外車中古セダン選びの極意!失敗しない5つの秘訣

外車のセダンは、多くの人にとって憧れの対象でしょう。しかし、その魅力的な選択肢に潜むリスクや、初めての購入ならではの悩みも少なくありません。この記事では、外車中古セダン選びの際に押さえておくべき重要なポイントを、具体的な事例や市場動向を交えながら詳しく解説します。

目次

初めて外車中古セダンを購入する際の3つのポイント

初めて外車中古セダンを購入しようとしている方へ押さえておきたいポイントについて解説します。

予算と維持費を考慮した車種選び

車を買う際、予算に応じて現金一括で購入するのかローンを組み購入するかは人それぞれではありますが、車の場合、買っておしまいとはいかないものです。購入後は保険や税金、車検といったランニングコストがかかります。

特にランニングコストで1番のネックはやはり税金です。日本の税金制度では排気量、車両重量が大きくなるにつれ自動車税、重量税の金額も大きくなります。

さらに登録から13年を超えた車両については増税になってしまいます。そのため、排気量の大きい車は中古車価格が安くなる傾向が見受けられます。

新車当時、高嶺の花だった大排気量のモデルが非常に手ごろな価格になっていることが多く、思わずお買い得感から購入したいと思ってしまうことでしょう。

しかし排気量と重量税の金額も考慮することも重要です。せっかく購入したものの、税金の高さから手放してしまうこともあるためです。

信頼性と人気度を加味したブランド選択

以前と比べ外車も信頼性は大幅に上がっています。しかし、日本ならではのシビアなコンディションから故障することもまだあります。

初めて外車を買う場合、トラブルが起きた際にすぐに駆け込めるディーラーネットワークを持つブランドが良いでしょう。

人気のある外車ブランドの多くは、全国にディーラーネットワークを構築しています。そのため、出先で不調に見舞われた際にもトラブルに対応をしてもらえ、遠くへ行く際にも安心感を持って出かけることができます。

車両状態をしっかり確認する  

これはすべての中古車を購入する際にいえることではありますが、まずは売っている車両の状態をしっかりと確認しましょう。

真っ先に目に入る外装ではボディの傷、ヘコミ、ボディカラーの色褪せを確認しましょう。多くの展示車はきれいに磨き上げられた状態になっています。

ただ、板金修理を行ってから販売をすることは余程の損傷状況でなければ行いません。逆にそこまでの損傷状況だった場合、多くは修復歴に該当してしまう可能性も高くなります。

また外装を確認する際の細かい点としては、ホイールの傷も確認しましょう。深い傷が入っている場合、足回りを強くぶつけている恐れがあります。

メンテナンスノート(整備記録簿)に足回り部品の交換や修理履歴が残っている場合はきちんと対処されているため、大きな問題はないと考えても良いでしょう。

内装では、ダッシュボードの歪み、ドアパネルの傷、シートの焦げに注目してください。日本の炎天下は車に厳しい環境のため、保管状況によってはダッシュボード表面が熱害により変形や割れが発生することがあります。それまでの保管状況を垣間見るきっかけになるかと思います。

ドアパネルの傷は、動物をそのまま乗せることが多いオーナーの場合、爪でひっかいた痕が付くことが多くあります。傷が多い場合は、過去動物を乗せていたオーナーの可能性が高くなります。

シートの焦げや穴については、やはり過去喫煙されていた車両かを見分けるポイントとなります。近年は電子タバコが主流になっているため、火種が落ちるといったトラブルは少なくなっていますが、喫煙車だったかの判断ポイントの一つとなります。

人気の外車中古セダンシリーズ3選

外車セダンというと、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディが欧州3大ブランドといっても過言でないでしょう。それぞれのブランドの違いについて紹介します。

BMW 3シリーズ:スポーティさと高級感の融合

BMWといえば、スポーティセダンの代表的なブランドとなります。それは3シリーズでも例外ではありません。コンパクトなボディに走りを重視したパッケージングは前後の重量バランスも考えられデザインされています。

そのこだわりが、BMWのセダンが持つスポーティさに繋がっていきます。内装も上級クラスである5シリーズにも引けを取らない高級感を3シリーズにも与えられています。

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メルセデス・ベンツ Cクラス:洗練された乗り心地

メルセデス・ベンツは昔からボディの剛性感が高いと言われています。その高いシャーシ性能により洗練された乗り心地を味わうことができます。基礎となるシャーシ(骨格)がしっかりしていることにより、ボディではなくサスペンションがショックをキチンと吸収することが可能となるため、しなやかな動きとなり乗り心地に大きく寄与します。

