、装着後のずれが起こらないよう突起が付いています。

この突起をしっかりボディに合わせてはめてから、ボルトを締め込んでいきます。

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ミッションマウントの交換は簡単です。ミッションを上げた状態でボルト2本を外せば、あっという間に交換完了!

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これでSクラス本来の静粛性と快適さを取り戻すことができました。

年式がさらに古いモデルなどは、もっとひどい状態のものも見受けられますので、経年劣化となるパーツは定期交換をオススメしています。

お気軽にお問合せください!

担当:アウン

【今日のどうでもいい豆知識】

ギリシャ語では料理店のことを「タベルナ」という

ちなみにスイカのことをペルシャ語は「ヘンダワネ」。

鰯(イワシ)をロシア語では「イワシ」と言い、トルコ語で硬いことは「カティ」という、日本語としてみると面白い言葉がたくさんある。

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