エンジン音が特徴的な高級車を解説!最高のサウンドを奏でる人気の高級車も紹介

エンジン音は、ドライバーとクルマが一体になっている感覚を与えてくれる重要なエッセンスです。この記事では、エンジン音の魅力や気持ちの良いエンジン音を奏でるクルマの特徴、エンジン音が特徴的な高級車について解説します。

エンジン音にこだわりたい方やエンジン音もクルマ選びのポイントと考えている方は参考にしてみてください。

目次

エンジン音の魅力とは?

エンジン音はクルマの鼓動そのものであり、ドライバーの気分を掻き立ててくれるだけでなく、人馬一体の感覚を与えてくれる重要なエッセンスです。

ドライバーの操作に対するレスポンスの1つであるエンジン音は、「クルマを動かしている(操作している)」、「エンジンを回している」という実感を得られる重要なエッセンスとなっています。

また、エンジン音とともに上昇する速度や景色の流れなど、耳から入ってくる情報だけでなく、視覚的な情報や全身で感じる加速感などが相乗効果を生み、ドライバーの気分を高めます。

ただし、ドライバーの気分を高めてクルマとの一体感を感じさせるエンジン音は、メカニカルノイズを含む「うるさい音」ではなく、吸気音や排気音といった心地良いサウンドが際立つ「大きい音」である点がポイントです。

つまり、気持ちいいエンジン音がするクルマは、単に音を出す“うるさい音”ではなく、必要な音が聞こえるようチューニングされた“大きい音”ということになります。

高級車の気持ちいいエンジン音はしっかりチューニングされている

スポーツカーやスーパーカーなど、運転を楽しむ高級車の多くは「大きい音」を出すものの、「うるさい音」ではありません。

言い換えると、機械の雑音や不快感を覚えるノイズなどをカットするチューニングがされているということです。チューニングされたサウンドを出すスポーツカーやスーパーカーは、一般的に「音にこだわっている」と言われたり「気持ちいいエンジン音がする」や「心地いいサウンド」と表現されたりします。

心地良いエンジン音は、メーカーがこだわるポイントの一つです。そのため、そのブランドやモデルのアイデンティティとなります。その結果、そのブランドのファンができたり、長年にわたり多くの人から愛されるクルマとなるのです。

つまり、エンジン音は単なる音ではなく、ブランドやモデルを象徴するエッセンスといえるでしょう。

エンジン音が特徴的な人気の高級車3選

エンジン音にこだわっている高級車は数多くありますが、ここでは特徴的なエンジン音が魅力の高級車を3車種紹介します。個性的なエンジンサウンドを求めている方やエンジン音を楽しみたい方は、参考にしてください。

アウディ RS3

アウディ RS3(スポーツバック/セダン)は、2.5L直列5気筒ターボエンジンを搭載するスポーツカーです。アウディのコンパクトハッチバックおよびセダンをベースにした高性能モデルとなっています。

RS3の最大の特徴は、直列5気筒エンジンが生み出す独特なハーモニーです。アクセルを踏み込みエンジン回転数を上げると、低音域と高音域の音が車内に響き渡ります。

この低音と高音の両方が響き渡る個性的なエンジンサウンドは、直列5気筒ターボエンジンならではの特徴です。直列4気筒や直列6気筒ターボエンジンでは得られない特徴的なサウンドは、直列5気筒ターボエンジンを搭載するRS3の最大の魅力と言っても過言ではありません。

高性能でありながら個性的なエンジンサウンドも楽しめるコンパクトスポーツカーを探しているのであれば、RS3を検討してみるとよいでしょう。

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レクサス LFA

レクサス LFAは、レクサスが2010年にリリースした世界500台限定の高性能2ドアクーペです。4.8L V10エンジン(1LR-GUE)を搭載するLFAのエンジンサウンドは、「天使の咆哮」とも言われ、甲高く澄み切ったエンジン音が世界中の人を魅了しました。

また、4.8L V10エンジン(1LR-GUE)は、0.6秒でレッドゾーン(9,000rpm)まで吹け上がることも特徴です。このレスポンスが良いエンジンの回転数を表示するメーターは、アナログでは針が追いつかないという理由でデジタル表示となっています。

デビューから15年が経過した2025年時点でも、LFAのエンジンサウンドを聞くと美しさを感じます。この美しいエンジン音は、楽器メーカーとしても有名なヤマハの協力により作られました。さまざまな楽器を手掛けるヤマハの協力があったからこそ、他に類を見ない唯一無二のエンジンサウンドが生まれたといえます。

フェラーリ F12ベルリネッタ

フェラーリ F12ベルリネッタは、2012年に販売を開始されたV12自然吸気エンジンを搭載する2シータークーペです。エンジン排気量は6,262cc、バンク角65°のV型12気筒自然吸気エンジンで、最大出力は740CV、1Lあたりの出力は118CVです。2,500rpmから最大トルク(690Nm)の80%以上を発生させ、8,700rpmまで太いトルクを維持するのも特徴です。

淀みなく高回転まで回るV12エンジンは、フェラーリならではのドライで心地いいエンジンサウンドとなっています。日常を非日常に変えてくれる個性的でプレミアムな高性能マシンを求める方は、F12ベルリネッタを検討してみてはいかがでしょうか。

エンジン音にこだわってクルマを選べるのはいまがラストチャンス?

エンジン音は、ドライバーの感情に訴えかけるだけでなく、クルマとの一体感を高める重要なポイントです。しかし、純粋なエンジン音を楽しめるクルマを手にできるのは、今がラストチャンスかもしれません。

環境問題から始まったクルマの電動化などの流れにより、高級車やスポーツカー・スーパーカーのエンジンは、ダウンサイジングしたり、ハイブリッド(HEV)やプラグインハイブリッド(PHEV)へ移行したりしています。今後もエンジンのダウンサイジングや電動化の流れは継続する可能性が高いでしょう。そのため、純粋なエンジンサウンドを楽しめるクルマを購入できるのは今が最後のチャンスかもしれません。

純粋なエンジン音を楽しめる質の高い中古車を探しているときは、プレミアムカーを得意とするトップランクにお任せください。トップランクなら、あなたが求めるエンジン音を楽しめる究極の1台を見つけられます。

中古でエンジン音を楽しめる高級車を手に入れたいときは、トップランクにご相談ください。

 

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