それは、もちろんCクラスにも受け継がれており、ベンツならではの乗り心地を体感することができます。

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アウディ A4:先進技術と快適性の両立

アウディはBMWやベンツと比べると通好みなブランドとなっていましたが、近年多くのモデル展開と先進技術の採用によりメジャーなブランドの1つとなっています。

欧州ブランドでは珍しく“クアトロ”という4WDシステムを長年採用し磨き上げてきました。雪道などでの走行性能は高く、4WDによる安定感のある走りは快適性に繋がります。

また、アウディは先進技術を安全性能に繋げており、近年のシーケンシャルウィンカー(流れるウィンカー)を最初に採用したのもアウディとなります。

A4もその先進的な快適性を備えており、アウディの世界観を体感することができます。

国産車と比較!外車中古セダンの魅力と課題

では国産車と外車を天秤にかけた際の外車を選ぶ要素について紹介します。

走行性能と乗り心地の違い

国産車と外車において常に比較されるのは、走行性能の違いです。欧州の特にドイツブランドについてはアウトバーンという世界唯一の速度無制限区間を有するハイウェイがあるため、欧州ブランドは長年その非日常域でも安定して走れる走行性能を鍛え上げてきました。その大きな違いが国産車にはない魅力的な要素となります。

近年の国産モデルも走行性能は非常に上がっていますが、超高速域で磨き上げられた性能を体感できるのは、やはり欧州ブランドの車になります。

乗り心地については、不整地が多かったこともあり国産車は比較的ふわっとした乗り心地になっていました。その柔らかさが国産車では高級の証とされてきました。

現在、日本の道路は綺麗に整地されており路面の状態の良さは世界的にも上位となります。高速の最高速度も一部120キロまで引き上げられています。走行する環境が欧州寄りになったため、高速域で磨かれてきた欧州ブランドのセダンのカチッとした乗り心地を味わうこともできるようになりました。

所有感がある

現在、街中を多くの外車が走り、珍しい存在ではありません。しかし、やはりまだ外車は一目置かれる存在ではあるのは事実です。

それは外車が手の届かない存在のイメージを持たれているご年配の方だけでなく、外車に対して身近な存在となっている若い世代にもまだその意識は残っています。

やはり外車を所有する事は今もなおステータスとなっており所有感を満たしてくれる存在となります。

外車中古セダン購入時の注意点とリスク

ここからは購入にあたっての注意点とリスクについて見ていきましょう。

メンテナンス費用と部品調達の課題

購入しようとしているモデルが古い場合、心配しなくてはならないのは部品の供給状況になります。

やはり古いモデルの部品は一定期間が経つとメーカーも在庫をしない状況になってしまいます。ただ外車の場合、世界中の様々な地域で販売されていることもあり、ノウハウのある専門店では世界中から部品を取り寄せ整備を行っているところもあります。

もし購入したいモデルが決まっている場合は、インターネットなどからその欲しいモデルに強い専門店を探し、一度相談することをお勧めします。

部品の供給が問題ないことが分かった場合、車両の健康状態を維持するためにどれくらいのメンテナンス費用がかかるかも把握しておきます。

年間の維持費予算としてメンテナンス分についても確保しておけば、困ることは少なくなると思います。

保証内容と期間の確認の重要性

やはり中古車と言うのは、それぞれ車両ごとに使われてきた環境なども異なり、新車のように同一の車両状態ではありません。もし予算に余裕がある場合は保証が付いているディーラー系中古車を購入することをお勧めします。しかしディーラー系ではある程度新しいモデルしか取り扱いがありません。

もし欲しいモデルがディーラーで取り扱わないような年式の場合は、中古車店や専門店で購入することになるでしょう。その際、保証付きの中古車だった場合は保証期間、保証内容、保証条件の確認が重要となります。

保証の多くは消耗品が対象外となります。よく発生するトラブルとして、消耗品の認識違いによる部品代の請求問題があります。保証修理となった場合でも付随している部品は、消耗品となることも。

保証期間についても、保証の開始日が契約時、登録(名義変更)時、納車時からなのかも大事なポイントとなります。

購入の際には契約書や保証書の約款の記載事項を販売店と確認して、認識をそろえる必要があります。

車両履歴と整備記録の詳細チェック

購入時にはメンテナンスをしっかり行った状態の車両を購入することがベストといえます。

過去のオーナーが手厚くメンテナンスをしていた車両と巡り合わせられればラッキーと言えるでしょう。その詳細を知る方法としては、メンテナンスノート(整備記録簿)が1つの手がかりとなります。

メンテナンスノートは人で言うところのカルテと同じです。今までの定期検診を行ってどのようなメンテナンスを受けてきたのかが記録されています。

もし購入予定の中古車を見に行ってメンテナンスノートがなかった場合、よほどの理由がない限りは手を出さない方が無難です。書いてある内容や詳細がわからない際には、販売店に迷わず質問をして説明をしてもらうようにしてください。

きちんと納得したうえで、素敵な愛車とのめぐり合わせになることがベストです。

外車中古セダンの購入に迷われている方はトップランクまで

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