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オイルパンガスケット交換

トップランク・オートテクニカルベースのスタッフが、日々役立つクルマ情報を綴る業務日記

経年劣化のオイルパンガスケット交換は必要不可欠!

 

皆さんこんにちは。
サービス部の田村です。

今回はNSXをベースに、エンジンのオイルパン交換をしました。新型が今年発売ということで話題のクルマですよね~。

この初期モデルはまさに一世を風靡した日本を代表するスポーツカーですが、すでに25年以上前のクルマということもあり、

メンテナンスに気を遣っている車両でさえ、くたびれて壊れてしまう部分が出てきます。
この車両もオイルが空になってしまうほど漏れているのではなく、ガスケットの経年劣化でジワッと滲んできてしまっているので、そこを交換しました。

NSXは他の車種に比べて、オイルパンの周辺にマフラー程度しか通っていないので、比較的簡単にガスケット交換が出来ちゃいます。

 

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ブラックにオールペンされたNSXはカッコイイですね。年代的には自分と同年代とは思えないほど顔つきが凛々しい! 今見てもスタイリングは色あせない感じです。

 

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エンジンはミッドシップなので、車体の後ろ側からオイルパンを確認します。

 

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ちょっと見にくいですが、エンジンブロック側からオイルパンのまわりに、劣化したオイルがジワッと滲んでいるのがわかります。

オイルの規定量からそんなに減ることはないんですが、砂やほこりもたっぷり付いてしまいますし、早めに交換しておきたいですよね。

 

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まずはエンジンオイルを全て抜き、マフラーの片側を外したところでジャバラを少し曲げてあげるだけで、オイルパンはサクッと取り外し完了!

オイルパンのまわりにはジャマなものがほとんど付いていないって、なんと素晴らしい!

中に付いているオイルをキレイに洗浄して、オイルパンをエンジンブロックに戻します…が、その前にエンジン側の状態を確認です。

 

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このNSXはオイルパン自体がキレイな状態でしたが、車高が低いクルマはオイルパンをどこかに打ち付けやすく、そんなキズやヘコミ跡がある場合は、ストレーナーまで被害が及んでいることも…

最悪オイルの吸い上げが出来ずにエンジンブロー(;O;)

なんてこともあるので、要注意ですよ。これは問題ないですね。

 

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エンジンブロック・オイルパン共に、外したガスケットのカスが少量でも付いた状態では、いくら新品のガスケットを入れてもまたオイル漏れの元になってしまうので、

しっかりと残ったカスを取ります。

基本はパーツクリーナーで落としますが、それでも落ちない場合は、この化学繊維で出来た研磨剤(不織布研磨剤)を使い、こすって落とします。

大事な部分だけに妥協は禁物ですよね。

 

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そして新品のガスケットをオイルパン側に取り付けます。

4隅にある固定ボルトを、しっかりガスケットの真ん中の穴に合わせてエンジン側とドッキング。あとは対角線上にネジを締めこんでいけば作業完了です!

ここで注意したいのは、整備書指定の締め付け規定トルクで締めつけてしまうと、ゴム製のガスケットが変形してはみ出してしまうので、その加減をみながら慎重に作業します。

 

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いつまでも調子良く、快音を響かせて乗っていきたいですね!!

 

 

次回の担当者はサービス管理業務室の木村さん!
宜しくお願いしまーす!

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【担当者のプライベートを紹介。知らない新たな一面が見える!?】

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名前:田村辰也

ニックネーム:タツ

所有車:レクサスGS

趣味:映画鑑賞(アクション・ホラー系)

 

 

 

 

 

先日、千葉県・君津にある「濃溝の滝」に行ってきました。

ここは、もともと洞窟だったものを人工的に作り出した滝のようで、たまたま一般の方がInstagramに画像をあげたところ、世界中から反響があった話題の滝です。

アメリカに長い間行ってた友達が久々に戻ってきて、面白いところがあるから行こうぜ~、ということで友達と行くことになりました。

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時間帯や日の当たり具合によっても、様々な写り方があるみたいで、とくに紅葉の季節は色んな顔が楽しめてオススメのようですよ(受け売りッスw)

 

田村洞窟

川自体はけっこう浅瀬で、靴でも入っていけたのでパシャリ。

そのあとは、みんなで釣り堀と川釣りに行って楽しみましたー。初めて魚が釣れた友達もいて、ひとりはしゃぎまくってましたヨ!

 

【今日のどうでもいい豆知識】

・ 南極と北極では基本風邪をひかない

気温が低く、あまりの寒さにウイルス自体が生存できないため。

 

 

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