ディテーリング
皆さんこんにちは!
ベンツやBMW等、輸入車特有の症状「モールの腐食」が今回のテーマです。
国産車のモールはプラスチック製にメッキ加工を施した製品が多いのですが、
輸入車の大半はモール自体がアルミ製で酸性雨などの外的要素により腐食して、まだら染みのような状態になってしまいます。
その対策として「アルミモール磨き」をご紹介します。
お車は2011年式のメルセデスベンツE350になります。
ボディの状態は非常に良いのですが、窓枠のアルミモールには腐食染みが付着しており、お客様より施工依頼がございました。
遠くから見ると、モール自体が汚れているようには全く見えないのですが…
近くに寄ると、白いまだら模様のような染みがビッシリ ((+_+))
このような状態は、洗車はおろか研磨剤を付けてゴシゴシしても、ほとんど落とすことができません。
ということでポリッシャー(電動磨きツール)の登場となります。
まずはモール以外にキズが付かないように、モールのまわりをマスキングで覆ってから作業開始です。
ロングウールのバフと極細コンパウンドを使用してのポリッシャー磨きですが、
軽くポリッシャーを当てただけでは腐食を取ることはできないので、ある程度チカラを入れつつ表面に熱を入れないよう磨いていきます。
この作業がけっこう手間かかるんですよねー(*_*)
ひとつひとつの腐食部分を丁寧に磨き、染みを取り除きます。
下側のモールは磨き施工済で、上側のモールと比べてみると明らかにまだら模様だった腐食痕が取れているのがわかります。
全ての磨きが終わったところで最後の仕上げは、耐候・耐熱性に優れたダイヤモンドメイクの上質ガラスコーティングを施し作業終了です。
酸性の強い雨からモールの腐食を防ぐだけでなく、ガラスのような艶で見た目もピカピカです!。
完成!
モール磨き作業はおよそ4~5時間。すっかり腐食染みが消え、新品のような輝きを取り戻しました!
Before
After
水アカがこびりついたときのような白いまだら模様から、このようにスッキリさわやかなモールへと大変身!
染み自体が強力なだけに、全て取れたときの爽快感をお客様にも味わっていただきたいです(^^♪
ライトの黄ばみと同様に、モールの腐食染みは見た目のイメージが変わるものです。
輸入車のモール磨きは、ボディコーティングとセットでおこなうと効果的ですヨ!
担当:増渕
【今日のどうでもいい豆知識】
・スーパーマリオの「クリボー」は、栗ではなくしいたけだった |
トップランク・オートテクニカルベース
〒278-0005
千葉県野田市宮崎293-1
TEL:04-7128-7801 FAX:04-7128-7802
営業時間:AM10:00~PM7:00(月曜定休日)
店舗情報:アクセス